出世株発掘ドリーム・レポート(2019年5月24日推奨 )

船イラスト

 

日経平均株価5/24終値21117

日経平均0524

 

 

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

5/20(月)に日本市場では注目されていた1-3月期GDPが発表され、結果は年率換算でプラス2,1%となりました。事前の予想ではマイナス成長も予想されていましたのでプラス成長は想定外と言う感じで発表後には日経平均も上げ幅を拡大。しかし買い一巡後はGDPの中身に対する懸念が意識され、次第に戻り売りに押されて上げ幅を縮小。ざっくりと言えば消費と設備投資はマイナス、輸入大幅減と在庫がプラスとなって成長率を押し上げた格好。仮に1-3月期GDPがマイナス成長になっていれば消費税引き上げが再延期になるとの思惑も浮上する所でしたが、プラス成長ではその様な思惑も浮上せず。 日本市場の現状をテクニカル面から見てみると、4/15から5/7の直近高値圏でのチャート形状がアイランドリバーサル(離れ小島)になっており、当面はこの水準が大きな上値抵抗帯として意識されます。又5/7と5/8にマドを開けて下げており、このマドの価格が21639円~21875円、このマドを埋めきるまではアイランドリバーサルが上値の重石として意識される展開が続きます。日経平均の先行きに関しては、今後も米中情勢がカギを握ると言う状況は変りませんが、それでも6月下旬のG20首脳会議で予定されている米中首脳会談までは米中情勢も一旦様子見と言うムードになりやすく株式市場への影響度も低下すると思います。それまではイラン情勢や英国のEU離脱情勢、米中を始めとする経済指標など、今後出て来る諸々の材料をその都度織り込むと言う展開になると思います。

 

米中貿易協議が決裂し、関税の引き上げを実施した米国ですが、関税の次は個別企業に制裁発動、米政府がファーウェイとの全ての取引を禁じる措置を発表。その後もファーウェイに続き、監視カメラ大手のハイクビジョンにも禁輸措置を検討、ドローン大手企業への規制も検討するなど、中国企業に対する排除の動きはますます拡大。米国のこのような動きを受けて、日本でも携帯キャリア3社がファーウェイ製品の発売延期を発表、パナソニックもファーウェイや関連企業との取引中止を決定するなど、徐々に影響が広がっています。米半導体大手各社やグーグル、英半導体設計大手のアームもファーウェイとの取引を停止。米国企業で無くても、米国製品を25%以上使用している製品は中国企業との取引が禁止され、ファーウェイと取引をすると米企業との取引禁止になりかねず、危険なものに近づかないと言う動きが今後徐々に広がりそうな状況です。今後中国からの報復の動きが警戒される状況ですが、既に中国内ではスマートフォンのファーウェイ製品への乗り換えに補助金が出るなど、米国企業を標的にした動きも出ています。ざっくりと言えばアップルのアイフォンからファーウェイへの乗換えを推奨していると言う事ですが、日本企業はスマートフォンの部材などを米中両社に販売していますので、米中がそれぞれ個別企業への制裁を強めると言う状況が続くと日本企業にも間接的に大きな悪影響を受けます。しかしその様な企業は日本企業の中の一部です。米中貿易摩擦の激化は警戒すべき要因では有りますが、全ての日本企業に悪影響がある訳でもなく、そう言う意味では銘柄重視の投資をしている限り過度に悲観的になる事は有りません。

 

国内政治でも衆参同時選挙を予想する見方が増えており、同時に10月に予定されている消費税の引き上げ延期、又は凍結と言う声も日増しに高まって来ています。今後の米中情勢によっても状況は左右されると思いますが、仮に米中情勢が6月下旬の首脳会談においても解決せず、長期化するような展開になれば、消費税の引き上げ延期、又は凍結も現実味を増して来るかもしれません。当然その場合は衆参同時選挙の可能性が浮上しますが、それは株式市場にとっては大きな買い手掛かり材料になると思います。消費税引き上げの中止は株式市場にとっては買い材料です、今後の米中情勢次第と言う一面が有りますので現時点ではまだ断定は出来ないものの、消費税引き上げの中止期待が有るだけでも株式市場の下支え要因にはなります。ざっくりと言えば米中対立が続けば続くほど消費税引き上げの中止期待も高まり、日経平均も上がらずとも下がり難いと言う状況になります。上値も限定的、下値も限定的、日経平均に動きが乏しくなって来れば、自ずと個別物色が中心になり、現在保有しているようなテーマ株や材料株にとっては物色が向かい易い状況になります。株式市場全体で見れば先行き不透明感が強い相場状況ですが、全体よりも個、と言う観点ではさほど弱気になる必要は無いと思います。

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

1 電気機器 6937 古河電池 5/24 終値626

 

買いゾーン①時価②580円前後③550円前後 

利食い目処1000円前後 損切り400円割れ

 

同社は自動車バッテリー用鉛蓄電池が主力で航空機、電車用、産業用も手掛けています。リチウムイオン電池も手掛けており、小惑星リュウグウ探査機「はやぶさ2」には同社製のリチウムイオン電池が搭載されています。電気自動車の普及拡大、ドローンの活用拡大、空飛ぶ自動車の開発など、電池を必要とする新技術の開発は旺盛です。同社業績も好調で2020年3月期業績見通しは増収増益、1株利益は73円で配当も2円増配されて13円配当、同社1株純資産は736円で現在の株価水準はPER1倍割れと割安感有り。株式市場を取り巻く環境が悪く、同社株価も軟調な展開が続いていますが、企業の実力や業績面、電池関連の材料性を考えれば大局的には安値買いを考える局面だと思います。テクニカル面でも2014年に1660円の高値が有り、その後2016年には一時557円まで下落、しかし2017年には1344円まで上昇、現在再び安値圏に有りますが、上げ下げのリズムから考えれば上昇の時期は近いと言う状況です。電池需要の拡大が確実視される状況を考えても、ここからの安値に対しては買い下がりスタンスで安値を仕込む局面だと思います。

6937 古河電池 月足チャート

古河電池月足MS

 

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し
  • 何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

 

※次回の提供日は6/5(水)です。

 

 

 

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