週トレ短期売買(5月29日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

5/29(水)日経平均株価は▼256円の21003円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落。3連休明けとなった昨夜の米国市場は、朝方は上昇して始まりましたが、トランプ発言を受けて米中貿易摩擦の長期化懸念が強まり下げに転じると言う展開に。

トランプ大統領は、中国と取引するつもりは無い、対中関税に関しても大幅に上がるだろうと述べ、中国関連銘柄とされる銘柄に売りが強まり指数の下げを牽引。又、中国でも米国に対決姿勢を強める報道が増えており、共産党系のメディアを通じて反米キャンペーンが連日のように報道されています。昨夜の米国株の下落を受けて本日の日本市場も売りが先行する展開で日経平均は一時20884円まで下げ幅を拡大。しかし直近の日本市場では、日経平均が21000円を下回ると押し目買いが入り反発を見せると言う展開が続いており、今日もその様な展開は変らず、売り一巡後は下げ幅を縮めて21000円を回復。日々の上げ下げは有っても大局的に見ればボックス相場の中での値動きであり、日々出て来る材料次第で上下に振れる展開も有る程度は想定内の事です。トランプ大統領の発言に一喜一憂して株価が上下に振れると言う展開も想定内の事、そう言う意味では昨日までの続伸も今日の急反落もさほど気にする必要は有りません。引き続き米中情勢を睨みながら日々出て来る材料に一喜一憂すると言う展開がもう暫くは続く事になると思います。テクニカル面から日経平均の現状を見ると、直近の安値が5/14の20751円で直近の高値が5/20の21430円です。テクニカル的にはこの上下の価格が当面のボックス相場の上下限であり、ざっくりと言えば当面想定される価格変動レンジは20700円~21500となります。このゾーンの範囲内で動いている間は単に日々上下に振れているだけで意味の有る値動きでは有りません。今日の安値も20884円でこのゾーンの範囲内で収まっています。もう暫くは上げ下げを繰り返す展開が続くと思います、簡潔に言えばもう暫くは無理をして売買をする必要は無いと言う投資環境が続きます。先日も述べたように、今は無理に売買をしてもリスクに見合う利益は期待出来ず、無用に動かず、様子見対応が最善と言う投資環境です。日々の上げ下げを狙うようなデイトレードをするような投資家が今は株式市場の主役です、しかしその様な投資が出来るのはいつでも瞬時に売買を実行出来る環境に有る投資家だけです。プロ、又はセミプロだけが参加する投資環境と言えますが、プロ、又はセミプロと言われる投資家も好きで日々売買をしている訳では有りません。必要に迫られて売買をしているだけで、本音では様子見で休みたいと思っていてもそれが出来ない立場でも有ります。様子見が出来る投資家はそれ自体が強みでも有ります、今はその強みを最大限に生かすべき投資環境だと思います。但し大きな下振れが有ればその時は安値買いで動く、その為にも今は無理をしないで様子見を続ける事が重要です。

 

 

【当面の相場展望】

米中貿易協議に関しては6月末に予定されている米中首脳会談までは進展は期待出来ず、それまでは日々出て来る材料次第で株式市場も不安定に上下に振れると言う展開が続きそうです。当面想定される日経平均の価格変動レンジは20700円~21500円、このゾーン内での値動きが続く間はボックス相場継続、このゾーンを離脱した時は新たな局面が始まります。

 

 

【明日の見通し】

明日の日本市場も基本的には今夜の米国株次第、加えて円相場、トランプ発言、中国の動向など、引き続き幾つかの要因が絡み合う複雑な相場環境に変わりは有りません。

 

 

【投資アドバイス】

米中貿易摩擦の激化、対立長期化を警戒して本日の日経平均も一時20884円まで下げ幅を拡大。しかし売り一巡後は買戻しが強まり下げ幅を縮小、必要以上に下値を売り込む動きは無く、弱いなりに安心感は持てる展開ですが、上値を買う動きも期待出来ず、当面は日々出て来る材料に一喜一憂して上下に振れると言う展開が続きそうです。日経平均が21000円を下回ると買いが入り下げ幅を縮める、その様な展開が5月以降続いています。日銀のETF買いやGPIFなどの年金資金の買い、自社株買いなども有り、需給面から見れば安いところでは買いが入ると言う相場状況。更に3月期配当がこの先安値買いの待機資金として入って来ると言う期待も有ります。3月期配当の総額は約7兆円と見られており、この全てが株式市場に投じられる訳では有りませんが、それでも大きな資金で有る事に変わりは有りません。普通は配当金の再投資として株式市場に投じられる事になりますが、今年は米中貿易戦争と言う背景も有り、安値を見極めながら買いが入る事になると思います。

ざっくりとですが、企業の自社株買い、日銀のETF買い、GPIFなどの年金資金の買い、そして配当金の再投資を合計すれば10兆円を軽く上回る額になると思います。潜在的な安値買いの待機資金は豊富に有る日本市場です、しかしそれも安値待ちの待機資金であり、株価が大きく下がらないと言う保証にはなりません。しかしながら大きく下げれば買いが入り、株価反発のキッカケになる資金でも有り、大きく下げれば買い出動と言う理由もここに有ります。大きな下げが有れば当然買い出動を考えますが、今のように膠着したボックス相場では無用に動かず様子見が最善です。米中情勢に当面進展が期待出来ない状況ですので大きく昇するような展開は当面期待出来ません。逆に米中情勢が一段と悪化する可能性は大いに有り、今後の米中情勢次第では一時的に大きく下落すると言う展開は十分に有り得ると思います。今後中国が譲歩するのか?それとも報復措置を実行して対立を強めるのか?仮に中国が報復措置を取れば米国も残る全ての中国製品に関税を課すと言う事になります。そうなればまさに貿易面での全面戦争と言う状況となり、株式市場も大きく下落する展開は避けられません。しかしながら逆に歩み寄りを見せるような展開なれば株式市場は急反発に転じると思います。日米首脳会談において、トランプ大統領が「中国がなかなか言う事を聞かない」と愚痴をこぼしたとも言われていますが、トランプ大統領も有る意味では追い詰められており、急転直下米中合意が急浮上すると言う可能性もゼロとは言えません。それだけに難しい対応が求められる事になる訳ですが、今後の米中情勢次第で株式市場も上下どちらにも大きく振れる可能性が有ると言う状況では、今は無用に動かない方が賢明だと思います。もう暫くは状況の推移を見極め、じっくりと対応して行く事が結果的には利益に繋がる事になると思います。

 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2019年12月
« 11月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  
ページ上部へ戻る