週トレ短期売買(6月19日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

6/19(水)日経平均株価は△361円の21333円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇。トランプ大統領が中国の習近平国家主席と電話会談を行い、大阪G20において首脳会談を行う事が決まったとツイッターで表明。米中両国の担当チームが事前協議を開始すると言う発表も有り昨夜の米株式市場も好感、買いが強まり株式市場も大きく上昇。更に欧州でもドラギECB総裁が講演の中で、追加緩和が必要になるだろうと追加緩和を示唆し、今夜発表される米FOMC後の声明でも次回会合での利下げが示唆されるのではとの期待を高めました。株式市場が懸念していた米中情勢も、米中首脳会談が開催される事になりまずは事態改善への一歩が踏み出されました。当然株式市場も先行き不透明感の1つが払拭された事を好感、まずは買戻しが強まると言う展開になっていますが、次は貿易協議で合意が出来るかどうか?合意出来ればベストな結果ですが、合意出来なくとも、協議継続の姿勢が示されるなら株式市場も好感するのではないかと思います。最悪の結果としては、首脳会談は行うものの、貿易協議は決裂し、米国が中国製品全てに関税を課すと言う結果になる事です。全中国製品への関税を避けたい為に中国も米中首脳会談を受け入れたはずですので、その様な展開だけはなんとしても避けたいと言うのが中国の本音だと思います。米中首脳会談を行う以上は、貿易協議においても全てではなくともある程度の部分合意は十分に有り得ます。合意出来る分野は先に合意し、引き続き協議を続ける分野は時間をかけて順次解決して行く、そう言う意味では大阪G20での米中首脳会談でどの程度の成果が出せるかは、トランプ政権がどの程度妥協するかにかかっていると言う感じもします。強固に全要求を呑めと言う事では交渉もまとまりませんが、まずは合意出来る所は合意して、それ以外は引き続き協議を継続すると言う譲歩を米国が出来れば、表向きには理想的に近い米中首脳会談の結果になると思います。しかしこれまでにも何度も期待を高め、そして失望すると言う展開を繰り返して来た米中情勢です。今回もその様な結果にならないと言う保証は有りません、月末の米中首脳会談の最終的な結果を確認するまでは引き続き楽観に傾き過ぎずと言うスタンスで対応する方が良いと思います。投資スタンスとしてはこれまで同様に保有銘柄の上昇を待ちつつ、チャンスが有れば銘柄重視の発想で随時買い出動を考えると言う事で良いと思います。しかしながら買いを急ぐ必要は無く、個々の銘柄の動向を見極めながら安値買い狙いに徹し、安値を拾い先々の上昇を待つ、と言う少し先を見据えた発想が最善です。今日は日経平均主導の上昇と言う感じで、中小型株の反応は今一ですが、日経平均の上昇が一巡した後に中小型株も順次上昇しますので特に気にする必要は無いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米中首脳会談の開催が決まり、停止していた米中通商協議が再開、まずは一安心となりますが、本丸は通商協議で合意が出来るかどうか?この点に関してはまだ不透明感は残ります。それでも月末に向けて一旦期待先行の展開が期待出来ます、しかし期待出来る日経平均の上値は円相場次第、主力銘柄の買戻しが一巡すれば再度中小型株が物色の中心になると思います。

 

 

【明日の見通し】

今夜の米FOMCの結果を受けて米国株が上下どちらに振れるのか?利下げへの期待がかなり高まっている株式市場ですので、FRBの決定が想定内なら一旦材料出尽くしと言う展開も有り得ます。明日の日経平均の動向も今夜米国株次第。

 

 

【投資アドバイス】

月末の大阪G20首脳会議において、米中首脳会談が行われる事が決まり昨夜の米国株が大きく上昇、本日の日本市場も米国株高に連動する格好で日経平均は大きく上昇。ECBのドラギ総裁が金融緩和を示唆し、今夜は米国でもFOMCの結果が明らかになります。大方の予想としては、FRBも次回会合での利下げを示唆するのでは?との見方が強く、米中首脳会談開催と米欧金融緩和期待で株式市場のムードも一変。しかしながら冷静に考えた場合、米中首脳会談は開催されても米中通商協議が合意に達するかどうかは何とも言えません。これまでも期待が高まり、その後失望に転じると言う展開が繰り返されて来ましたので、今回も最終的な結果を見極めるまでは安心は出来ません。今夜発表される米FOMCの結果に関しても、既に株式市場では、FRBの利下げをかなり織り込んでいますので、仮にパウエルFRB議長の会見で、利下げに対して慎重なイメージがもたれると失望売りが強まりかねません。パウエル議長の会見内容次第では、行き過ぎた株式市場の期待が失望に変わると言う可能性もゼロとは言えません。簡潔に言えば利下げへの期待がかなり高まっている状況ですので、市場が想定する程度の金融緩和であれば株式市場の反応は一旦材料出尽くし。株式市場の期待を下回るなら失望売りで大きく下落、期待を上回れば一段高ですが、今の市場の期待を上回るような発言は余り期待出来ません。本日の日本市場も日経平均は大きく上昇しましたが、ざっくりと言えば買戻しが中心で、これまでに売り込まれて来た銘柄が買われて日経平均も大きく上昇したと言う一面が有ります。米中通商協議が合意出来るかどうかは解らないと言う状況では、前向きな買いが入ると言う展開は期待出来ません。現状としては、米中首脳会談の開催が決まり、状況次第では通商協議合意の可能性が浮上、売り込んだ銘柄に関しては一旦買戻しを進めたい、しかし先を見据えるような買いはまだ出来ない、その様な感じになります。しかしながら世界の主要国の金融政策は緩和的方向に舵を切っており、米中首脳会談の開催も決定、月末のG20首脳会議に向けては買い戻しの流れが続く可能性が大、保有銘柄に関しては一段の上昇を期待して保有継続で問題は有りません。新規の買い出動に関しては、これまで同様に銘柄重視で対応して行けば良いと思いますが、米中通商協議の合意はやはり難しいと思われますので、銘柄を絞り込み、安値買い狙いに徹する、その様な対応を続ける方が良いと思います。

当面は新規の買い出動よりも保有銘柄の上昇を期待して日々の値動きを見守る、その中でチャンスが有れば随時買い出動も考える、その様なスタンスで良いと思います。

 

 

 

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