出世株発掘ドリーム・レポート(2019年6月5日推奨 )

船イラスト

日経平均株価6/5終値20776

日経平均0605

 

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

トランプ大統領が訪日日程を終えた後に、メキシコからの全輸入品に5%の追加関税を課すと表明、メキシコからの不法移民対策が不十分との考えから6月10日から追加関税を課すとしており、今後のメキシコの対応が注目されます。仮にメキシコが何らかの対応策を打ち出せば、追加関税発動は一時延期される可能性が高いと思いますが、何も対応を示さなければ追加関税が発動される事になると思います。米国の最大の輸入先は中国ですが、2番目がメキシコで、自動車のGMやフォードを始め、多くの米国企業がメキシコに工場進出しており、中国のみならずメキシコまでが追加関税の対象になるとさすがに米国経済への悪影響も無視は出来なくなります。

 

新たな懸念材料の浮上を受けて為替市場ではリスク回避の動きから円高が進んでおり、一時は107円台まで円高が進行。株式市場もリスク回避の動きが強まり日経平均は6/4には一時20289円まで下げ幅を拡大。今日は一旦反発に転じていますが、反発のキッカケは昨夜パウエルFRB議長が、貿易摩擦の激化に懸念を示し、「景気拡大を持続させる為に適切に行動する」と発言した事が利下げ期待を高めて株式市場も好感すると言う展開に。更に中国商務省が、米中貿易摩擦は対話によって解決すべきと声明を出し、紆余曲折は有っても対話路線に変更は無いとの見方から過度な警戒が後退。メキシコへの追加関税問題も、メキシコ財務相がワシントンに入り、米政府幹部や共和党議員に対して追加関税を阻止すべく活動しているとの報道もプラス材料に。 株価支援材料が相次いで昨夜の米国株が大きく上昇、本日の日経平均も急反発の展開になっていますが、これらの好材料とされた事もあくまでも株式市場の都合の良い解釈、確定した事実は1つも有りません。前日まで悲観ムードが強まり株価も売り込まれていましたので、好材料と取れる材料が出て来れば、それがキッカケとなり株価も反発に転じやすかっただけの事。ざっくりと言えば直前の株価下落の反動から今日は少し大きく反発したと言うだけの展開です。中国情勢にメキシコ情勢、イラン情勢に英国情勢など、株式市場を取り巻く環境は不透明要因が目白押し。決して楽観が出来るような状況では無いものの、しかしながらこれまでの株価下落で悪材料も順次株価への織り込みは進んでいます。テクニカル的に見た場合には、当面は日経平均2万円を巡る攻防になりそうですが、1/4日足チャート上のマド埋めが19692円になりますので、2万円~19700円のゾーンが当面意識される下値目目処と言う感じです。

 

本日の株式市場が急反発となった要因を冷静に振り返ると以下のような判断になります。FRBに対する利下げ期待も株式市場の期待先行の解釈、現状の米経済指標を見る限り米景気に悪化の兆しは乏しく、昨夜のパウエル議長発言も下落基調が続く米株式市場に対する口先介入の域を出るものでは無いと思います。更に言えば、米国で利下げ期待が高まれば為替市場では円高圧力が強まります、日本にとっては米国の利下げ期待の高まりは円高懸念も高まる事になりますので大局的に見れば良し悪し判断が分かれます。 中国商務省の「貿易摩擦は対話によって解決すべき」との発言もこれまでのスタンスと変わりは無く、中国側の譲歩を示唆するような発言では有りません。メキシコの財務相が追加関税を阻止する為にワシントンで活動している事もメキシコとしては当然の事をしているだけで、活動をすれば阻止出来ると言う物でも有りません。これらは全てこの先どうなるかわからない要因です、株式市場は都合良く解釈して買い材料視していますが、株式市場の状況としては日々出て来る材料に一喜一憂していると言う状況に大きな変化は有りません。 今日の日経平均急反発も一時的なリバウンドと考えて、引き続き慎重なスタンスが必要と言う相場状況に変わりは有りません。今日の上昇で楽観せず、引き続き日々出て来る材料次第で上下に振れると言う展開を想定しながら対応する方が良いと思います。しかしながら悲観が強まり投げ売りが出るような相場状況では、やはり先を見据えて安値買いを考えるのが最善です、米中共に自国経済が悪化する事は望んではいません、最終的には米中貿易摩擦も何処かの段階で歩み寄ると言う事になると思います。又、米中貿易摩擦に関係なく、市場拡大が期待出来る分野も有ります、「銘柄重視で安値を仕込み先々の吹き上げを待つ」このような発想で対応する限り、軟調な相場展開も気にする事は有りません。

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

1 通信 9424 日本通信 6/5 終値157

 

買いゾーン①時価②140円台③130円台 

利食い目処300円前後 損切り100円割れ

 

同社は仮想移動体通信事業者の先駆けで、ソフトバンクとの相互接続を2017年に開始。クレジット決済システムを手掛け、フィンテック事業にも積極的、スマホで本人確認をして、金融取引をするフィンテック実証実験では金融庁が同社のセキュリティーに高評価を与えています。5/17には米国連邦通信委員会から米5G(CBRS)の商用基地局に関する認可を取得、米国ではファーウェイ排除の動きも有り、同社株への注目も急速に高まっています。日本でも道路信号に5G基地局を設置すると言う方針が発表され、環境整備が急速に進む期待が高まっています。直近急騰している同社株ですが、大局的に見ればまだ上昇初動の局面です。この先上下に多少大きく振れる場面も有ると思いますが、調整安局面においては数回に分けて押し目買いを実行し、一段の上昇を期待したいと思います。

9424 日本通信 月足チャート

日本通信月足MS

 

 

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し
  • 何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

 

※次回の提供日は6/14(金)です。

 

 

 

 

 

 

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