リアルタイムサービス(1月11日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は142円高の20306円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇して5日続伸、米中貿易交渉が進展しているとの見方に加えて、パウエルFRB議長が金融市場の変動の大きさに言及して「必要が有れば素早く、柔軟に金融政策を変更する」と改めて述べた事に株式市場も好感。

昨夜の米国株高に加えて今日は円相場も円安に振れ108円台を回復、日経平均も買い先行の展開で反発。

昨日引け後に業績の下方修正を発表した安川電機も、想定の範囲内と言うレベルの下方修正との見方から今日は悪材料出尽くしの反応で買戻しが先行してスタート。前場終値は小幅安となりましたが業績の下方修正にも落ち着いた反応です。

相場の地合いが悪い時には小幅の上方修正でも期待に届かずと言う反応で大きく売られる事も有りますが、下方修正でも売られないと言う事は投資家心理もかなり前向きになって来ている証拠だと思います。

言い換えればこれまでにかなり売り込まれて来た日本市場ですので、多少の悪材料も悪抜け感につながり、業績下方修正もとどめの悪材料が出尽くしたとの見方から、これまで売り込んで来た投資家の買い戻しのキッカケになっていると言う感じです。

悪い材料が出ても、悪材料出尽くしで株価が上昇するようになると、相場の大きな流れが好転する前兆でも有ります。

安川電機の決算発表後の株価の反応から言える事は、保有している銘柄に関しても決算発表にはさほど警戒する必要は無い、そう考えて良いと思います。

決算が悪くても悪材料で尽くしの反応で買戻しが入る、仮に決算が良ければ大きく上昇する可能性が高く、保有している銘柄に関しては総じて好決算が期待出来る銘柄ですので期待を持って決算発表を待ちたいと思います。

大局的な相場観としては、行き過ぎた悲観ムードは一旦後退していますが、依然不確実要因や不透明要因が多々有り、先行き楽観は出来ない投資環境と言う状況に大きな変化は有りません。

しかしながら期待が持てる要因も有ります、一つは米利上げが停止される事で米経済の先行きへの懸念は確実に後退します。

原油先物相場も52ドル程度まで回復し、産油国による株の換金売り圧力も大きく後退します。

米中貿易交渉も金融市場の混乱も有って、米中共に早期解決への必要性が高まっており、自国の経済を守る為にはある程度の妥協も致し方なしとのムードも強まっています。

日本にとっては円高懸念も浮上してはいますが、今日108円台を回復した動きを見ると、投機的な円買いの動きも少なそうですので一安心と言う感じです。

まだ株式市場の値動きは不安定ながら、少し前の波乱の局面から見ればかなり正常化が進んでいます。

もう一段投資家心理の正常化が進めば、売られ過ぎた日本株に対する見直し買いの動きが強まると思います。

まだ慎重な対応が必要ですが、引き続き株式市場の一段の回復を待ちたいと思います。

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