リアルタイムサービス(1月16日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は140円安の20414円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇して反発。中国の景気対策への期待が投資家心理を改善させ、好材料が出た銘柄への買いが強まった事も全体の地合い好転に繋がると言う展開に。

昨夜は英国でEUからの離脱を問う議会採決が行われましたが、結果は予想通り否決となったものの米株式市場への悪影響は限定的。

英議会によるEU離脱案の否決を受けて米国株も上げ幅を縮める場面も有りましたが、既に予想されていた結果でも有り、特段過剰に反応するような動きは有りませんでした。

米国市場の現状としては、FRBの金融政策の軌道修正発言を受けて過度な悲観は後退していますが、米中貿易問題や企業業績の先行きに対する懸念など上値を抑える要因も有り、底堅くも上値も重いと言う膠着した値動きが続きそうな状況です。

本日の日本市場は、昨夜の米国株が上昇した事を受けて買い先行で小幅高で始まりましたが、今日は円相場が円高に振れており、日経平均も寄り付き後は先物主導で売りが強まり次第に下げ幅を拡大する展開です。

日本市場では昨日既に中国の景気対策への期待は織り込んでおり、昨夜の米国市場でも折り込みが進んだ事から今日の日本市場では中国の景気対策への期待も一旦材料出尽くしと言う展開。

テクニカル的にも25日移動平均線に接近している日経平均ですので、戻りも一巡との見方から一旦売りが強まっていると言う一面も有ります。

しかしながら昨日も述べたように、騰落レシオは70%を下回っており、大局的に見れば売られ過ぎが意識されるような状況です。

騰落レシオから見ればもう一段の上昇が期待出来る状況ですが25日移動平均線から見ると一旦リバウンド一巡が意識される状況と言う感じで対応の難しい状況でも有ります。

ざっくりと言えば上下どちらに振れてもおかしくは無いと言う局面に有り、今日は円高に振れた事から日経平均も下げていますが、円安に振れていれば逆の展開も十分に有り得た訳で、この先数日は日々上下どちらに振れるかが読み難い状況です。

海外動向と円相場、暫くはこの2つの要因を睨みながら日経平均も上下に振れる、その様な展開になります。

個別銘柄に関しては、日経平均の動向によって多少上下に振れますが、本質的には今後発表が本格化する決算の内容次第です。

米中貿易戦争を背景に、世界経済の先行きへの警戒が強まり、株式市場も軟調な展開が続いていますが、仮に3/1が期限となっている米中通商交渉が合意に至れば、その様なネガティブなムードは一掃されます。

又、市場との認識に開きが有ったFRBの金融政策のスタンスもFRBが市場に歩み寄り過度な悲観は一旦後退、先々FRBが一段とマーケットフレンドリーな金融政策に傾けば米国市場が本格反騰へと転じ、日本市場にとっても大きな追い風になります。

現状ではまだ先行き警戒ムードが支配する相場環境ですが、先々状況の好転が期待出来ない訳でも有りません。今は忍耐強く時間を味方に付ける事が最終的には良い結果に繋がる事になると思います。

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