週トレ短期売買(6月3日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

6/3(月)日経平均株価は▼190円の20410円で終了。先週末の米国市場は、トランプ政権がメキシコからの全輸入品に5%の追加関税を課すと言う報道を受けてNYダウ、ナスダック指数共に大きく下落。メキシコからの不法移民対策が不十分との考えから6月10日から追加関税を課すとしており、今後のメキシコの対応が注目されます。仮にメキシコが何らかの対応策を打ち出せば、追加関税発動は一時延期される可能性が高いと思いますが、何も対応を示さなければ追加関税が発動される事になると思います。米国の最大の輸入先は中国ですが、2番目がメキシコで、自動車のGMやフォードを始め、多くの米国企業が工場進出しており、中国のみならずメキシコまでが追加関税の対象になるとさすがに米国経済への悪影響も無視は出来なくなります。新たな懸念材料の浮上を受けて為替市場ではリスク回避の動きから円高が進んでおり、本日の日本時間では円相場は108円に接近。株式市場もリスク回避の動きが強まり日経平均は寄り付き直後に20305円まで下げ幅を拡大。

しかし寄り付きの売りが一巡した後は押し目買いで下げ幅を縮めるなど過度に悲観が強まると言う展開では無いものの、当面は状況の推移を見守ると言うムードが強まり易く、弱含みの展開の中で反発に転じるキッカケを待つと言う展開になりそうです。中国情勢にメキシコ情勢、イラン情勢に英国情勢など、株式市場を取り巻く環境は不透明要因が目白押し。決して楽観が出来るような状況では無いものの、しかしながらこれまでの株価下落で悪材料も順次株価への織り込みは進んでいます。テクニカル的に見た場合には、当面は日経平均2万円を巡る攻防になりそうですが、投資スタンスとしては、ざっくりと言えば日経平均が2万円を切ればリバウンド狙いで突っ込み買いを考える局面になると思います。

株式市場の現状としてはトランプ発言と日々出て来る材料次第で上下に振れ易いと言う状況です。極端に言えば明日上下どちらに振れるかも明日にならなければわからないと言う状況ですが、その様な状況においてもテクニカル的に見て、売られ過ぎゾーンまで下げればさすがに一時的には買戻しが強まり株価も反発するものです。今日の騰落レシオは70%に近づいており、明日以降仮に株価下落が続くようなら騰落レシオも60%台へと低下すると思います。騰落レシオの60%台までの低下は明らかに売られ過ぎゾーンと言えますので、先に述べたように日経平均が2万円を下回り、更に下振れするような動きが有った時には株式市場のムードは総悲観だと思います。しかしながらその様な場面は突っ込み買いの好機です、明日以降2万円を下回って来ればその時は勇気を出して安値買いに動く局面になると思います。買い出動の準備をしながら明日以降の値動きに注目したいと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米中貿易摩擦の激化に加えてメキシコへの追加関税が浮上、米国とイランとの対立も激化しており、英国のEU離脱を巡る動向も再び混迷しています。先行き不透明感が一段と強まっている世界情勢です、テクニカル面からも現状は下降トレンドが継続中の日本市場、流れ的には2万円付近を目指す途上に有ると言う感じです。

 

 

【明日の見通し】

明日の日本市場も基本的には今夜の米国株次第、加えて円相場、トランプ発言、中国の動向など、引き続き幾つかの要因が絡み合う複雑な相場環境に変わりは有りません。

 

 

【投資アドバイス】

米中貿易摩擦の激化に加えて米国はメキシコに対しても追加関税の発動を表明。世界経済への悪影響が懸念され先週末の米国株が大きく下落、円相場も108円付近まで円高が進み、本日の日経平均も売りが先行する展開で4日続落。月初めの最初の営業日が1日ではなく、2日、3日など、2日シンポは荒れると言う相場格言が有りますが、6月は3日が月始めの営業日。今月は海外情勢を考えても若干荒れ気味の値動きになるかもしれません。しかしながらメキシコへの追加関税も今後の米国とメキシコとの不法移民に対する協議次第です。

今日から6日にかけて米国とメキシコとの協議が行われるようですので、協議次第ではメキシコへの追加関税の発動は見送りとなる可能性もかなり有ると思います。米国の通商政策のカギを握るライトハイザーUSTR代表はメキシコへの追加関税には反対の姿勢を示したとも伝わっています。メキシコからの輸入品には工場進出している米国企業の製品も多く、ある意味では自らの首を絞めるような一面も有ります。しかし一方では中国製品がメキシコを経由して迂回輸出しているとの報道も有り、状況はかなり複雑です。表向きは不法移民対策と言いながらも本音は中国製品の徹底した排除、その様な一面も有ります。

連日悪材料しか出て来ないような相場環境が続きますが、それでも出て来た悪材料に関してはその都度株価が下落する事で順次悪材料も織り込み済みです。これまでは米中情勢を主に織り込み、先週末と今日の下げではメキシコへの追加関税と言う新たな悪材料を織り込みました。悪材料も株価が下落する事で折り込みが進めばある程度は売り圧力も後退するものです。さらなる悪材料が今後出て来ればその分は新たに織り込む為の下げが必要となりますが、それでも悲観が行き過ぎれば一旦反発に転じる動きが出て来るのも株式市場の習性です。大きな流れで見れば、昨年の12月末に日経平均は一時18948円の安値を付けていますが、今はその安値に対する2番底を模索していると言う局面です。週足チャート、日足チャート共に19692円がマド埋めになりますので、テクニカル的な見方では当面の下値目処は19700円前後と言う見方になります。心理的な面や6月のSQにむけて意識される当面の下値目処はまずは日経平均の2万円、仮に2万円を下回った時にはマド埋めの19692円が意識される、その様な感じになります。しかし明日以降もう一段下振れするのか?一旦反発に転じるのか?日々上下どちらに振れるかはトランプ発言と日々出て来る材料次第です。もう暫くは基本は様子見スタンスとして、仮に日経平均2万円以下への下落が有れば安値買いを考える、それ以外は無用に動かず、様子見対応を続けると言うスタンスが良いと思います。テクニカル的には売られ過ぎゾーンに近づいていますので対応としては安値買い狙いとなりますが、もう一段大きな下振れの可能性が残りますので現時点では買いは急がず、準備だけはしながらもう一段の下げを待つと言う対応が良いと思います。

 

 

 

 

 

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