出世株発掘ドリーム・レポート(2018年12月14日推奨 )

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日経平均株価12/14終値21374

日経平均1214

 

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

米中首脳会談以降の株式市場は、猶予期間の90日では米中情勢の改善は期待薄との見方から売りが強まり日経平均株価も12/11には一時21062円まで下落。しかし翌12/12早朝に中国ファーウェイのCFOが保釈されたとの報道が伝わり株式市場も急反発に。その後トランプ大統領の米中協議に関して前向きな発言が伝わると日経平均も一段高、12/13には日経平均も21871円まで上昇。この一連の流れを簡潔に述べれば、米中情勢への懸念後退が好感されて買い戻しの動きが強まると言う展開でした。加えて週末の12/14は3ヶ月に1度訪れるメジャーSQでしたので、メジャーSQに向けての投機的な動きも加わったと言う感じです。

 

中国政府が、産業の高度化を目指す「中国製造2025」を見直し、海外企業の参入に柔軟に対応する方針を示し、トランプ大統領が安全保障や貿易交渉にプラスになるなら中国ファーウェイのCFOの問題に関して司法介入する可能性が有ると述べた事も安心感に繋がりました。これは一応中国政府に配慮する姿勢であり、米中交渉の進展期待を高める要因に。中でも注目すべきは「中国製造2025」を見直すとの中国政府の見解です。ハイテク分野での米中覇権争いが米中貿易摩擦の本丸でも有り、半導体産業の国産化を目指す「中国製造2025」に対する米国の警戒は強く、「中国製造2025」見直し報道が本当なら米中貿易摩擦も早期解決の可能性が浮上して来ます。まだ現時点では楽観は出来ませんが、米中を巡る情勢に、少し明るい兆しが見えて来た、その様な状況になります。

 

 

情勢が揺れ動く米中情勢ですが、大局的に考えた場合、米中情勢に関する材料が出て、日経平均も上下に振れますが、それも現状ではあくまでも一定のレンジの中での上げ下げです。本格的に上下どちらかへの方向性が出るには米中貿易交渉の最終的な合意が不可欠です。しかし米中情勢も今は90日間の猶予期間であり、その期限は来年の2月末です、まだ十分に日にちが有りますのでこの先も米中情勢に関しては紆余曲折が有ると見ておく方が賢明です。又、英国のEUからの離脱を巡る交渉の期限は来年の3月末です、UEとの合意無き離脱と言う最悪の事態になった場合には、6000兆円規模の英国シティーを経由しているデリバティブ取引が不安定になると見られており、仮に欧州の金融市場が混乱するような状況になれば世界経済にも甚大な悪影響が懸念されます。

 

来週の18・19日と米FOMCが開催され、大方の予想としては来週の米FOMCでは予定通り利上げが行われるものの、来年は暫く様子見に徹し利上げは暫く打ち止めにするのでは?との見方が急浮上しています。トランプ大統領も利上げを続けるFRBを批判しており、12月に利上げをするのは馬鹿げているとまで言っています。景気後退を示唆する長短金利の逆転、「逆イールドカーブ」現象が米債券市場でおきており、足元ではFRBが利上げを続ける正当性も低下しています。仮に、来週のFOMCで利上げ見送りとなれば株式市場にとってはポジティブ・サプライズです。来週は利上げ実施となったとしても、来年は利上げ見送りでも株式市場には好材料になると思います。

 

米中情勢に改善の兆しが見え始めた事や、FRBの利上げサイクルの終わりが近いと言う事は好材料ながら、英国のブレグッジトを巡る不透明感や米中情勢も改善の兆しが見えたとは言え、依然先行き不透明感は拭えません。しかし全体相場に不透明感が有る時こそ、株式投資の原点でもある銘柄重視の発想が必要です。又、先を見据えれば軟調な相場展開も安値買いのチャンスにする事が出来ると思います。引き続き銘柄重視の発想で安値買いを狙うと言う対応であれば、不安定な株式市場の現状もさほど気にする必要は無いと思います。

 

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

JQ 金属製品 3423 エスイー 12/14終値306

 

買いゾーン①290円台②270円台 利食い目処600円前後 損切り230円割れ

 

同社は建設、建築用の資機材を製造販売し、PC用の定着工法で成長。道路、橋梁の補修・補強工事向け建設資材を手掛け、今後実行される国土強靭化、老朽化した橋梁や道路などの補修・補強工事向け公共事業で大きな恩恵が期待出来ます。安倍政権では消費税引き上げに伴う景気対策として、インフラ整備を主眼に4兆円規模の投資を今後3年間に集中して推進する計画です。又、今後30年間で、老朽化した橋梁や道路の補修・修繕に必要なコストは約194兆円との試算も出ています。同社は落橋防止用装置で業界トップの実力を持ち、PC用の定着工法で高い競争力を持っていますので、今後想定される公共事業において大きな恩恵が期待出来る銘柄の1つです。9月中間決算は減益となりましたが2019年3月期見通しに変更は無く営業増益見通し、9月末には1対2の株式分割を実施して配当も増配、国内政策の恩恵をおける政策銘柄として押し目買い狙いで対応したい銘柄となります。米中情勢始め海外情勢は依然不透明感が強く、その様な環境下で確実に事業環境に追い風が吹くのが国内公共事業関連です。

3423 エスイー 月足チャート エスイー月足MS

 

 

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し
  • 何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

 

※次回の提供日は12/25(火)です。

 

 

 

 

 

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