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リアルタイムサービス(4月9日前場情報)
- 2019/4/9
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日経平均株価は39円安の21722円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウは下落したもののナスダック指数は小幅に上昇、方向感は出ず、個別物色中心と言う展開でした。
ボーイングが墜落事故を起こした主力機を減産すると発表した事で投資判断引き下げの動きが有り同社1社でNYダウを118ドル程度押し下げる結果に。
今週から米主要企業の1-3月期決算発表が始まりますので、全体的に利益確定売りが出易い事も米国株の上値の重さに繋がっていると言う感じです。
ナスダック指数はアップルやアマゾンなど主力株の一角が買われた事で指数も小幅に上昇、しかし全体的には米主要企業の1-3月期決算発表待ちと言うムードが強い相場状況です。
昨夜の米国株が高安まちまちとなり、その他特段の手掛かり材料も有りませんので、今日の日本市場も前日終値付近で上下動するだけの膠着した展開です。
様子見ムードが強まり易い要因としては、短期的には11日に北朝鮮では最高人民会議が開かれる事、そして12日には英国でEU離脱協定案の採決が有り、SQも控えています。
少し先を見据えれば米中貿易協議の行方や4月末から始まる10連休、国内主要企業の2019年3月期決算発表など、様子見ムードが強まり易い要因が目白押しです。
このような相場環境を考えると、当面は日々出て来る材料を手掛かりに短期売買が繰り返されると言う展開が中心になると考えるのが妥当です。
又、主力銘柄は手がけ難い状況になりますので、おのずとテーマ株や材料株への物色が強まり易く、キッカケ1つで吹き上げる動きも期待出来る環境でも有ります。
明日10日には5G周波数の割り当てが実施される予定です、関連銘柄に注目が集まり易く、現在保有している銘柄では理経、キョウデンが関連銘柄となりますので動意付くか注目されます。
北朝鮮関連としては保有銘柄の技研HDが関連銘柄となります、対米強硬発言などが出てくるようだと急騰する展開も期待出来ます。
しかし今回反応せずと言う結果になっても悲観する事は有りません、5G関連も北朝鮮関連もまだまだ息の長いテーマになりますので、今回は駄目だったとしても先々又チャンスは訪れます。
更に言えば上記銘柄も、その他の材料性も持っていますので、株価吹き上げに繋がるキッカケは多彩です。
今回はあくまでも1つのキッカケになりうると言う事で有り、吹き上げに繋がるキッカケは他にも有ります。
その他の保有銘柄に関してもキッカケ1つで吹き上げる可能性を秘めています、引き続き保有継続で吹き上げを待つと言う対応で良いと思います。
日経平均は200日移動平均線を前にして一旦上昇一服と言う展開ですが、騰落レシオは90%程度と割高感は無く、25日移動平均線と13週移動平均線を上回っており、日々の上げ下げは有れども流れとしては上昇基調継続中と言う状況です。
機関投資家などの期初の益出しの売りと世界景気回復を期待した押し目買いがぶつかり合う状況ですが、ざっくりと言えば上値は重いもののじり高が期待出来る状況です。
膠着した相場で無理をする必要もなく、当面は保有銘柄の上昇を期待しつつ日々の値動きを見守って行きたいと思います。