リアルタイムサービス(1月4日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は607円安の19407円で前場を終了。新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

日本が正月休み中に円高が進み一時104円台まで急伸、アップルの業績下方修正をキッカケに世界的な景気減速への警戒感が高まり安全通貨とされる円買いが強まると言う展開に。

正月休み中には落ち着いた値動きが続いていた米国市場でしたが、昨夜はアップルの業績下方修正でNYダウ、ナスダック指数共に大きく下落。

同時に円高も進むと言う展開になりましたが、本日の円相場は107円台の後半、一時104円台まで急伸した円相場ですが、正月休み中の薄商いの中でのアルゴリズム取引による影響が大きく、円相場に関しては来週以降徐々に値動きは落ち着いて来ると思います。

本日の日本市場は売り先行で始まり日経平均株価も大きく下落するスタートとなりましたが、大局的に見れば昨年末からの波乱相場の延長線上に有り、もう暫くは上下に振れ易い不安定な相場状況は致し方有りません。

昨年末には一旦反発して2万円台を回復して終った日経平均株価でしたが、日本市場の現状をテクニカル面から見ると、依然下降トレンドは継続中と言う状況です。

下降トレンド継続中と言う事は一時的に反発に転じても戻り売りに押されて又下げに転じると言う流れが続く事を意味し、極端に言えば25日移動平均線を超えない限りは戻り売りが基本となる投資環境です。

その25日移動平均線は現在21200円台に位置しており、現在の株価水準は下方乖離が拡大している状態で、その点では売られ過ぎと言える状況ですが、米国市場の状況に安心感が高まらない限りはなかなか反発ムードも出難い状況です。

米国市場の波乱の展開の元凶は何と言っても米中貿易戦争ですので、米国市場の株価立ち直りには米中情勢の改善が不可欠になります。

今は、3/1の猶予期限に向けて米中通商交渉が行われている最中ですが、本日中国商務省が米中次官級の通商協議を1/7と1/8に実施すると発表。

この発表を受けて日経平均株価も若干下げ幅を縮小する動きを見せています、暫くは米中協議の行方に株式市場の関心も集りそうな感じです。

株式市場の現状としては、楽観出来るような状況では無いものの、過度に悲観的になる必要も有りません。

既に昨年10月の高値から日経平均は5500円ほど下落しており、想定される悪材料はほぼ織り込んだと言うような状況です。

仮にもう一段下げるような展開になったとしてもここからの下値不安は限定的です。

又、今は悪材料に過剰に反応して好材料には目もくれないと言う状況ですが、このような状況に変化が訪れる日もそう遠くは無いと思います。

前向きな材料を挙げるなら、これまで利上げを続けて来たFRBが利上げの停止に踏み切る可能性も有ると思います。

米中通商交渉に関しても、金融市場の混乱を鎮める為に、3/1の期限までには一旦合意出来る可能性も有ると思います。

もう暫くは不安定な値動きが続くと思いますが、このような状況でこそ、先を見据えた冷静な対応が必要だと思います。

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