リアルタイムサービス(1月9日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は251円高の20455円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇、米中貿易協議への進展期待が高まり中国関連銘柄中心に買いが強まると言う展開に。

米中協議を巡っては、トランプ大統領が「非常に順調に進んでいる」とツイッターに投稿、月内にも閣僚級会合がワシントンで開かれる見通しと伝わるなど、投資家心理の改善にも追い風に。

しかし具体的な中身に関してはまだ明らかにはなっておらず、知的財産権の保護やハイテク分野に関する協議では合意には程遠いと言う情報も流れており、3/1のゴールまでにはまだ紆余曲折は有ると見ておく方が無難です。

株式市場が一旦リバウンド局面を迎えている事から、好悪どちらにも取れるような材料は好材料視され易いと言う一面も今は有ります。

トランプ大統領と民主党との予算を巡る対立も長期化の様相で、政府機関の一部閉鎖も既に18日目に突入、依然解決の目処が見えません。

FRBの金融政策の軌道修正発言で、その後売られ過ぎ修正のリバウンド局面が続いている米国市場ですが、NYダウに関しては、既に催促相場で下落する前の水準はほぼ回復しており、米国市場に関しては目先のリバウンドも終わりが近いと言う状況です。

米国市場も今後は本格化する主要企業の決算発表が株式市場の動向を左右する局面に入って行くと思います。

昨夜の米国株高を受けて本日の日経平均も上昇して続伸、買い先行で始まりその後は10時過ぎまで膠着する場面も有りましたが、戻り売りを吸収した後は一段高に転じ20500円を巡る攻防になっています。

今週末の11日はSQですので、テクニカル的にはまずは20500円付近を巡る攻防になると思いますが、25日移動平均線が位置する21000円付近までは大きなフシも無く、需給面では上がり易い価格帯ですので、20500円を抜けて行けば週末までには21000円付近までの戻りは十分に期待出来ます。

但し25日移動平均線付近までの戻りを達成したとしても大局的に見れば下げ過ぎた動きの修正の動きであり、行き過ぎていた悲観が中立に戻っただけの事です。

その先に関しては米国市場同様に、今後本格化する主要企業の決算発表次第と言う相場状況になると思います。

米中貿易戦争による悪影響や円高による悪影響など、日経平均が高値を付けた昨年の10月辺りと比べると世界の状況は大きく変化しており、この先発表される四半期決算は10-12月期のものです。

株価が急落し、経済の先行きへの不透明感が強まれば、企業も先を見据えての投資や原材料の調達を控えると言う動きを強めます。

仮に一時的な事としても、企業が生産に慎重になれば業績面への影響も多少は出て来るものです。

今後本格化する日米主要企業の四半期決算発表には期待よりも警戒感が強いと言うのが正直なところです。

決算だけは蓋を開けてみるまではわからないと言う一面も有りますが、ある程度決算発表が出揃うまでは余り無理はしない方が賢明です。

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