週トレ短期売買(3月8日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

3/8(金)日経平均株価は▼430円の21025円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落。NYダウは4日続落でナスダック指数は2月13日以来の安値で終ると言う展開に。欧州中央銀行が年内は利上げを見送る方針を示し、金融機関への資金供給を増やす事を決めた事は株式市場には好材料ながら、今は好材料も材料出尽くしになる相場の地合い。そして悪材料には敏感に反応すると言う状況ですので、CEBが景気見通しを引き下げた事で世界経済減速懸念が強まると言う展開に。加えて欧米の金利が低下した事で銀行株などが売られる展開になった事も指数を押し下げる結果に。本日の日本市場はメジャーSQ当日となりますが、寄り付きのSQに絡んだ売買は売り買い均衡と見られていますが、海外株安を受けてSQ通過後は売りが強まり日経平均も下げ幅を拡大。円相場がやや円高に振れている事も日経平均を押し下げる要因になっています。朝方の売り一巡後は一旦下げ渋った日経平均でしたが、中国株が大きく下げて始まった事を受けて日経平均も一段安に。今日は週末で今夜の米国では2月の雇用統計が発表されますので、リスクヘッジの先物売りとポジション解消売りが強まると言う展開。テクニカル面においても日経平均は今日の下落で25日移動平均線を下回る展開になっています。一時的に25日移動平均線を下回っても、数日の内に回復すれば問題は無く、25日移動平均線を下回った時に押し目買いが入るかどうかで相場の地合いの強弱も判断出来ます。25日移動平均線を下回った時に押し目買いが入り株価が切り返すようなら相場の地合いは強い。しかし押し目買いが入らずに更に売りが強まって一段安になるようだと相場の地合いは弱い、この場合は調整局面も少し長引く事になります。そう言う意味では来週の値動きには注目です。しかし相場の上げ下げの波や、地合いの強弱は常に変化するもので、目先の値動きに余り一喜一憂する必要は無いと思います。更に言えば全体動向よりも個々の銘柄重視、今は銘柄重視で対応して行く投資環境です、日経平均が多少上下に振れる展開でも、個を重視して対応して行けば過度に弱気になる事は有りません。好業績で割安感が有り、テーマ性や材料性を持つような銘柄に関しては、引き続き安値買いを狙って行くと言う投資スタンスで良いと思います。米中貿易協議合意への期待が一旦材料出尽くしとなった後は、特段の買い手掛かり材料も無く、どちらかと言えば売り材料と言えるニュースが日々出て来る状況ですので、株価も多少下振れしている現状もある程度は致し方有りません。しかしながら下げているからこそ安値を買えると言う利点が有るもの事実です。

 

 

【当面の相場展望】

今日は想定以上の下げとなりましたが、これまでがやや楽観ムードに傾いていたと言う反動も有り、一旦行き過ぎた楽観の修正局面を迎えていると言う感じです。日経平均に関しては来週も日々出て来る材料と米国株動向、そして円相場次第と言う状況、当面は21500円~20500円のゾーンでの値動きを想定して対応すると言う感じです。

 

 

【週開けの見通し】

日経平均は来週の月曜日も基本的には今夜の米国株動向と円相場次第、そして出て来る材料次第ですが、投資スタンスは銘柄重視、全体よりも個を見て対応する投資環境だと思います。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜のECB理事会でユーロ圏の経済成長率見通しが下方修正され、本日発表された中国の2月貿易統計では輸出が20%減と大きく落ち込み、世界経済減速懸念が高まると言う展開に。しかし米中貿易戦争を背景に世界経済が有る程度減速する事は想定内の事です、更に言えば2月には中国では春節の長期連休が有りましたので休みが多かった分だけ輸出が減少するのは自然な事です。ユーロ圏の景気減速も想定内の事、ここに来て改めて売り材料になると言うのもおかしな事ですが、米中貿易協議合意への期待を背景に株式市場は上昇が続きましたので、良くないニュースが出れば目先の利食いを強めると言う展開になり易いと言う一面も有ります。欧州においては景気減速を受けて、金融政策の正常化を停止し、新たな資金供給策も打ち出しています。中国でも既に金融緩和を実行し景気対策を発動しており、欧州も中国も減速する経済を受けて対策は打ち出しています。この先更に対策が必要になれば当然追加の対策を打ち出す事になりますので、経済指標などの悪化も、政策対応期待を高める事につながると言う事を考えると過度に悲観する事は無いと思います。今夜は米国で2月雇用統計の発表が有ります、結果を見極めたいとのムードや、今日も買い手掛かりが無く、売り材料と言えるニュースが多かったので株式市場もリスクヘッジの売りとポジション解消売りが強まったと言う一面も有ると思います。25日移動平均線を下回った事に関しては想定外でしたが、しかし一時的に下回ると言う事は多々有る事です。2/8にも日経平均は25日移動平均線を下回って終りましたが、翌日には急反発に転じて25日移動平均線を回復、その後3/4の21860円まで上昇しています。そう言う意味では一時的に25日移動平均線を下回っても早期に回復すれば特に問題は有りません。しかし来週なかなか25日移動平均線を回復する事が出来ないと上値の重さが嫌気されて再度売りが強まり、一段安と言う可能性も出て来ます。昨年末の株価急落以降続いて来た短期の上昇トレンドが一旦終わるのか?それとももう暫く持続するのか?は来週の値動きを見て最終的に判断すれば良いと思います。昨年末からの株式市場を取り巻く状況を簡潔に少し振り返って見たいと思います。米中貿易戦争が激化する中で、FRBは金融政策の正常化を粛々と進めていましたが、足元の米経済には減速感も強まっていましたので、FRBの金融政策見直しを催促する格好で米株式市場が急落。その結果世界の株式市場も急落した訳ですが、その後米FRBは金融政策の正常化を一旦停止し、米中貿易戦争も一旦終戦ムードが高まりました。欧州経済に関しては常に停滞感は意識されていた状況で、英国のEU離脱を巡る混乱も有る意味では株式市場には既に織り込み済み。昨夜のECB理事会ではユーロ圏の景気減速を認めて金融政策の正常化を一旦停止、英国情勢も合意無き離脱を回避する方向での動きが出始めています。ざっくりと言えば昨年末に株価が急落した時と今では状況が違う、金融政策は緩和方向へと修正され、米中貿易協議も合意は近いと言う状況です。その様な背景を考えれば仮にもう一段の下落が有ったとしても、悲観に傾かず安値買いのチャンスと考えて対応する方が良いと思います。

 

 

 

 

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