週トレ短期売買(1月10日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

1/10(木)日経平均株価は▼263円の20163円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇して4日続伸、米中通商協議への期待とFRBの金融政策見直しへの期待が引き続き買い安心感に繋がっていると言う状況。FRBが午後に公表した12月FOMCの議事要旨では、利上げに慎重な考えを持つ理事が多数派だった事が明らかになり、利上げ打ち止めへの期待が一段と高まった事も米株式市場には追い風に。しかし12月FOMCの議事要旨の発表を受けて為替市場ではドルが主要通貨に対して全面安の展開になり円相場は円高が進み107円台に突入。米利上げの打ち止め期待の高まりも、米株式市場には追い風になるものの、日本株にとっては円高要因となって株価にはマイナス、本日の日本市場も円高を嫌気して日経平均は急反落の展開です。昨年末から続いたFRBの金融政策変更を催促する催促相場の動きはFRBの政策変更表明を受けて一旦収束したものの、その結果生まれたのが円高懸念です。今後この円高懸念にいつ歯止めが掛かるのか?ざっくりと言えば円高懸念に歯止めが掛かるまでは日経平均も上値の重い展開が続きます。

日本がまだ正月休み中の1/3に一時104円台まで円高が進みましたが、この動きに関しては市場参加者が少ない中での仕掛け的な投機の動きで円高が進みましたので、この先円高が進んでも短期間でここまでの円高は心配する必要は無いと思います。1/3に104円台まで円高が進んだのは特殊な例であり、その様な事は平時では有り得ません。しかし日々少しずつ円高が進み数ヶ月先に104円台と言う可能性は十分に有り得ますので、ジリジリと少しずつ円高が進むと言う展開は一応警戒しておく方が賢明です。日銀も打つ手は限られ、政府にしても出来る事は口先介入のみ、しかし日米貿易交渉を控えている状況では円高阻止の口先介入も出来ないと思います。唯一の期待は企業による海外企業の大型M&Aです、円高が進めば海外企業に対するM&Aもやり易くなりますので、大型のM&Aなどが出て来ると円高の歯止めにはなります。世界の金融市場が不安定な状況ですので、国内機関投資家などによる海外への投資が増えると言う円安効果は余り期待は持てず、当面円高阻止を期待出来る動きとしては大型のM&Aだけと言うのが正直なところです。しかし円高基調の動きが続いても、内需系企業にとっては直接的な悪影響は限定的、業種によっては円高が輸入する原材料のコストダウンにつながり、業績にプラスになると言う企業も有りますので、円高進行も全てが悪と言う事でも有りません。この先円高基調が続くようなら、いずれ内需系銘柄への見直し買いの動きに繋がると思います、この先本格化する決算発表で、内需系企業が好決算を発表するような流れになれば、内需系銘柄への見直し買いを強めるきっかけになるかもしれません。依然不安定な値動きが想定される株式市場ですが、今後本格化する四半期決算発表を待ち、保有銘柄の好決算発表を期待したいと思います。

 

 

【当面の相場展望】

過度な悲観ムードは一旦収束、しかし依然米経済の先行き懸念は拭えず、米中通商交渉も最終結果を見極めるまでは楽観は出来ず。加えて円高がどこまで進むのか?当面は円高一巡を見極めるまでは軟調な展開が想定される日経平均。不確実、不透明な要因が多々有り、引き続き慎重な投資スタンスが良いと言う状況です。

 

 

【明日の見通し】

明日の日経平均は円相場の動向次第と言う感じです、物色に関しては、四半期決算発表を受けての個別物色が中心。

 

 

【投資アドバイス】

昨日まで3日続伸でリバウンド局面が続いていた日経平均でしたが、今日は円高進行に警戒感が強まり日経平均も反落。国内主要企業の四半期決算が今後本格化するタイミングでの円高進行は投資家にとっては心理的にも大きな悪影響が有ります。内需系の銘柄にはさほど大きな影響は無いものの、日経平均を構成している銘柄の多くはグローバルに事業を展開していますので円高進行は業績にはマイナス。これから四半期決算の発表が有ると言うタイミングで円高が進むと言う展開は日経平均にとってはダブルパンチのようなものです。昨年12月以降の金融市場の混乱で、ただでさえ企業業績への懸念が強まっている状況で、更に円高が進むと言う状況は負の悪循環とも言えます。仮に円安が進んでいれば、多少の業績悪化も円安がカバーするとの見方も出て来ますが、円高進行では株価も下落するしか有りません。しかし円高基調が続いて主力銘柄が手がけ難いと言う状況が続けば、内需系の中小型株を物色する動きが強まるのもこれまでのパターンです。沈むセクターも有れば、浮かぶセクターも有る、そう言う意味では円高で日経平均の軟調な展開が続いたとしても、浮かぶセクターを攻めればそれなりにチャンスは有ります。又は沈むセクターの主力銘柄にカラ売りで対応すると言う選択も有ります、まだ値動きが不安定ですので今はまだ無理はしない方が良いと思いますが、先々もう少し状況が安定したら銘柄ごとに売り買いを使い分けて対応して行けば良いと思います。テクニカル的には本日騰落レシオが71%まで低下し、テクニカルの上では売られ過ぎと言える状況です。もう一段下げれば70%を切って来ると思われますが、そうなると一時的には売られ過ぎムードが強まり、思わぬ上昇に転じる可能性も有ると思います。逆説的に見れば騰落レシオが70%程度まで低下していますので、心理的には弱気の極と言える状況ですので、相場の地合いも実体以上に悪く感じると言う一面は有ると思います。明日のSQを通過した後、相場のムードもがらりと変化する可能性も無いとは言い切れないと思います。テクニカル的な見方をすれば、弱い相場ながらも弱気になり過ぎる必要は無い、キッカケ1つでもう一段大きく上昇する下地は有ると言うのが今の日本市場の現状だと思います。本日25日移動平均線は20900円付近に位置しています、当面の上値目処としては25日移動平均線付近と言う事になりますが、仮に25日移動平均線を突破出来れば相場のムードは一気に好転します。円高は日本にとっては悪材料、しかし円高の原因となっている米利上げの停止は日本にも好材料、米中通商交渉も現時点では中国がかなり譲歩して良い方向に進んでいると見られます。既に株価が大きく下落して想定される悪材料はほぼ織り込んでいる状況、この先好材料がちらほらと出始めれば上昇に転じ易い状況では有ります。まだまだ不確実要因に左右され易い相場状況では有りますが、日経平均が昨年の10月以降下げ始めて既に3ヶ月が経過。日柄的には1つのサイクルが終わり、新たなサイクルが始まる時期は近い、今はその様な局面です。

 

 

 

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