週トレ短期売買(3月27日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

3/27(水)日経平均株価は▼49円の21378円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に買戻しが強まる展開で上昇。米長期金利の低下が一服して金融関連株が買われ、主要産油国による減産が続くとの見通しから原油先物相場が上昇して石油関連銘柄も買われると言う展開。イエレン前FRB議長が講演で、長短金利の逆転も米景気後退のシグナルとは考えていないと発言した事も安心感に繋がる結果に。今週後半からは再度閣僚級の米中首脳会談が始まりますので合意に向けて前進するとの見方も株式市場の追い風に。

先週末には世界景気減速懸念が過度に強まり米株式市場も大きく下げたものの、週明けの月曜日には株価が下げ渋り、昨夜は反発して上昇するなど、過度な世界景気減速懸念も一旦収束しつつ有ると言う感じです。昨日は大きく上昇して反発した日経平均ですが、今日は3月期末の配当落ちで下落してのスタートでしたが、配当落ち分が180円程度有る事を考えれば49円安で終った事は実質的には上昇したようなものです。円相場も110円50銭程度まで円安に振れており、米利下げ期待も浮上している状況を考えれば落ち着いた展開です。円高に振れてもおかしくは無いと言う状況での110円50銭程度の円相場の水準は日本株にとっては安心感に繋がります。今日から日本市場は受け渡しベースでは実質的に新年度入り相場となり、新年度入りに伴う新たな資金流入への期待が高まります。しかし新年度入りに伴う買い需要も、上値を買うような買いは期待出来ず、下げれば安値は拾うと言う買いが大半。底堅さには繋がると思いますが、日経平均の上昇に繋がるようなものにはならず、日経平均が上値を追うには米中貿易協議や英国のEU離脱動向などに関して、新たな大きな好材料の出現が不可欠です。又はこの先発表される米経済指標や中国や欧州の経済指標に改善が見られれば、世界景気減速懸念も払拭され、上値を買い上がるきっかけになると思います。買いにつながるような新たな好材料が出て来るまでは日経平均も上下に振れながらボックス相場のような展開が続くと思います。ざっくりと言えば引き続き上値も重く下値も底堅い、一時的には少し大きく乱高下を繰り返すと言う展開も有り得ますが、4月以降は主力企業の決算発表を見極めたいと言うムードも強まりますので、物色の中心は銘柄主体の個別物色になると思います。4月1日に新元号が発表され、法律面でも出入国管理や学校教育、自治体のIT化を促進する幾つかの改正が行われます。いわゆるテーマ株物色が強まり易くなります、保有しているテーマ株にも吹き上げのチャンスとなりますので、期待を持って見守って行きたいと思います。

 

 

【当面の相場展望】

今日から実質新年度入り相場になりますが、米中貿易協議、英国のEU離脱、世界景気減速懸念など、不透明感漂う相場環境ですので、引き続きボックス相場的な値動きが続きそうな感じです。20900円付近に位置している13週移動平均線が下値支持線、当面は3/22高値の21700円付近が上値抵抗になりそうです。

 

 

【明日の見通し】

当面は日々出て来る材料を手掛かりに上下に振れると言う展開が想定されます。明日は上下どちらに振れてもおかしくは有りませんが想定される価格変動レンジは21500円~21000円。

 

 

【投資アドバイス】

今日は3月期末の配当権利落ち分が180円程度有りますので、日経平均180円安でも実質的には前日比変らず。しかし今日は一時下げ幅を広げる場面も有りましたが終って見れば49円安と小幅安、配当落ち分を差し引けば実質的には130円ほど上昇していると言う展開で底堅さを感じる展開でした。昨夜の米国市場が上昇した事で過度な景気減速懸念が一旦後退、イエレン前FRB議長の長短金利の逆転も景気減速のシグナルとは見ないとの発言も好感。円相場も110円台半ばまで円安が進み、今日の中国株も上昇、中国で発表された経済指標は悪かったものの、その結果一段の景気支援策が打ち出されるとの見方を強め、悪い経済指標も好材料になると言う展開に。今週後半からは再び閣僚級の米中貿易協議が再開されます、合意しても既に実行している追加関税は解除しないと言うトランプ大統領の発言は有るものの、中国が米国の要求を呑み、大幅に譲歩すればその限りではないと思います。先の追加関税は解除しないとのトランプ発言も、中国に一段の譲歩を迫る為のものだと思いますが、必要以上に面子を重んじる中国ですので、合意に向けての障害になるのではないかと一抹の不安も感じます。過度な世界景気減速懸念は一旦後退していますが、本質的には何も変わってはおらず、不安を打ち消すだけの事実が出て来るのを待つと言う感じです。例えばこの先欧米中の経済指標が好転を示すとか米中貿易協議が一段と進展して合意への期待が一段と高まるとか英国のEU離脱に関しても不透明感を払拭するような動きが出て来るとか。何か新たな良い事実が確認されれば株式市場のムードも好転が期待出来ますが、現時点では過度な悲観は後退したものの、先行きへの楽観が強まると言う状況にはほど遠いと言う状況です。国内主要企業の来期の業績見通しに関しても増益が期待出来るなら株式市場も強気になれますが、減益濃厚となれば弱気ムードが強まります。

国内主要企業の来期業績を占う意味では円相場の動向も大きく影響して来ますが、利下げに転じる可能性も浮上している米金融政策ですので、どちらかと言えば円高圧力が掛かり易いと言う状況も企業業績への懸念を強め日経平均の売り圧力にもなってきます。米中貿易協議、英国のEU離脱、米金融政策など、株式市場の先行き不透明感を強める要因が有る間は日経平均も上下には振れるものの方向感は出難いと言うボックス相場的な値動きが続くのではないかと思います。しかしながら主力銘柄を手掛け難いと言う状況はテーマ性や材料性に注目した個別物色の動きにつながり易いと言う一面も有ります。4月からは改元、働き方改革、出入国管理法改正、デジタル教科書、自治体などのIT化推進、5G、AI、IoTなど、新年度入りから実施される各種政策に関連するテーマ株物色が強まる可能性が有ります。当面は銘柄重視で個別対応、その様なスタンスで対応して行く投資環境になると思います。保有銘柄の吹き上げを待ちつつ、チャンスを見極めて順次買い出動も考えて行きたいと思います。

 

 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

過去レポート

カレンダー

2021年6月
« 5月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
ページ上部へ戻る