出世株発掘ドリーム・レポート(2019年5月15日推奨 )

船イラスト

日経平均株価5/15終値21188円

日経平均0515

 

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

米中貿易協議が合意に至らず、中国製品2000億ドル相当への関税が10%から25%に引き上げられる事になり、更に制裁関税第4弾となる3250億ドル相当の中国製品にも25%の関税をかける準備に入ると米国政府が表明。中国も報復措置として関税引き上げを決定し、米中共に一歩も譲る気配が有りません。しかしトランプ大統領が米中貿易協議の先行きに楽観的な見通しを示し、6月下旬に大阪で行われるG20首脳会議において米中首脳会談が行われ、貿易問題の決着を図るとの考えを表明するなど、関税引き上げ合戦となってはいますが、引き続き米中通商協議は継続される状況にわずかながらも希望は残ります。

 

5/13には大きく下落した米国市場でしたが、米中協議継続、6月下旬のG20首脳会議において米中首脳会談を検討しているとの発表を受けて翌日には米国株も反発。日本市場も売り優勢の展開が続いており、令和相場が始まってまだ上昇した日が無いと言う状況が続いていましたが本日やっと上昇。しかし米中情勢も一旦悪材料は出尽くしながら、次は6月下旬のG20首脳会議まで米中情勢を見守ると言う状況になりやすく、日経平均も一旦リバウンドに転じる局面は近いと言う状況ですが、当面は上値も限定的になりそうです。株式市場の今後の動向も米中情勢が大きなカギを握る事は間違いなく、米中貿易協議の現状としては、有る意味チキンレースのようなもので、どちらが先にギブアップするか?米中共に自国の経済に危険信号が灯るまで決着はつきそうに無いと言う感じもしますが、最終的にはやはり中国が譲歩する事になると思います。

 

米国にとっては関税で高くなった中国製品は買わずとも、他の国から買う事は可能です。中国から輸入している商品の大半は特別なものではなく、代替可能な製品です。又、中国から輸入している製品の半分近くは中国に進出した米国企業の製品ですが、これも時間は掛かりますが他国に工場を移転すれば済む話です。しかし中国にとっては、外国企業が国外に逃げ出せば大きな失業問題となり、同時に輸出が急減して貿易赤字が膨らみ、通貨暴落、外国資本の逃避と言うように負の連鎖が始まります。中国が世界第2位規模の経済大国とは言っても、その内実は外国企業が中国に進出している事による影響が大きく、純粋な中国企業だけで見れば今の経済規模は維持出来ません。中国の経済規模も、大半は進出している海外企業によるところが大きく、自立して経済を発展させると言う意味では中国と言えども米国には遠く及びません。もちろん50年先や100年先には解りませんが、この先中国は人口減少期を迎え、今の日本以上に急速な人口減少が予想されています。長期的な視野で対応するのが中国の強みとも言われますが、人口面や中国経済の内実を考えれば、長期的な視点と言えども外国企業を受け入れてこその中国経済の発展です。

 

国内に向けての面子も有り、すんなりとは米国に妥協は出来ない中国ですが、本音の部分では、面子を守りながら米国に妥協出来る状況を探っていると思います。現時点ではそれが6月下旬に開かれるG20首脳会議です、米国からの圧力ではなく、世界からの要請として妥協する、その可能性は高いと思います。そう言う意味でも先を見据えるなら過度に弱気になる事は無いと思います、まだ相場状況は不安定ですので一時的な反発は有っても再度大きく下落する場面は想定しておく方が良いと思いますが、簡潔に言えば、6月下旬の大阪でのG20首脳会議までが安値買いの局面になると思います。中長期投資で安値を仕込み、先々の吹き上げを待つと言う投資においては必要以上に織り込まれる状況は絶好の買いチャンスです。弱気になる必要は無く、狙う銘柄の安値仕込を狙い、じっくりと保有して先々の上昇を待つと言うスタンスで良いと思います。

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

1 化学 7971 東リ 5/15 終値253

 

買いゾーン①時価②230円台③210円台 

利食い目処360400円 損切り180円割れ

 

同社は内装材のトップメーカーで塩ビ床材、カーペット、カーテン、壁紙などインテリアを総合展開しています。5/8に決算を発表し、2019年3月期決算は減収減益となったものの4/17に既に下方修正しており株価には織り込み済み。同時に発表された2020年3月期見通しは増収増益に転じる見通しで1株利益は26円、3円増配の13円配当となっています。本日終値から見れば配当利回りは5%超、同社1株純資産は568円でPBRは0,45倍、テクニカル面でも2018年1月高値471円から下落基調が続き、業績面から考えれば大局的には底値圏。増益に転じる業績、3円増配で13円配当を考えればここからの安値に対しては買い下がりスタンスで対応し先々の見直し買いの動きを待つと言う対応も一考となります。下値不安は限定的、相場環境が好転すれば有る程度の上昇が期待出来る銘柄として安値買い狙いで対応したい銘柄となります。いまはまだ相場状況が不安定ですので安値を少しずつ買い下がると言う買い方が良いと思います。下値不安は限定的、相場環境が好転すれば見直し買いで上昇が期待出来、5%を超える配当利回りなら定期預金感覚で持ちながら先々の吹き上げを待つと言う投資も一考だと思います。

7971 東リ 月足チャート

東リ月足MS

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し
  • 何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

 

 

 

※次回の提供日は5/24(金)です。

 

 

 

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