出世株発掘ドリーム・レポート(2019年2月15日推奨 )

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日経平均株価2/15終値20900

日経平均0215

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

先週は米中貿易協議進展への期待から2/5に一時20981円まで上昇した日経平均でしたが週末の2/8には急反落で20315円まで下落。下げのキッカケになったのは、トランプ大統領が3月1日までに中国の習近平国家主席との首脳会談は無いと発言した事。しかし週が明けると、3月中の米中首脳会談を調整中との報道が流れ、15日に期限を迎えるつなぎ予算に変る新たな予算案で共和党と民主党が原則合意、米政府機関の再閉鎖と言う事態が回避され、米株式市場が上昇すると共に日経平均も急上昇に転じ、2/14には一時21235円まで急伸する展開になりました。更に、トランプ大統領が現在行われている米中貿易協議の最終期限を、従来の3月1日から60日間延長する事を検討しているとの報道が有り、中国製品への追加関税引き上げと言う事態悪化が一旦回避されるとの見方から期限延長も一先ず株式市場は好感。

 

しかし、これを好材料と見るのか?悪材料と見るのか?現時点では正直なところ判断は難しいと思います。米中貿易協議合意の期限を60日延長すると言う事は、交渉が長引きそうで、合意には依然大きく距離が有ると言う事なのか?そうであれば悪材料となって再度悲観が強まると言う動きになってもおかしくは有りません。 しかし現在進められている協議は順調に進展している、期限を延長して協議を続ければ更に多くの問題の解決が進む、その様な理由から期限を延長するのか?そうであれば問題解決に向けての前向きな期限延長であり、株式市場にも好感買いが強まると言う展開になってもおかしくは有りません。 実際のところどのような理由で期限が延長されるのかが明らかではなく、最終的に判断をするにはもう少し詳細は情報を確認する必要が有ります。 普通に考えれば期限を延長すると言う事は、交渉が難航している、合意にはまだ時間が必要と言う事だと思いますが、そもそも米中貿易協議が3月1日までの短期間で合意出来る事には物理的にも限界が有ります。追加関税を引き上げる期限を延期する事で、更に多くの分野で中国の譲歩が引き出せると考えているからなのか?株式市場にとって好材料になるのか?悪材料になるのか?今後の推移を注視して行きたいと思います。

 

昨夜米国で発表された12月の小売り売上高が前月比で1,2%減となり、減少率は2009年9月以来の大きさで、米GDPの約7割を占める個人消費の急減速を受けて米景気の減速懸念が改めて意識されそうな状況です。昨年末の年末商戦は堅調だったとの見方が多かったものの、発表された経済指標を見ると現実は急減速と言う結果に。昨年末の株価急落から反発の動きが続いていた米国市場も、個人消費の急減速と言う結果を受けて、一旦慎重ムードが強まるのではないかと思います。つなぎ予算が15日に期限を迎え、新たな予算にトランプ大統領も署名する方針ですので米政府機関の再閉鎖は回避される方向です。しかしトランプ大統領はメキシコとの国境の壁建設に、国家非常事態を宣言し、国防予算の資金を使う事を表明。今後民主党との対立が一段と激しくなり、その結果米政治が停滞し、3月に期限を迎える米政府債務上限問題に悪影響をもたらすのでは?との警戒が強まっています。 米政府機関の再閉鎖は何とか回避されましたが、国家非常事態宣言で民主党との対立が一段と激化すると言う、一難去って又一難と言う状況です。

 

今年もトランプ大統領の言動に振り回されそうな株式市場ですが、目先の材料に一喜一憂せず、個々の銘柄を重視する発想で先を見据えた対応をして行けばおのずと結果は付いてくると思います。世界の情勢を見渡しても、決して楽観出来る状況では有りませんが、懸念されるような状況でも、何か対策が打ち出されれば状況は一変します。 投資環境としては、依然慎重な対応が必要と言う状況に変わりは有りませんが、しかしながら世界の大きな潮流を見据えれば、市場の拡大が見通せるような事業を展開している企業などは、軟調な相場でこそ安値買いも実行出来ると言う一面も有ります。目先の値動きに一喜一憂せず、先を見据えて有望銘柄の安値買いを進めて行くと言うスタンスが、最終的には大きな利益に繋がると思います。

 

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

1 サービス 6199 セラク 2/15 終値591

 

買いゾーン①時価②550円前後③500円前後 利食い目処1000円前後 損切り400円割れ

 

同社はITインフラの構築・保守が柱で、クラウド分野に注力、IT系人材を社内で育成して派遣するビジネスを展開するほか、サイバーセキュリティー関連やIoTクラウド運用、RPA(業務自動化)なども手掛け、足元の業績も好調に推移。2019年8月期業績見通しも大幅増収増益見通しで過去最高益を更新する見通し、1株利益32円、大手企業中心に旺盛なIT関連投資は健在で、同社を取り巻く事業環境は良好。1/29には新函館農業協同組合とNTT東日本が開始する農業IoT実証実験において、同社の「みどりクラウド」が採用される事が決定、先日成立した第2次補正予算では約3200億円がTPP発効に伴う農業支援に投じられます、ITを活用した「スマート農業」への関心は高く、同社株にとっても追い風になると思います。東京五輪、大阪万博、訪日外国人の増加、キャッシュレス社会に向けた動き、サイバーセキュリティー需要の高まりやIoTクラウド運用市場の拡大など、ITインフラ構築投資は年々高まるばかりです。同社株の安値を仕込み、中長期スタンスで株価上昇を待ちたいと思います。

 

6199 セラク 月足チャート

セラク月足MS

 

 

 

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し
  • 何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

 

※次回の提供日は2/25(月)です。

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