リアルタイムサービス(1月9日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は223円高の20427円で終了。米中通商協議の進展期待から昨夜の米国株が上昇、本日の中国株も上昇し、本日の日本市場も買戻しが先行する展開で日経平均も続伸。

しかし円相場は108円台後半で昨日は一時109円台に乗せていた事を考えるとやや強含み。

FRBの利上げ打ち止め観測から円安が進み難くなっており、今月中旬から始まる予定の日米貿易協議も控えていますので、その事も円高要因になっていると言う感じ。

円相場が108円台後半の水準なら国内主要企業の業績面にはさほど悪影響は有りませんが、業績上方修正への期待も無くなると言う水準ですので株式市場にとっては手掛かり材料の1つを失うと言う感じです。

この先一段と円安に振れれば株高に、円高に振れれば株安に、円相場だけを見れば基本的にはその様な解釈になります。

昨年12月後半の急落相場の後、NYダウは既に25日移動平均線までの戻りを達成しており、日経平均はNYダウに比べると少し物足りない反発になります。

何が違うのかと言えばやはり円高だと思います、12月の株価急落前の円相場は110円台でしたが今は108円台、そしてFRBの利上げ打ち止めの可能性が出て来ましたので、もう一段円高が進むリスクが有ると言う事が日経平均の戻りの鈍さになっていると思います。

ざっくりと言えば週末までに円相場が110円台を回復すれば日経平均も21000円付近までは戻すと言う展開になると思います。

しかし今の金融市場を取り巻く情勢を考えた場合、円相場の110円台回復は当面難しいような感じもします。

円相場が108円付近で推移するなら、日経平均の戻りも21000円には届かず、20700円~20800円付近が目先の高値になるかもしれません。

全体的な戻りが一巡したからと言って直ぐに大きく下げると言う事にはなりませんので、その点は過度に考え過ぎる事は無いと思います。

今後本格化する主要企業の決算発表を見極めながら、物色も個別物色が中心になり、好決算見通しを発表する銘柄には直近に大きく売り込まれているだけに見直し買いで急伸する銘柄なども出て来ると思います。

仮に業績を下方修正しても、多くの銘柄は直近に大きく下げていますので、下方修正の程度が小さければ悪材料出尽くしで上昇に転じる銘柄も有るかもしれません。

大きく下方修正すれば大きく売られると思いますが、この2~3ヶ月の間にそこまで急激に業績が悪化している銘柄は少ないと思います。

企業の決算発表には注意が必要ですが、想定外に悪いと言う結果も有れば想定外に良いと言う結果も有りますので、結果を確認するまでは中立的な見方をしていれば良いのではないかと思います。

決算発表イコール警戒だけでなく、決算発表イコール期待と言う一面も持っていても良いと思います。

株式市場の現状としては、全体的な過度な売られ過ぎの修正はほぼ終わりが近いと思います、この先は決算発表次第、個々の銘柄から出て来る材料で株価の動向も決まる、その様な局面になって行きます。

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