週トレ短期売買(3月14日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

3/14(木)日経平均株価は▼3円の21287円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇。朝方発表された米1月の耐久財受注額が市場予想に反して増加し、景気敏感株への買いが強まると言う展開に。更に2月の卸売り物価指数の伸びが市場予想を下回る低い伸びとなり、FRBの利上げを抑制する要因になると受け止められ株式市場にはプラスに。株式市場も上げ幅を広げる展開になりましたが、トランプ大統領が墜落事故が相次いでいるボーイング社の主力機の運行を停止すると発表した事でNYダウも一時上げ幅を急速に縮める場面も有りました。しかしながら売り一巡後は再度切り返して上昇、ボーイングの悪材料も米国市場全体で見れば同社に限定される悪材料と言う感じです。

英国では昨夜もEU離脱を巡り「合意無き離脱」の賛否を問う採決が行われましたが、結果は否決、「合意無き離脱」に対しては反対多数となりました。今夜は「離脱延期」の賛否を問う採決が行われますが、賛成多数で可決される事になると思いますが、単に延期をしても問題の解決にはならず、英国の政治的混迷もいよいよ最終局面を迎えつつ有ると思います。離脱期限の延期も英国だけでは決められず、EU加盟27カ国の全ての国の賛成が必要と言う事を考えるとなかなかハードルは高いと思います。最終的には再度国民投票を行う、又は解散総選挙で民意を問うと言う可能性も有ると思いますが、これも残り少ない期限を考えればEU加盟27カ国の理解が必要で、引き続き英国のEU離脱を巡る動向には注意が必要と言う状況が続きます、同時に米中首脳会談がどうなるのか?も、注意深く見極めて行く必要が有ります。米国はファーウェイを標的にし、中国は墜落事故をキッカケにボーイングを標的にする展開になっており、米中首脳会談の実現に向けての障害と見る事も出来ます。米中協議も水面下ではかなり突っ込んだやり取りが行われている事だと思いますが、米中貿易協議が最終的な決着を見るまでは本質的には安心は出来ません。昨夜の米国株の上昇を受けて本日の日本市場も買い先行で始まり、日経平均も寄り付き直後には21522円まで上昇しましたが、買い一巡後は戻り売りに押されて上げ幅を縮小、今日も21500円から上は上値の重さを感じる展開になっています。しかし21500円から上は上値は重いと言う事は既に想定内の事です、新たな手掛かり材料が出て来るまでは25日移動平均線を中心に上下に振れると言う展開が続きそうです。現在保有している銘柄は引き続き保有継続で一段の上昇を待ち、次の買い出動も慌てる事は無く、じっくりと安値買いのチャンスを見極めながら対応して行けば良いと思います。ざっくりと言えば安値を仕込み先々の吹き上げを待つ、その様な投資スタンスが今の日本市場では最善です。もう暫くは25日移動平均線を中心に上下に振れると言う展開が続きそうですが、全体よりも銘柄重視と言う発想で、個々の銘柄に注目して対応して行きたいと思います。

 

 

【当面の相場展望】

日経平均の21500円から上は戻り売り圧力も大きく、来期の企業業績への関心も高まる時期ですので、世界景気減速懸念が有る限りは21500円~22000円のゾーンは上値の重い展開が想定されます。しかし世界同時金融緩和と言う状況になりつつあり下値不安も限定的、当面は21000円~20500円のゾーンは堅い下値支持帯と言う感じです。

 

 

【明日の見通し】

基本的には米国株動向と円相場次第ですが、暫くは25日移動平均線を巡る攻防となり想定される価格変動レンジは21500円~21000円のゾーン。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国株高を好感して今日の日本市場も買い先行で始まり、日経平均も寄り付き直後には21522円まで上げ幅を拡大。しかし買い一巡後は戻り売りに押されて上げ幅を縮め、中国の経済指標が弱かった事から世界景気減速懸念が意識されると言う感じで日経平均もじり安に、一時は200円を超えていた上げ幅も終って見れば3円安、先行きへの強弱感が対立する状況が続いています。中国で発表された1-2月の鉱工業生産が17年ぶりの低い伸びになった事が株式市場では売り材料になりました。しかし減速する中国経済は周知の事実で既に株価には織り込み済み、中国経済の減速を改善する為に既に金融緩和と景気対策が発動されており、先々有る程度は回復しますので過度に悲観的になる必要は無いと思います。ざっくりと言えば、日経平均21500円~21000円のボックス相場の中で日々出て来る材料によって上下に振れる、朝方は買い先行、その後は売り優勢、本質的には目先の需給で株価も上下に振れているだけと言う感じです。又今日は円相場が円安に振れ、111円50銭付近まで円安が進む中での日経平均の下落です、普通なら円安を好感して上昇してもおかしくは無い環境ですが、3月末に向けてポジションを解消しなければならない投資家がいると言う感じです。日経平均の上値の重さの原因と言える要因は幾つか有りますが、その1つは米中首脳会談への警戒です。当然期待は有るものの有る程度期待は既に織り込み済み、先々仮に首脳会談が出来ないと言う状況になった時を考えると一段と上値は買い難いと言う感じになります。英国のEU離脱を巡る動向もやはり買い見送り要因です、最終的には最悪の事態は回避するだろうとの見方は根強い物の、やはり最終的な結果を確認するまでは不安は残るものです。国内主要企業の来期業績への警戒も一定の売り圧力にはなっていると思います。中国経済や欧州経済の状況次第では、日本企業の来期業績にも不透明感が強まりますので、大元である中国経済に回復の兆しが見えて来るまでは日本企業の業績への懸念も拭えません。先のも述べた3月末に向けてポジションを解消しなければならない投資家と言うのは国内の機関投資家です。金融機関や保険会社など、簿価の低い銘柄を売却して決算対策の益出しの売りを進める機関投資家も多々有ります。3月は益出しの売りも有れば配当狙いの買いも入る、円相場や海外動向に関係なく、必要に迫られた売り買いですので、今日のように円安が進む中で日経平均が下落すると言う事も、時期的な事を考えればさほどおかしな事でも有りません。3月に入ってからの日経平均の値動きを見る限りでは21500円以上では機関投資家などの益出しの売りが強まると言う感じです。そして21000円を下回ると日銀のETF買いやGPIFなどの年金系資金の買いが入ると言う感じですので当面の価格変動レンジもまずは21500円~21000円、仮に上下に行き過ぎが有れば22000円~20500円が上下限と言う感じです。日経平均に関してはその様な感じですが、投資スタンスとしては銘柄重視の個別対応方針に変わりなく、引き続き保有銘柄の上昇を待ちつつ、安値買いのチャンスを見極めて行くと言うスタンスで良いと思います。

 

 

 

 

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