週トレ短期売買(6月21日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

6/21(金)日経平均株価は▼204円の21258円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇して続伸。中でも対象銘柄の多いS&P500が市場最高値を更新するなど幅広い銘柄が買われている事は投資家心理の強気の表れ。FRBへの早期利下げ期待と米中首脳会談での通商協議進展期待が引き続き投資家心理の改善に繋がっている感じ。FRBの利下げに対しても、7月のFOMCで利下げが実施されるとの見方が強まっており、加えて利下げの幅も0,25%ではなく一気に0,5%の利下げを期待するムードが強まっています。しかし米国市場の状況はやや期待が先行し過ぎの感も有り、敢えて言うなら政策催促相場の様な状況です。ざっくりと言えばFRBに対して市場は0,5%の利下げを要求していると言う状況で、早期、大幅な利下げを織り込んでいる感じの足元の米国市場は正直なところ若干期待し過ぎと言う感じがします。月末の米中首脳会談に対しても同じです、通商協議合意を期待し過ぎている感じで、期待が行き過ぎれば失望も大きくなりますのでやや心配です。しかしながら、月末の米中首脳会談に向けては一旦期待が強まると言う展開は想定内の事、まずは期待を織り込む、そして結果を見極めた後は結果次第で動く。そうなるのが株式市場の習性でも有り、月末に向けては上昇基調が続きそうな米国市場です。

しかし日本市場はなかなかそうは行かず、米利下げ期待がある間は円高圧力が続きますので、日本市場にとっては米国株高の追い風と、円高進行の逆風が綱引きする展開になりますので日経平均に関しては米国株のようには上がりません。但し日経平均は円高で上値は重くとも、市場全体的には買い意欲が高まりますので、中小型株など円高の悪影響が無い銘柄に関しては上昇し易い状況です。全体よりも個を重視、中小型株に関しては月末までは上昇が期待出来る相場環境になると思います。月末の米中首脳会談を通過した後はこれまでにも繰り返し述べていますが米中首脳会談の結果次第です。通商協議がどうなるのか?合意出来るのか?出来ないのか?全てはそこに掛かって来ます。現時点の投資判断としては月末までは上昇が期待出来る投資環境ですので特に問題は有りません。引き続き保有銘柄の上昇を待ちながら買い出動のチャンスが有れば随時買い出動を考えて行きたいと思います。但し7月以降に関しては米中首脳会談の結果を確認してから再度対応を考える必要が有ります。今は月末までの期間限定の投資を考え、7月以降は米中首脳会談の結果次第で対応も決まる、その様な状況を理解した上で暫くは対応して行く投資環境になります。

 

 

【当面の相場展望】

米中首脳会談の開催が決まり、停止していた米中通商協議が再開、まずは一安心となりますが、本丸は通商協議で合意が出来るかどうか?この点に関してはまだ不透明感は残ります。それでも月末に向けて一旦期待先行の展開が期待出来ます、しかし期待出来る日経平均の上値は円相場次第、主力銘柄の買戻しが一巡すれば再度中小型株が物色の中心になると思います。

 

 

【週明けの見通し】

月末に向けて米国市場は期待先行の展開になりそうですが、日本市場は来週も円相場睨みの展開になると思います。物色動向としては全体よりも個を重視、その様な感じです。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国株は上昇したものの、本日の日経平均は107円付近への円高進行が嫌気されて反落。寄り付き直後こそプラス圏で推移する場面も有りましたが、次第に円高が進むと先物主導で売りが強まり日経平均も下げ幅を拡大。しかし主力銘柄には下げる銘柄が多いものの、全面安と言う状況でも無く、中小型株には上昇する銘柄も目立つなど個々の銘柄の値動きはまちまち。国内主要企業では今期の想定為替レートを1ドル110円付近に設定している企業が多く、現在の107円付近では多くの企業が業績の下方修正に追い込まれます。しかし一方では円高がプラスになる企業も有れば、円高もさほど業績に影響を与えないと言う企業も有ります。円高が進んでも、それが業績に与える影響も個々の銘柄によって違いますので、内需系の中小型株に関しては過度に警戒する必要はないと思います。

日経平均が円高を嫌気して下落する局面では、中小型株に対する買い意欲も落ち込みますが、それも買い見送りと言う部類のもので売られる訳でも有りません。中小型株の値動きも、日経平均が下がるよりは上昇している時の方が良いと言う事は間違いないものの、金利低下局面においては潜在的な買い意欲は旺盛。極論すれば買いが入り易いのは主力銘柄よりも中小型株です、引き続き難しい対応が求められる投資環境ですが、全体よりも個を重視、その様な対応が最善との考えに変わりは有りません。今日はトランプ大統領が米国の無人偵察機をイランが撃墜した事から、イランへの限定的なミサイル攻撃を一時許可したと言う報道が有りました。結局その後攻撃許可は取り消されたようですが、イラン情勢の緊迫化への警戒も強まっています。今日の円高進行、株安の中にはイラン情勢の緊迫化を嫌気したリスク回避の動きも有ったかも知れません。更に言えば、直近米中首脳会談開催、FRBの利下げ示唆で上昇して来た日経平均ですので、今日は週末と言う事もあって一旦目先の利食いを急ぐ動きも有った感じがします。しかしテクニカル的に見れば今日は日経平均も下がりましたが、5日移動平均線は上回って終っており、テクニカル的見方では今日の株価下落も適度な調整安です。月末の大阪G20首脳会議で、米中首脳会談を控えており、通商協議合意の可能性が残る間は強弱感が対立し易い状況が続きますので、一方的に売られるような展開にはなりません。逆に通商協議決裂の可能性も有りますので、一方的に買いが強まる展開も期待出来ません。本質的には米中首脳会談の結果を見極めるまでは膠着感が強まり易くなるものですが、そこは株式市場の習性も有り、思惑的な売買によって上下に振れると言う事になります。来週は一段と米中首脳会談への思惑が強まると思います、米中合意の可能性を示唆するような報道が有れば上昇。逆に交渉決裂を示唆するような報道が有れば株価も下落、米中情勢に関する日々出て来る材料によって株価も上下に振れる、加えてイラン情勢も株価を左右するかもしれません。引き続き難しい対応が求められる投資環境ですが、それでも個を重視した投資であれば特段神経質になる必要はないと思います。

 

 

 

 

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