週トレ短期売買(3月25日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

3/25(月)日経平均株価は▼650円の20977円で終了。先週末の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく下落、欧州、米国で発表された製造業関連の経済指標が市場予想を下回り、世界経済の減速懸念が強まると言う展開で株式市場も売りが優勢の展開に。ドイツで発表された3月PMIが2012年8月以来の水準に低下し、ユーロ圏のPMIも6年ぶりの低水準に低下。米国でもPMIの製造業指数が1年9ヶ月ぶりの水準に低下し、景気の先行きへの懸念が強まると言う結果に。又、米国市場では長期と短期の金利が逆転する逆イールドが発生、長期金利が短期金利を下回ると言う現象は景気悪化のシグナルとされており、先週末の米国市場も景気悪化への警戒が強まり株式市場も下げ幅を広げると言う展開になりました。先日のFOMCで一段とハト派寄りの姿勢を強めたFRBでしたが、金融緩和姿勢を強めた事も、逆に景気悪化を警戒させると言う状況です。米株式市場が大きく下落して株式市場への警戒が強まると、為替市場でもリスク回避の円高が進むと言うのが一つのパターンです。本日は円相場も円高が進み109円台へと円高が進行、日経平均も売りが強まり下げ幅を拡大、21000円を下回り20900円まで急落する展開です。しかし日経平均の下げは大きいものの、内需系の小型株やテーマ性の強い銘柄に関しては下げていても下げ幅は限定的です。主力銘柄中心に売られていると言う展開で日経平均の下げ幅は大きくなっていますが、現在保有している銘柄に関してはさほど弱気になる必要は無いと思います。日経平均の値動きよりも個を重視、銘柄重視のスタンスで対応して行けば、一時的な株価下振れの動きも安値買いの好機だと思います。先週末のコメントでも述べたように、突発的な急落などが起きても安値を買い増し、時間を味方に付けられるように、資金的余裕を残しながら買いで対応して行く投資環境が今の日本市場です。そう言う意味では一時的な乱高下の値動きも想定内の事です、更に言えば突発的な悪材料が出て来れば一時的に株価も急落しますが、パニックが収まれば急落前の水準に戻りますので、過度に悲観的になる事は有りません。米国の長短金利の逆転で景気後退への警戒が懸念されている状況ですが、長短金利の逆転でFRBの利下げへの期待も高まる事になりますので、長短金利の逆転も悪い事ばかりでは有りません。又、再度株式市場が急落している事で米中貿易協議合意への気運も高まって来ると思います。株式市場が落ち着けば米中共に対立の動きが出て、株式市場が急落すると米中歩み寄りの動きが出て来る。切羽詰った状況に追い込まれないと米中共に歩み寄りの姿勢が強まりません、そう言う意味では株価急落によって米中貿易協議で歩み寄りの姿勢が強まる可能性が有ると言う事は先行きへの期待材料でも有ります。

 

 

【当面の相場展望】

先週までは膠着した展開が続いていた日経平均でしたが、欧米の経済指標の悪化を受けて世界経済減速懸念が強まり今日は日経平均も急落。しかし現実に景気が減速すれば政策が発動されると言う事を考えれば過度な悲観も不要、既に世界同時金融緩和に舵を切り、日本、中国では景気対策も発動されています。世界景気減速懸念の元凶とも言える米中貿易協議も最終的には合意に至る可能性が大、一時的な下ブレも先を見据えるなら安値買いの好機だと思います。

 

 

【明日の見通し】

明日は3月期末の配当権利取りの最終売買日です、需給的には買いが入りやすく、今夜の米国株が急反発すれば日本市場も急反発の展開が期待出来ます。

 

 

【投資アドバイス】

先週末に欧米で発表された経済指標が軒並み悪化し、米国では長期金利が短期金利を下回ると言う長短金利の逆転(逆イールド)が発生。長短金利の逆転(逆イールド)は景気後退のシグナルとされており、世界経済減速懸念が高まり先週末の米国株は大きく下落。欧米株安に加えて109円台まで円高が進み、これまで膠着した展開が続いていた日経平均も今日は売りが強まり急落。先週は、米中貿易協議が合意に達しても当面現在実行している対中国への追加関税は解除しないとトランプ大統領が表明するなど、米中貿易協議への警戒が再度浮上する中で欧米の経済指標が軒並み悪化した事で更に悲観が強まると言う展開に。しかし米国で発生した長短金利の逆転も一時的なもので終わる可能性も有り、現段階で米景気後退を視野に入れて悲観に傾くのは時期尚早です。仮に今夜の米国株が急反発に転じれば明日の日本市場も急反発、コンピューターによるプログラム売買で一時的には売買が極端に傾くと言う事も多々有ります。先週末の米国株の下落も、プログラム売買による一過性の下げかも知れず、数日は慌てず、じっくりと状況を見極めると言う対応が最善です。今日は10時頃には日経平均20900円台まで下落、その後はほぼ横ばいで推移し売り圧力も一巡。テクニカル的に見れば20880円付近に位置している13週移動平均線が下値支持線として意識された感じで、日経平均は大きく下げたもののさほど悲観が高まると言う状況でも有りません。日本市場は明日26日が3月期末の配当権利取りの最終売買日ですので、明日は配当狙いの買いが入る展開が想定されます。同時に配当再投資に伴う先物への買い需要も発生します。ざっくりと言えば明日は売りよりも買いが入り易い日です。更に言えば日経平均の急落によって主力銘柄などは連動安になり悪影響を受けるものの、内需系の小型株やテーマ性の強い銘柄などには悪影響も限定的です。先行きに対して弱気とか強気と言う判断も個々の銘柄によって変わります。主力銘柄などは米中貿易協議の結果や英国のEU離脱動向を見極めるまでは強気にはなれません。しかし内需系の中小型株やテーマ性の強い銘柄などは、日本国内の政策など、日本独自の要因によって株価も影響を受けます。又、世界同時に金融緩和方向に舵を切ったと言う事は過剰流動性相場への期待を高めます。簡潔に言えば金余り相場への期待が高まると言う事になりますが、その様な資金は成長性が期待出来る銘柄や政策に関連する銘柄など、テーマ性の強い銘柄に流れる傾向が有ります。引き続き日経平均の値動きよりも個を重視して対応して行けば問題は有りません、既に推奨済みの銘柄の安値買いを淡々と進めて行けば良いと思います。

 

 

 

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