リアルタイムサービス(6月11日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は73円高の21208円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇して続伸。引き続き早期利下げ観測が追い風となり、メキシコへの追加関税発動回避も好感されると言う展開。

しかし米国市場も直近上昇基調が続きNYダウは昨夜の上昇で6日続伸、NYダウ、ナスダック指数共に昨夜は上げ幅を縮めて終るなどローソク足を見ると上ひげを付ける形で上昇一服の暗示も出ています。

今月末に大阪で開催されるG20首脳会議において、米中首脳会談が実現するかどうかが注目されますが、仮に実現しなければ米国は中国製品3000億ドル相当に25%の関税を発動すると表明しており、中国の対応が注目されます。

中国としてはまだ米中首脳会談を行うかどうかは態度を明らかにしておらず、高度な技術の輸出規制やレアアースの禁輸措置などを検討しており、米中情勢の行方に関しては予断を許さない状況が続いています。

はっきりと言って、米中首脳会談を行う条件は合意する事、合意ありきの首脳会談しか中国としては受け入れない、その様な感じです。

中国が譲歩するのか?又は米国が譲歩するのか?米中情勢がどうなるかによって株式市場の動向も左右されますので引き続き注視して行きたいと思います。

米利下げ観測が高まっていますが、金融市場では既に年内2~3回利下げすると言う予想で米市場金利は低下しています。

米国株の上昇もこれを前提にしての上昇であり、仮に年内利下げ回数の見通しが1回へと変化すれば理屈の上ではその分だけ株価も下落すると言う事になります。

一部では年内の利下げは1回が妥当との見方も有り、今はややFRBへの期待が先行していると言う状況。

ある意味ではFRBに対して利下げを催促していると言う状況ですが、しかしながら利下げに踏み切るには米経済の一段の悪化が不可欠。

経済の悪化なくして利下げをする理由は無く、FRBへの世界の信用と言う意味でも理屈の通らない利下げにはFRBも安易には動けないと思います。

ざっくりと言って現在の株式市場の米利下げ期待は若干行き過ぎです、その点に関してはいずれ修正される動きが出て来ると思います。

加えて現在の円高基調の展開も先に述べた理由から考えるといずれ行き過ぎ修正の動きで円安に振れる時期が来ると思います。

そう言う意味では過度な円高進行を警戒する必要は無いと思いますが、米中情勢や英国のEU離脱の行方、イラン情勢や国内参議院選挙など、注意を要する要因は依然目白押しです。

直近上昇基調が続いている株式市場ですが、決して強気に傾き過ぎる事無く引き続き慎重な対応が必要です。

しかし弱気になる必要も有りません、大局的に見ればもう暫くはボックス相場的な値動きが続くと考えて対応して行く方が賢明です。

そして投資スタンスは銘柄重視の個別対応、割安に放置されている好業績銘柄を厳選して、時期を見極めながら順次買いを考えて行きたいと思います。

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