週トレ短期売買(5月9日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

5/9(木)日経平均株価は▼200円の21402円で終了。昨夜の米国市場はNYダウは2ドル高と小幅に上昇、ナスダック指数は20P安と小幅に下落。今日から始まる米中貿易協議を前に一旦買戻しが強まり上げ幅を広げる場面も有りましたが大引けにかけて失速、米中貿易協議の結果を待つと言う展開に。トランプ大統領が8日の朝に、「中国から劉鶴副首相が取引成立の為に訪米する」とツイッターに投稿した事から追加関税引き上げ延期への期待も高まりましたが、依然予断は許さず、急反発とまでは至らず。米通商代表部は昨夜中国製品に対する制裁関税を10日に現在の10%から25%に引き上げる事を官報で正式に通知。

これを受けて中国も対抗措置を取る方針を表明するなど米中対立は一段と激化、米株式市場の今後の動向も今夜から始まる米中貿易協議の結果次第と言う状況です。昨夜の米国株は一旦下げ止まりを見せたものの、本日の日本市場は引き続き売りが優勢で日経平均は下落。トランプ大統領が中国は通商協議で「ディールを破った」と発言した事が伝わり、今夜から始まる米中貿易協議への期待が後退、引き続き警戒が先行すると言う展開です。

昨日も述べたように今は米中通商協議も最終局面に有り、米中共により有利な条件を獲得する為に駆け引きも激しくなる局面です。そう言う意味では、日々出て来る米中両国からの報道に関しても多少は割り引いて考える必要が有ります。過激な発言もそのまま鵜呑みにする事は出来ず、交渉の1つの駆け引きと見る発想も必要です。何はともあれ、今夜から米中貿易協議が始まりますので、今最優先する事は結果を待つと言う事です。売買を考えるのも結果を確認してからでも遅くは有りません、更に言えば、結果を確認してからの方が安全度の高い投資が出来ます。今夜から始まる米中貿易協議で中国が譲歩して合意出来れば株式市場も急反発します。しかし合意に至らなければ株式市場は一段安に。しかしながら制裁関税が25%に引き上げられ、現在は関税が課せられていない3250億ドル相当の中国製品にも25%の関税が課せられれば中国経済は一段と悪化します。そうなれば習近平体制への中国内での反発が強まり、政治・経済両面での混乱も避けられません。抵抗を見せつつも最後は妥協して米国の要求を受け入れる、最終的にはこのような結果に落ち着くと考えるのが妥当です。仮に交渉が決裂となった場合でも、一時的に株価は急落しますが、先を見据えれば急落した安値は買い有利。中国は新たな景気対策を発動せざるを得ず、遠からず中国が譲歩して貿易協議合意を模索すると言う事になると思います。

 

 

【当面の相場展望】

今夜から米国で米中貿易協議が始まります、交渉も大詰めの段階を向けて米中共に駆け引き合戦と言う感じになっていますが、中国経済の現状を考えれば中国の選択肢としては米国の要求に譲歩するしかなく、過度に悲観的になる必要は無いと思います。仮に一時的に大きく下振れする場面が有ったとしても先を見据えるなら安値買いのチャンスと言う事になると思いますが、その様なレベルは日経平均の21000円割れ、今夜から始まる米中貿易協議の結果を待ちたいと思います。

 

 

【明日の見通し】

明日上下どちらに振れるかは今夜の米国株次第ですが、米中貿易協議の結果を見極めたいと言うムードが強く、多くの投資家の基本スタンスは様子見、積極的に動くのは短期筋や投機筋のみ。明日の午後1時に明らかになる制裁関税引き上げの有無で上下どちらに振れるかも決まります。

 

 

【投資アドバイス】

今日も米中貿易協議を警戒する地合いは変らず日経平均は売り優勢の展開で4日続落。令和相場が始まりまだ1日も上昇した日が無いと言う日本市場ですが、米中通商交渉の緊張の高まりを考えればそれも致し方有りません。米国が2000億ドル相当の中国製品に対して現在10%の制裁関税を課していますが、これを25%に引き上げる期限は日本時間10日の午後1時です。日本市場においては明日の後場となりますが、この結果を見極めるまでは売り買いどちらも動き難いと言う感じです。仮に制裁関税が25%に引き上げられる事になっても、実際に金銭的負担が発生するまでには数週間の猶予期間を設けるとの報道も有ります。そう言う意味では猶予期間中に米中合意と言う展開も考えられる訳で、仮に明日制裁関税が時間切れで発動されても現実の貿易においては直ぐに何かが変わると言う事にはなりません。しかし25%への引き上げが発動されれば、株式市場の反応としては売りが強まると思います。しかしながら、先にも述べたように、猶予期間中に米中合意と言う展開も考えられる訳で有り、更に言えば最終的には中国が譲歩して合意に至ると言う可能性が高く、一時的には株価が下振れしても先を見据えれば反発局面は訪れると言う事になると思います。そう考えると一時的な下振れが有れば先を見据えて安値買いのチャンスと考えて対応する方が賢明。多少リスクは有るものの、株価急落局面での安値買いは先を見据えれば利益を得る投資に繋がる可能性が大です。新規の投資だけでなく、既に保有している銘柄に関しても、思わぬ安値が有れば多少は買い増しをしておく方が買いコストが下がり先々利食いに繋がり易くなります。急落時の買いは精神的にも勇気が要る事ですが、例えば100株づつと言う様に少しずつ価格差を付けて買い下がれば精神的負担も軽くなると思います。米中貿易協議を巡る紆余曲折に一喜一憂を強める株式市場ですが、足元の米国経済は堅調で中国経済も景気対策発動で今は減速基調も緩和。もちろん制裁関税が25%に引き上げられれば弱り目に祟り目と言う感じですが、そうなればなったで新たな景気対策が発動されますし、米国の要求に対して譲歩する気運も高まります。加えてFRBは既に金融政策の正常化を一旦停止し、緩和的なスタンスに転じており、中国・欧州においても金融緩和スタンスに転じています。米中の経済的な衝突は世界経済にとっての懸念では有りますが、世界主要国の金融政策は景気下支え的で、万が一株式市場に波乱が有れば政策発動に動く体制は出来ています。ざっくりと言えば、当面の株式市場の動向は、振れ幅は大きいと思いますが、上げ下げを繰り返すようなボックス相場的な値動きが続く可能性が高いと思います。そう言う意味でも、一時的に急落する場面が有れば安値買いのチャンス、上げ下げを繰り返すような相場においては安値は買い、逆に高値圏では確実に利食いを実行する事だと思います。この先上下どちらに振れるかは今夜から始まる米中貿易協議の結果次第ですが現時点ではまだ米中貿易協議合意の可能性も有りますので、下だけを意識するのではなく、急反発の展開も視野に入れて対応する必要は有ります。

 

 

 

 

 

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