週トレ短期売買(3月29日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

3/29(金)日経平均株価は△172円の21205円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇して反発。米中貿易協議が再開し、交渉進展への期待が高まると言う展開に。米国からはライトハイザーUSTR代表とムニューシン財務長官が訪中、ローター通信では中国がIT技術の移転などに関して新たな提案をしたとの報道も有り、合意に向けて前進しているとの見方から株式市場も好感。米長期金利の低下も一服し昨夜は前日比で上昇、銀行株にに買戻しが強まり、長短金利の逆転による景気減速懸念も和らぐと言う格好。米中貿易協議に関しては、協議が前進している部分も有りますが、クドロー国家経済会議委員長が、交渉を数週間から数ヶ月延長する用意が有ると発言するなど、協議が難航していると思わせるような発言も有り、現時点では楽観するには時期尚早と言う感じです。昨夜の米国株の上昇と円安進行が好感されて本日の日経平均も上昇、昨日は大きく下げていますので今日は外部環境の好転を好感して買戻しが先行する展開です。朝方に発表された2月の鉱工業生産速報が前月比1,4%の上昇となり、4ヶ月ぶりのプラスで事前予想を上回る内容になった事も好感されたと言う感じです。しかし寄り付き直後には21267円まで上昇した日経平均も寄り付きの買いが一巡した後は戻り売りに押されて上げ幅を縮小、売り一巡後には再度上昇に転じるものの寄り付き直後の高値を超えるまでには至らず。

日経平均をテクニカル面から見てみると、13週移動平均線が位置する20900円付近が当面の下値支持帯として意識されます。ここを切らずに踏ん張れば再度上昇基調に転じる可能性が高まりますが、13週移動平均線を切ってしまうとテクニカル面から弱気ムードが強まり一時的には20500円付近まで下振れすると言う展開になるかもしれません。当面の上値抵抗帯になるのは21400円台に位置している25日移動平均線です。先々25日移動平均線を超えれば投資家心理も強気が台頭して22000円を目指すと言う展開になる可能性も有ります。テクニカル面では上下それぞれポイントになる価格を上下どちらに抜けるかが注目されますが、手がかり材料面から見れば米中貿易協議と英国のEU離脱に向けての動向がやはりカギを握ります。米中貿易協議合意への期待は有るものの、合意に至るまでにはまだ時間がかかると言う交渉長期化への懸念も依然存在します。英国情勢に関しても政治の迷走は顕著で現状では先行きを予測出来ません。EUとの合意無き離脱の可能性が有る間は引き続き警戒は必要です。依然先行き不透明感が有りますので日経平均は上値の重い展開が続きそうですが、4月以降は改元、各種法改正が実施されますので関連銘柄を個別に物色する動きが強まると思います。全体よりも銘柄重視、引き続き保有銘柄の上昇を待ちたいと思います。

 

 

【当面の相場展望】

来週からは名実共に新年度入り相場になりますが、米中貿易協議、英国のEU離脱、世界景気減速懸念など、不透明感漂う相場環境ですので、引き続きボックス相場的な値動きが続きそうな感じです。20900円付近に位置している13週移動平均線が下値支持線、当面は21400円付近に位置している25日移動平均線が上値抵抗帯。

 

 

【週明けの見通し】

来週も引き続き日々出て来る材料を手掛かりに上下に振れると言う展開が想定されますが、週明けの1日は新元号の発表が有り、各種法改正も有りますので、テーマ株物色の動きが強まると思います。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国株が上昇し円相場も円安に振れ、再開した米中貿易協議も進展しているとの見方から今日は日経平均も買い先行展開で上昇。しかし寄り付き直後に今日の高値21267円を付けた後は一旦上げ幅を縮め、その後再度上昇に転じたものの、寄り付き直後の高値を超える事は出来ませんでした。昨日は344円安と大きく下落し、今日は上昇したと言っても172円高です、下げ幅の半分程度しか上昇しておらず、上値の重さは否めません。3月期末と言う事も有って機関投資家などは売買見送りムードが強く、昨年の3月期末の株価水準と比べてもさほど変わりが無い水準ですので、敢えてドレッシング買いをする事も無いと言う事になったのかもしれません。昨年の3月期末の日経平均終値は21454円です、本日の終値が21205円でその差は250円程度。この1年を通して見れば、高値が昨年10月の24448円、安値が昨年12月の18948円、上下に大きく振れる場面は有ったものの、終わってみれば昨年3月末とほぼ同水準。しかし特に大きく動いたのは昨年10月から12月にかけての3ヶ月です、今年の1月以降はリバウンドの動きが続き下げ幅を縮小。しかしそのリバウンドも2月一杯で終わり、3月以降はほぼ横ばいと言う展開が続いている日経平均です。4月以降の日経平均に関しては引き続き膠着したボックス相場的な展開が続く可能性が高く、先々その膠着を打ち破るとすれば米中貿易協議と英国のEU離脱の結果になると思います。米中貿易協議と英国のEU離脱共に先行きが読み難いと言う事に変わりは有りませんが、しかしながら最終的には無難な結果に落ち着くのではないかと見ています。

途中経過としては紆余曲折有ると思いますが、米中貿易協議も最終的には合意に至り、英国のEU離脱も、合意無き離脱は回避して、再度英国で国民投票を実施する事になるのではないかと見ています。しかし最終的には無難な結果に落ち着くとしてもその途中経過では紆余曲折有りますので当然株式市場も一時的には乱高下する可能性が有ります。急落した時には安値買いのチャンスとなりますが、高値圏で推移している間は無用に買いを膨らませないように注意が必要です。しかし警戒ばかりを強めていては様子見を続ける事になり、リスクはゼロになるものの得る利益も有りません。現実的最善の対応としては、リスク管理はしながら銘柄を厳選して対応して行く事だと思います。4月に入れば改元や各種法改正が有りますので、テーマ性を重視した個別物色が強まると思います。当面の投資スタンスもテーマ株中心の個別対応、安値を仕込み吹き上げを待つと言う投資が最善だと思います。来週も引き続き保有銘柄の上昇を待ちつつ、チャンスが有れば順次買い出動を考えて行きたいと思います。

 

 

【本日の買い推奨銘柄】

週明けの月曜日には改元関連の東証2部7919野崎印刷紙業(本日終値419円)の買いを狙いたいと思います。同社は包装資材や紙器・紙工品の大手で、情報機器も手掛け、タグ・ラベルでも高いシェアを持ちます。注目材料としては、在庫管理や無人レジ清算に有効なICタグを開発している事、今後セルフレジの普及や在庫管理の効率化などからICタグの需要が急拡大するとの見通しも有り、同社も有力な関連銘柄になります。加えて改元に伴い商業印刷などに特需が発生するとの思惑も同社株には追い風になります。新元号は4月1日の11時半に発表される予定です。昨日は大きく上昇した同社株でしたが今日は一転して急反落、今日の下落も一旦材料出尽くしと言う一面が有ると思いますが、手掛かり材料不足の状況が続く株式市場ですので、来週以降も暫くは新元号関連銘柄を物色する動きが続きそうな感じです。新元号の発表は11時半ですので週明けの月曜日は同社株も朝方は安値が有る可能性が有りますので、安値買いを狙い、吹き上げを待つと言う対応で臨みたいと思います。テクニカル的には420円~390円のゾーンが下値支持帯になりますので、まずは本日終値水準の419円前後で1回目の買いを実行、仮に一段の安値が有れば390円台で買い増しを狙いたいと思います。当面の上値目処は460円付近になりますので利食い目処は460円接近時、但し360円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。

 

 

 

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