週トレ短期売買(1月11日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

1/11(金)日経平均株価は△195円の20359円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇して5日続伸、米中貿易交渉が進展しているとの見方に加えて、パウエルFRB議長が金融市場の変動の大きさに言及して「必要が有れば素早く、柔軟に金融政策を変更する」と改めて述べた事に株式市場も好感。昨夜の米国株高に加えて今日は円相場も円安に振れ108円台を回復、日経平均も買い先行の展開で反発。昨日引け後に業績の下方修正を発表した安川電機も、想定の範囲内と言うレベルの下方修正との見方から今日は悪材料出尽くしの反応で株価は上昇。相場の地合いが悪い時には小幅の上方修正でも期待に届かずと言う反応で大きく売られる事も有りますが、下方修正でも売られないと言う事は投資家心理もかなり前向きになって来ている証拠だと思います。言い換えればこれまでにかなり売り込まれて来た日本市場ですので、多少の悪材料も悪抜け感につながり、業績下方修正もとどめの悪材料が出尽くしたとの見方から、これまで売り込んで来た投資家の買い戻しのキッカケになっていると言う感じです。悪い材料が出ても、悪材料出尽くしで株価が上昇するようになるのは、相場の大きな流れが好転する前兆でも有ります。

安川電機の決算発表後の株価の反応から言える事は、保有している銘柄に関しても決算発表にはさほど警戒する必要は無い、そう考えて良いと思います。決算が悪くても悪材料で尽くしの反応で買戻しが入る、仮に決算が良ければ大きく上昇する可能性が高く、保有している銘柄に関しては総じて好決算が期待出来る銘柄ですので期待を持って決算発表を待ちたいと思います。大局的な相場観としては、行き過ぎた悲観ムードは一旦後退していますが、依然不確実要因や不透明要因が多々有り、先行き楽観は出来ない投資環境と言う状況に大きな変化は有りません。しかしながら期待が持てる要因も有ります、一つは米利上げが停止される事で米経済の先行きへの懸念は確実に後退します。原油先物相場も52ドル程度まで回復し、産油国による財政穴埋めの為の株の換金売り圧力も大きく後退します。米中貿易交渉も金融市場の混乱も有って、米中共に早期解決への必要性が高まっており、自国の経済を守る為にはある程度の妥協も致し方なしとのムードも強まっています。日本にとっては円高懸念も浮上してはいますが、今日108円台を回復した動きを見ると、投機的な円買いの動きも少なそうですので一安心と言う感じです。まだ株式市場の値動きは不安定ながら、少し前の波乱の局面から見ればかなり正常化が進んでいます。もう一段投資家心理の正常化が進めば、売られ過ぎた日本株に対する見直し買いの動きが強まると思います。

 

 

【当面の相場展望】

過度な悲観ムードは一旦収束、しかし上値を買い上がるだけの好材料も見当たらず、当面は次ぎに出て来る大きな材料を待つと言う感じです。円相場の動向にも引き続き注意が必要、円高が進めば株安、円安が進めば株高、特に手掛かり材料が無い時は円相場との連動性が強まると思います。日経平均株価の当面の予想価格変動レンジは20800円~19500円。

 

 

【週開けの見通し】

連休明けの日本市場は、日経平均の動向は米国株動向と円相場次第ですが、物色に関しては、四半期決算発表を受けての個別物色が中心。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国株の上昇と108円台に戻した円安を受けて今日は日経平均も反発。決算発表を受けてファーストリテイリングが大きく上昇、業績を下方修正した安川電機も悪材料出尽くしの反応で上昇。少し相場の地合いが良くなった感じはしますが、それでも今日は日経平均は大きく上昇しましたが、東証1部の騰落数は値上がり1033銘柄で値下がりは1003銘柄とほぼ同じぐらい。半分が上昇して半分が下落、しかし日経平均は195円高と言う結果ですので、やや日経平均に偏った値動きだと思います。先物主導で買われた事に加えて、ファーストリテイリングを始め、指数への寄与度の大きい銘柄に買いが偏った結果かもしれません。今日の日本市場全体を見渡せば、相場の地合い自体は少し改善した感じはしますが、本質的にはまだまだ不安定な状況と言う感じもします。今週末は3連休になる日本市場ですが、米国では国境の壁予算を巡るトランプ大統領と民主党の対立に解決の目処が見えません。来週は英国でEUからの離脱を巡る議会での採決も予定されています。前回は見送りとなった採決ですので、今回も予断は許しません。過度な悲観は後退して一旦落ち着きを取戻しつつ有る株式市場ですが、依然先行きへの不透明感を抱える状況に変化は無く、もう暫くは慎重なスタンスで対応する方が賢明です。過度に弱気になる事は有りませんが、まだ攻めに転じられるような状況でも有りません、もう暫くは無理に動かず、状況の推移を見守ると言う対応が良いと思います。焦らずともこの先チャンスは幾らでも訪れます、今最も避けなければならない事は、勇み足で先に動いてしまい、その後再度大きく下げる場面が来ると言う事です。この先再度大きな下げが有るかどうかは予測して見通せる事では有りませんが、最低でもこの先25日移動平均線を超えるまでは、常に再度大きく下げる可能性も一応視野に入れながら対応しなければなりません。石橋を叩いて渡ると言う感じのリスク管理のようなものです、仮にこの先好材料が相次いで大きく上昇するような展開になったとしても、慎重な対応を続けて損をする事にはなりません。FRBが金融政策の軌道修正に動き、米経済の先行きへの懸念が和らいだ事は世界経済にとっては安心感に繋がります。又、米中貿易交渉も3/1の期限には多くの分野で一旦合意出来る可能性が高まっており、一部合意が出来なかった分野に関しては継続協議でも株式市場は好感すると思います。全てが同時に解決しなくても、解決出来るところから解決して行けばそれも前進です。来週以降、決算発表が本格化して行きますが、今日の決算発表銘柄への株式市場の反応を見る限りでは、決算発表をキッカケに、決算が良くても悪くても、売られ過ぎ修正のキッカケになりそうな感じがします。

 

 

 

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