週トレ短期売買(1月9日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

1/9(水)日経平均株価は△223円の20427円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇、米中貿易協議への進展期待が高まり中国関連銘柄中心に買いが強まると言う展開に。米中協議を巡っては、トランプ大統領が「非常に順調に進んでいる」とツイッターに投稿、月内にも閣僚級会合がワシントンで開かれる見通しと伝わるなど、投資家心理の改善にも追い風に。しかし具体的な中身に関してはまだ明らかにはなっておらず、知的財産権の保護やハイテク分野に関する協議では合意には程遠いと言う情報も流れており、3/1のゴールまでにはまだ紆余曲折は有ると見ておく方が無難です。株式市場が一旦リバウンド局面を迎えている事から、好悪どちらにも取れるような材料は好材料視され易いと言う一面も今は有ります。トランプ大統領と民主党との予算を巡る対立も長期化の様相で、政府機関の一部閉鎖も既に18日目に突入、依然解決の目処が見えません。FRBの金融政策の軌道修正発言で、その後売られ過ぎ修正のリバウンド局面が続いている米国市場ですが、NYダウに関しては、既に催促相場で下落する前の水準はほぼ回復しており、米国市場に関しては目先のリバウンドも終わりが近いと言う状況です。米国市場も今後は本格化する主要企業の決算発表が株式市場の動向を左右する局面に入って行くと思います。

昨夜の米国株高を受けて本日の日経平均も上昇して続伸、買い先行で始まりその後は10時過ぎまで膠着する場面も有りましたが、戻り売りを吸収した後は一段高に転じ13時過ぎには20494円まで上げ幅を拡大、しかし20500円は週末のSQに向けての攻防が強まる価格帯です、その後は戻り売りに押し返されて上げ幅を縮小して終了。今週末の11日はSQですので、テクニカル的にはまずは20500円付近を巡る攻防になると思いますが、25日移動平均線が位置する21000円付近までは大きなフシも無く、需給面では上がり易い価格帯ですので、20500円を抜けて行けば21000円付近までの戻りは十分に期待出来ますが、目先の戻り高値がどの辺りになるかは今後の円相場がカギを握ると言う感じです。戻り一巡後に関しては、米国市場同様に、今後本格化する主要企業の決算発表次第と言う相場状況になると思います。米中貿易戦争による悪影響や円高による悪影響など、日経平均が高値を付けた昨年の10月辺りと比べると世界の状況は大きく変化しており、この先発表される四半期決算は10-12月期のものです。株価が急落し、経済の先行きへの不透明感が強まれば、企業も先を見据えての投資や原材料の調達を控えると言う動きを強めます。仮に一時的な事としても、企業が生産に慎重になれば業績面への影響も多少は出て来るものです。今後本格化する日米主要企業の四半期決算発表には期待よりも警戒感が強いと言うのが正直なところです。

 

 

【当面の相場展望】

FRBが金融政策見直しを示唆した発言以降、リバウンドの動きが続いて来た株式市場ですが、売られ過ぎ修正の戻り局面もぼちぼち終わりは近いと言う感じ。今後は円相場の動向と企業の四半期決算発表を睨みながら、全体よりも個別重視の物色、その様な相場環境へと移行して行くと思います。

 

 

【明日の見通し】

明日の日本市場は引き続き米国株動向と円相場次第、週末のSQに向けた売買を加味すれば20250円~20750円のゾーンでの値動きが想定されます。

 

 

【投資アドバイス】

米中通商協議の進展期待から昨夜の米国株が上昇、本日の中国株も上昇し、本日の日本市場も買戻しが先行する展開で日経平均も続伸。しかし円相場は108円台後半で昨日は一時109円台に乗せていた事を考えるとやや強含み。FRBの利上げ打ち止め観測から円安が進み難くなっており、今月中旬から始まる予定の日米貿易協議も控えていますので、その事も円高要因になっていると言う感じ。円相場が108円台後半の水準なら国内主要企業の業績面にはさほど悪影響は有りませんが、業績上方修正への期待も無くなると言う水準ですので株式市場にとっては手掛かり材料の1つを失うと言う感じです。この先一段と円安に振れれば株高に、円高に振れれば株安に、円相場だけを見れば基本的にはその様な解釈になります。昨年12月後半の急落相場の後、NYダウは既に25日移動平均線までの戻りを達成しており、日経平均はNYダウに比べると少し物足りない反発になります。何が違うのかと言えばやはり円高だと思います、12月の株価急落前の円相場は110円台でしたが今は108円台、そしてFRBの利上げ打ち止めの可能性が出て来ましたので、もう一段円高が進むリスクが有ると言う事が日経平均の戻りの鈍さになっていると思います。ざっくりと言えば週末までに円相場が110円台を回復すれば日経平均も21000円付近までは戻すと言う展開になると思います。しかし今の金融市場を取り巻く情勢を考えた場合、円相場の110円台回復は当面難しいような感じもします。円相場が108円付近で推移するなら、日経平均の戻りも21000円には届かず、20700円~20800円付近が目先の高値になるかもしれません。全体的な戻りが一巡したからと言って直ぐに大きく下げると言う事にはなりませんので、その点は過度に考え過ぎる事は無いと思います。今後本格化する主要企業の決算発表を見極めながら、物色も個別物色が中心になり、好決算見通しを発表する銘柄には直近に大きく売り込まれているだけに見直し買いで急伸する銘柄なども出て来ると思います。

仮に業績を下方修正しても、多くの銘柄は直近に大きく下げていますので、下方修正の程度が小さければ悪材料出尽くしで上昇に転じる銘柄も有るかもしれません。大きく下方修正すれば大きく売られると思いますが、この2~3ヶ月の間にそこまで急激に業績が悪化している銘柄は少ないと思います。企業の決算発表には注意が必要ですが、想定外に悪いと言う結果も有れば想定外に良いと言う結果も有りますので、結果を確認するまでは中立的な見方をしていれば良いのではないかと思います。決算発表イコール警戒だけでなく、決算発表イコール期待と言う一面も持っていても良いと思います。株式市場の現状としては、全体的な過度な売られ過ぎの修正はほぼ終わりが近いと思います、この先は決算発表次第、個々の銘柄から出て来る材料で株価の動向も決まる、その様な局面になって行きます。

 

 

 

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