週トレ短期売買(12月18日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

12/18(火)日経平均株価は▼391円の21115円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく下落、今日から始まる米FOMCを前にしてポジションを解消する動きが強まると言う展開に。今日から始まる米FOMCの見通しとしては、今回は利上げが行われるものの、来年は利上げを見送る、又は利上げ回数はこれまでの見通しよりも少なくなるとの見方が大勢。利上げ見送りを示唆すれば株式市場には好材料になるものの、反面では米景気の先行きに対して警戒するムードも出て来ますので、投資家心理としては複雑な反応も想定されます。又、米利上げ打ち止めとなれば一時的には円高が進みやすく、日本株にはマイナスの影響も警戒されますが、110円を超えて円高が進まない限りはマイナスの影響も一時的なものだと思います。米中貿易戦争の悪影響が徐々に強まり、それが米景気減速懸念へと繋がって米株式市場も資金流出の動きが続いていると言う状況、米国株の本格的な反発にはやはり米中情勢の改善が欠かせないと言う感じです。昨日は反発した日経平均でしたが、本日は米国株安と円高進行を受けて日経平均も急反落。そもそも昨日の日経平均の上昇自体が、値下がり銘柄の方が多いと言う中身を伴わない上昇でしたので今日の反落もある意味では想定内の展開。今日から始まる米FOMCの結果を見極めるまでは積極的な買いは入り難く、日々の値動きも短期筋や投機筋の売買の結果だと思います。

しかし下落基調が続く米国株に比べれば、軟調な展開ながらも日経平均には底堅さも有り、米国株の本格反騰がない限りは日経平均の上昇も期待出来ませんが、現状では大きな下値不安も感じません。米FOMCを前にして、米国株が大きく下げる展開は有る意味ではFRBに対する催促相場と言う感じも有ります。催促相場とは、株式市場が利上げの停止、又はハト派的な方向に金融政策の修正を求めると言う展開です。株価が下落する事で、FRBのスタンスの変更を求める、米国市場の現状にその様な意図を感じます。米FOMCの結果が市場の期待を上回れば株式市場も反発に転じますが、期待を下回れば更に催促相場が強まり株価は下落します。日本時間では20日の早朝には結果も明らかになると思いますので、まずは結果を見極めると言う対応が最善です。株価の下落には諸々の悪材料を織り込むと言う意味が有り、そう言う意味では既に想定される悪材料はかなり織り込んでいると思います。悪材料を織り込んだ先に待つのは株価反発局面です、その時に真っ先に反発に転じるのは好業績の銘柄や投資家人気の高いテーマ性を持つような銘柄です。個々の銘柄に売られる理由が無く、全体の需給悪化で連れ安しているような銘柄は先々市場心理が好転すれば必ず上昇に転じます。もう暫くは我慢の相場が続きますが、先を見据えて対応するなら弱気になる必要は無いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

今夜から米FOMCが始まり、19・20日には日銀金融政策決定会合が有ります。なかでも、米FOMCで利上げの打ち止めが示唆されるかどうかが最大の注目点です。利上げ打ち止めが示唆されれば株式市場にとっては大きな追い風になると思います。日銀金融政策決定会合に関しては特に注目されるような点は有りません。

 

 

【明日の見通し】

明日の日本市場の動向は今夜の米国市場の動向と円相場次第です、依然投機性の強い相場展開が続いており、日々の値動きも不安定。テクニカル的な価格変動レンジは日経平均21400円~20700円。

 

 

【投資アドバイス】

前場には一時下げ幅を縮める場面も有りましたが、買戻しが一巡した後は再度売られ、後場は安値圏での膠着した展開に。昨夜の欧米株が大きく下落し円高も進行、これでは日経平均の下落も致し方有りませんが、中国では中央経済工作会議が始まり、習近平国家主席の演説への期待もあって前場には一時下げ幅を縮めた日経平均。しかし習近平国家主席の演説も、米中貿易摩擦に関する事や景気への配慮と言う内容は無く、期待が失望へと変わり日経平均も再度下落。しかし習近平国家主席の今日の演説に関しても、米中通商交渉の猶予期限が来年の2月末まで有る事を考えれば、この時期に米国に譲歩するような話しが出る訳は無く、本質的に見れば失望する必要は有りません。中国が米国に譲歩するような話が出て来るとしてもそれは来年になってからの事です。又、現状では中国が米国に対して正面から対立するにはまだ力不足、ギリギリまで粘るとは思いますが、最終的には米国にかなり譲歩するのでは無いかと思います。米国に譲歩して経済関係を修復しなければ中国経済は持たず、経済的混乱が中国で起きれば大規模な暴動に発展しかねません。その様な状況は中国共産党にとっても最悪の事態です、大局的に見れば今は米中情勢に悲観が強まっているものの、先々の結果は米中和解と言う可能性が高く、株式市場に広がる悲観ムードも少し先を見据えるなら過度に弱気になる事は無いと思います。但し当面は引き続き慎重な対応が求められる投資環境に変わりは有りません。安くとも買いを急ぐ必要は無く、売られ過ぎのような場面が来れば少し買いを考える。弱気相場が続く局面で、行き過ぎた安値が有れば少しずつ買い下がりながら買いを溜めて行くと言う感じの買い方が理想的だと思います。そして先々の反発を待って利食いを目指す、忍耐力と時間を必要とする投資スタンスにはなりますが、今のような相場環境においては現実的最善の対応だと思います。

安全重視の対応としては、相場環境が良くなるまでは投資を休むと言う選択肢も有りますが、しかし相場環境が良くなると言う事はある程度株価も戻していますので、安値買いのチャンスを逃がします。平時では買えない様な安値をみすみす見逃すのももったいないと言う感じも有り、又いつ好材料が出て急反発するかも解りませんので、相場環境がいつ好転するか解らない中で安値買いを進める場合には、100株ずつの買いでも良いと思います。

処分売りや投売り的な動きが続くなかでは思いも寄らないような安値を付ける場合も有りますが、売りが一巡した後には急反発に転じて、一気に戻すと言う展開も多々有ります。

ある程度の価格差を付けながら、下げれば100株ずつ機械的に買いを進める、そうすれば自動的に平均買いコストも下がり、株式市場が本格的な反発に転じた時には損益分疑点も下がっていますので利食いに至るハードルも低くなります。株式市場の状況としてはまだ陰の極には至りませんが、かなり近づいていると思います。今夜から始まる米FOMCの結果が相場反転のキッカケになる可能性も有りますので、まずは米FOMCの結果を確認し、次の事はそれから考えると言う事で良いと思います。

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

過去レポート

カレンダー

2021年10月
« 9月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
ページ上部へ戻る