リアルタイムサービス(5月17日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は187円高の21250円で終了。昨夜の米国株が上昇し、米経済指標も良かった事から買い安心感が強まり本日の日経平均も買い先行で始まり前場には一時21398円まで上げ幅を拡大。

しかしお昼休みに、中国から米国との通商交渉打ち切りを匂わせるような報道が出た事から後場開始直後に先物に売りが強まり日経平均は急速に上げ幅を縮小。

しかし報道と中国政府の考えが同じとは限らず、売り一巡後は下げ止まり落ち着いた展開に。

しかし一旦懸念が浮上した後では、再度上昇に転じる動きは無く、後場は膠着した展開が続きほぼ横ばいの展開に。週末の中国の動向を見極めたいと言う感じで様子見ムードが強まりました。

米国政府がファーウェイとの取引禁止措置を決定した事で中国もかなり反発を強めており、今後の動向には要注目となります。

言葉での反発なら特に問題は無いものの、中国も中国内の米企業に対して何らかの制裁を発動するような展開も考えられ、その様な状況になると株式市場にも悪影響が出ます。

米国にはまだ3250億ドル相当の中国製品に対して25%の関税を課すと言う選択肢も残っており、中国にしてもファーウェイへの措置に対して安易に報復措置は取り難いと言う状況ですが、今は米中チキンレースのような状況ですので何が飛び出して来るか解りません。株式市場の状況としては一旦リバウンドの流れが発生し、もう一段の戻りは期待出来ますが、戻りも一巡した後は、その時の米中の状況次第ですが再度下げに転じると言う展開も十分に頭に入れて対応しなければなりません。

日経平均の現状としては今日の上昇で5日移動平均線を上回りましたので、テクニカル面では売り圧力も一旦後退します。

しかし下振れの圧力は一旦後退しても上昇に転じると言う事にはならず、来週以降の動向もやはり日々出て来る材料次第と言う状況は変わりません。

5日移動平均線を超えれば次は10日移動平均線、現在10日移動平均線は21400円付近に位置しており来週は10日移動平均線突破にチャレンジと言う事になります。

10日移動平均線を突破すれば次は25日移動平均線となり、現在25日移動平均線は21800円付近に位置しています。

米中情勢の先行きに不透明感が有る以上は上値を積極的に買って来る投資主体は有りませんので、当面の株価上昇の原動力も買戻しです。

買戻しが一巡した時が株式市場のリバウンドが終わる時です、早ければ来週のどこかでリバウンドも一巡すると思います。

その先は米中情勢や発表される経済指標、又は政策発動に関するニュースなど、日々出て来る材料次第になります。

日経平均はリバウンドが一巡し、その後上値が重くなったとしても、悪材料が出て再度大きく下げるような展開にならなければ売られ過ぎている個別銘柄などはもう暫くリバウンドが続くと思います。

保有銘柄にタイミング良く好材料が出てくれれば来週は吹き上げに繋がり易い相場環境になると思いますので、個々の銘柄の値動きを注視して対応したいと思います。

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