リアルタイムサービス(6月17日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は19円高の21136円で前場を終了。先週末の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に小幅に下落。中国の経済指標が悪かった事から売り先行で始まったものの、米国で発表された経済指標が良かった事で下げ幅を縮めて終ると言う展開に。

中国では5月の工業生産高や1~5月の固定資産投資が軒並み市場予想を下回り、米中貿易摩擦激化の悪影響がじわりと広がっているとの見方から株式市場では売り材料に。

特に中国関連銘柄の色が強い銘柄や半導体株が軒並み売られ指数の押し下げ要因になりました。

一方、米国で発表された経済指標は総じて良好、5月の小売り売上高は市場予想を小幅に下回ったものの4月分が上方修正され、5月の鉱工業生産指数や6月の消費者態度指数は市場予想を上回る結果に。

複数の金融機関が4~6月期の米実質GDPを上方修正した事も米景気の先行きへの安心感を高めました。

米国市場の現状をざっくりと言えば、米中貿易摩擦激化への警戒は有るものの、足元の米景気は堅調、加えて月末の米中首脳会談開催への期待も有り、上値は重いものの下値も底堅い、強弱感が対立している、その様な状況です。

今週は明日から米FOMCが始まりますので、一段と緩和的な金融政策見通しを発表すると言う期待も有ると言う感じです。

先週末の米国株が小幅に下落した事で本日の日本市場も売り先行のスタートで日経平均は小幅安の始まり。

しかし売り一巡後は押し目買いで下げ幅を縮小、プラス圏に浮上して前場を終えるなど底堅い展開。

円高が一服して若干円安気味の展開が続いている円相場や時期的に配当金の再投資が期待出来る需給環境、加えて米利下げ期待など、日本市場も上値は重くとも底堅い展開が期待出来る背景もあります。

当面の最大の注目点は、月末の大阪G20において米中首脳会談が有るかどうか?有れば買い材料に、無ければ売り材料になりますが、米中首脳会談の有無に関してはギリギリまで明らかにはならないと言う感じですので、それまでは日経平均は膠着、物色の中心は中小型の材料株と言う展開になりそうです。

主力銘柄は手がけ難いものの、日経平均が上がらずとも下がらずと言う展開は中小型材料株への資金流入を誘います。

当然日々の上げ下げは有りますが、基本的には全体よりも個を重視、引き続きその様な対応が最善と言う投資環境が続きます。

しかしながら積極的に投資を考えるような環境ではなく、全体的な相場状況や個々の銘柄の値動きなど、買いのタイミングをじっくりと見極めながら対応して行かなければなりません。

全体よりも個を重視、しかし買いは急がず安値買い狙い、その様な対応が今の日本市場においては最善の対応だと思います。

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