週トレ短期売買(12月17日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

12/17(月)日経平均株価は△132円の21506円で終了。先週末の米国市場は、NYダウ、ナスダック指数共に大きく下落。中国や欧州の景気減速を示す経済指標発表で世界経済の先行きへの懸念が強まると言う展開に。14日に発表された中国の11月小売り売上高が15年ぶりの低水準となり、工業生産は10年ぶりの低い伸びとなり、世界経済への悪影響が警戒されると言う格好に。欧州でも景気の先行指数とされるユーロ圏の12月PMIが4年ぶりの低水準となり、米中貿易戦争の悪影響が警戒されると言う状況です。アジア市場、欧州市場が大きく下げた事で先週末の米国市場でもリスク回避の売りが強まると言う展開になりました。今週は18・19日に米FOMCが開かれ、今後の金融政策への注目も集まります、利上げサイクルの打ち止めを示唆するのか?米景気減速懸念や株式市場の軟調な展開を考えると利上げ打ち止めを示唆する可能性は大いに有ると思います。先週末の米国株安を受けて始まった本日の日本市場ですが、日経平均株価は先週末に大きく下げていますので先週末の米国株安も既に織り込み済みです。今日は買戻しが先行する展開で日経平均は反発、しかし今日の反発も日経平均先物主導と言う感じで、個々の銘柄を見ると下落する銘柄の方が多いと言う状況です。ざっくりと言えば、買い意欲は低調、しかし日経平均先物が買われて上昇しているだけ、そんな感じです。今週からは海外投資家の多くもクリスマス休暇に入り日本市場でも市場参加者や日々の売買代金が減少します。市場参加者や売買代金が減少する中で、何か大きな材料でも出て来ると株式市場も上下共に大きく振れ易くなると言う一面が有ります。逆に何も手掛かり材料が無いと膠着感が強まり動かない展開にもなり易くなります。個々の銘柄においても状況は同じです、材料が出た銘柄には資金が集中して大きく動き易くなりますが、手掛かり材料が無ければ全く動かない、その様な2極化にもなり易くなります。しかしその様な状況も年内一杯の期間限定です、年が明けて来年になれば又普通の相場状況に戻ります。米中情勢に安心感が高まるまでは我慢の相場が続く事になりますが、我慢の局面も「先を見据えれば安値買いの局面」と考えればさほど苦にはなりません。まずは明日から始まる米FOMCの結果を待ち、次を考えるのはそれからで良いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

今週は18・19日に米FOMCが有り、19・20日には日銀金融政策決定会合が有ります。なかでも、米FOMCで利上げの打ち止めが示唆されるかどうかが最大の注目点です。利上げ打ち止めが示唆されれば株式市場にとっては大きな追い風になると思います。日銀金融政策決定会合に関しては特に注目されるような点は有りません。

 

 

【明日の見通し】

まずはSQ値の21618円が上値の壁、仮にそこを突破出来れば次は25日移動平均線が位置している21800円付近がターゲットになります。下げる展開になった場合は21300円付近が最初の下値支持帯、ここを切れば21000円付近が次の下値目処になって来ます。

 

 

【投資アドバイス】

今日の日経平均は小幅高で始まりその後マイナス圏に沈む場面も有りましたが、9時半頃に先物主導で上げ幅を広げて一時21563円まで上昇。しかし寄り付き直後に動いた後は膠着した展開となり後場はほとんど値動きが無く、出来高・売買代金も3ヶ月ぶりの低水準に。

又、日経平均は上昇したものの、相場の中身を見れば東証1部で上昇した銘柄は648銘柄で値下がりは1420銘柄と圧倒的に下落した銘柄が多くなっています。中身を見る限りでは日経平均は下落した感じです、日経平均への寄与度の大きい銘柄だけが買われて、指数だけが上昇、その様な展開でした。明日から2日間の日程で米FOMCが始まり、19・20日には日銀金融政策決定会合も有ります。日米中央銀行のイベントが控える中でソフトバンク株の新規上場も有り、今週は週末まで様子見ムードが強い展開も想定されます。今日は新興市場銘柄に売られる銘柄が目立ちましたが、年末が近づき、節税目的の売りも出ている感じがします。しかし節税目的の売りも、売却して損失を確定した後には再度買い戻すと言うパターンが多く、そう言う意味では悪影響も一時的です。長い目で見るなら目先の値動きに一喜一憂する事も無いと思います。当面は米中情勢を睨みながら、来年3月にEUからの離脱期限を迎える英国情勢など、日本市場も海外情勢睨みと言う状況が続きます。

米中通商交渉の猶予期限が来年の2月末まで、それまでに米中情勢に改善の動きが出て来るかどうか?株式市場の動向を決める最大の要因はそこに尽きると思います。海外情勢は依然不透明な状況が続いていますが、円相場が113円台を維持している事は日経平均にとっては大きな下支えにはなります。仮に明日から始まる米FOMCで、利上げの打ち止めが示唆された場合には一時的には円高が進むかもしれませんが、仮に円高が進んだとしても限定的になるのではないかと思います。値動きの乏しいドル/円よりも、手掛かり材料が多くあるドル/ユーロ取引の方が収益機会は多く、投機筋の資金も大半はドル/ユーロ取引に向かうと思います。良くも悪くも為替市場においてのドル/円取引は投機筋の売買の蚊帳の外、その結果円安水準を維持出来ると言う事ですので、漁夫の利のようなものです。今週は市場参加者も少なくなり、クリスマス休暇モードの相場が続くと思います、開店休業状態的な展開になるかもしれませんが、時間を味方に付けると言う発想で我慢強く対応して行きたいと思います。本日騰落レシオが80%を切ってきましたので、好材料が出るなど何かキッカケが有れば株価が上がり易い状況にはなりつつあります。

 

 

 

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