リアルタイムサービス(6月10日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は226円高の21111円で前場を終了。先週末の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇。注目された米5月雇用統計が市場予想を大きく下回る結果となり、FRBが早期に利下げを実施するとの見方が強まり株式市場も上昇。

簡潔に言えば、雇用統計が悪化した事で米景気の先行きへの懸念が台頭、FRBが利下げに動いて景気を下支えすると言う政策期待を背景に米株式市場も買いが強まる展開に。

加えてメキシコとの不法移民を巡る協議でも合意に達し、追加関税の発動が回避された事も株式市場への追い風です。

本日の日本市場も、米国株高を好感して買い先行で始まり日経平均は寄り付き直後には21150円まで上げ幅を拡大。

しかし買い一巡後は戻り売りに押される展開で上げ幅を縮小、今ひとつ強気になれない一因としては、米利下げ期待の高まりは円高に繋がると言う背景が有ります。

米利下げ期待と言う追い風と円高懸念と言う逆風、暫くは好悪材料が綱引きし合うような展開が続きそうな日本市場です。

テクニカル的に見た場合は、日経平均の25日移動平均線は21140円付近に位置しており、今日はざっくりと言えば25日移動平均線を巡る攻防と言う展開です。

25日移動平均線を超えて来るともう一段の上昇も見えて来ますが、25日移動平均線をなかなか超えられないと次第に上値の重さが嫌気されて、リバウンド一巡感が強まりかねません。

株式市場に影響を与えるその他の要因としては、引き続き米中情勢からも目が離せません。加えて次期首相が誰になるのか?英国情勢にも注意が必要です。

今週は安倍首相がイランを訪問しますが、米国とイランとの関係改善に寄与する事が出来るのか?

今月末に迫るG20首脳会議において、米中首脳会談は実現するのか?まだ現時点では不透明な要因は多々有る状況です。

日経平均など株式市場全体に対して言える事は、悲観する必要は有りませんがまだ楽観も出来ず、その様な状況です。

しかし個々の銘柄を重視して考えるなら、海外情勢や円高懸念などの悪影響を受けない銘柄に関してはさほど神経質になる必要は無いと考えています。

大型株、主力銘柄に関しては米中情勢が好転するまでは上値は重く、一時的に上昇する場面は有っても大局的には上げ下げを繰り返すような値動きになる可能性が大。

しかし、小型の材料株や米中貿易戦争の悪影響をさほど受けないような銘柄に関しては主力銘柄が手掛け難いだけに、消去法的に物色が向かうと言う展開は大いに期待出来ます。

先週の後半から小型株を物色する動きに広がりも出ており、日経平均が大きく下げるような展開にならない限り、小型材料株への物色は続きそうな感じがします。

当面は全体よりも個々の銘柄重視、その様な発想で対応して行く投資環境になると思います。

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