週トレ短期売買(12月7日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

12/7(金)日経平均株価は△177円の21678円で終了。昨夜の米国市場は、中国通信大手ファーウェイのCFO逮捕で米中関係が悪化するとの懸念からNYダウは一時785ドル安まで下げ幅を拡大。しかしFRBは18日からのFOMCで利上げをしたあとは、利上げを一時休止して様子を見る事を検討しているとの報道が有り、NYダウも急速に下げ幅を縮めて終ると言う展開に。ナスダック指数も朝方に下げ幅を広げた後は切り返して小幅高で終るなど下げ渋りの展開。米中情勢を巡る懸念と米利上げ停止期待と言う好材料、暫くは好悪材料が綱引きをすると言う感じになりそうな米国市場です。昨日は米国株の下落を連想して先回りで売り込まれた日経平均でしたが、昨夜の米国株がさほど下げなかった事から今日は日本市場も買戻しが先行する展開で日経平均は反発。しかし米中情勢の不透明感や米利上げの停止観測は円高要因になりますので、今日の上昇も直近の下げに対する自律反発、あくまでも買戻しが中心と言う感じです。今夜は米国で11月雇用統計の発表が有り、足元の米実体経済の状況に関心が集りますが、余程想定外の結果にならない限りは株式市場への影響も限定的です。クリスマス商戦に向けて、一時的には雇用も賃金も増加する傾向が有る時期ですので予想としては堅調な数字になるのではないかと思います。18日と19日に行われる米FOMCに関しては今年最後の利上げが実施される事になると思いますが、来年は利上げを一時停止して暫く様子を見るとの観測も出ていますので、その様な結果になれば米株式市場の下支え要因になって来ます。しかしながら先にも述べたように、米利上げの停止は円高要因になって来ますので、日本にとっては円高がどの程度進むのかによって株式市場への影響も違って来ます。110円を切るような展開にならなければ日本の株式市場への悪影響も限定的になると思いますが、110円を切るような展開になるとさすがに日経平均にも悪影響が出ると思います。しかし円高が悪影響になる銘柄は主にグローバルに展開をしている東証1部の大企業です、国内中心に事業を展開している内需系の銘柄には円高がプラスになるような銘柄も有ります。特に新興市場のIT関連や内需系の建設関連など、海外情勢に業績が左右され難い銘柄などはさほど弱気になる事は有りません。引き続き海外情勢には懸念材料が存在する投資環境が続きますが、内需系の銘柄を中心に、銘柄重視で個を見て対応して行くと言うスタンスならさほど神経質になる必要は無いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米国の逆イールド現象、ファーウェイCFOの逮捕、FRBの利上げ打ち止め観測など連日大きな材料が出て株式市場も一喜一憂している感じですが、大局的に見れば日経平均は23000円~21000円のボックス相場、そして12月相場は全体動向よりも個を重視、引き続き銘柄重視の対応で臨む投資環境が続きます。

 

 

【週開けの見通し】

今夜の米11月雇用統計にまずは注目となりますが、FRBの利上げ打ち止め観測でどの程度円高が進むかも注目。週明けの日経平均は円相場次第、想定される価格変動レンジは22000円~21300円。

 

 

【投資アドバイス】

今日は買い先行で高く始まり9時4分には21734円まで上昇。しかしその後戻り売りに押されて上げ幅を縮め前場引け前には21506円まで上げ幅を縮小、しかし後場に入ると再度上昇に転じて大引けまでジリジリと上昇が続きローソク足も陽線で終了。チャート分析の基本から言えば、今日は前日の陰線の中で陽線のコマと言う形で終わり、来週は一旦反発が期待出来る形です。絶対的な形では無いものの、これまでの流れが一旦変化する暗示と言うチャートであり、今夜の米国株動向や円相場次第では有りますが、一応来週への期待を残す終わり方です。現在日経平均のチャート上では、22000円付近に短期の移動平均線が集中して位置しており、当面は22000円付近が上値の抵抗対です。22000円付近を突破すればもう一段上値を伸ばせる事になりますが、その場合次の上値目処となるのは22500円付近です、この水準には中期の各種移動平均線が集中して位置しています。逆に上では無く下に振れるような展開になった場合は21200円~21000円のゾーンが当面の下値支持帯として意識されます。これら上下でそれぞれ意識される価格帯を巡り、来週は売り方と買い方の攻防が強まると思います。来週末は3ヶ月に1度訪れるメジャーSQになりますので、来週末に向けて投機的な売買も一段と増えると思います。当然ながら悪材料が出れば売り圧力が強まり、好材料が出れば買い圧力が強まると言う事になりますが、今は米中情勢やトランプ発言など、日々どのような材料が出て来るかが予測し難く、来週末のメジャーSQに向けて乱高下を繰り返すと言うような展開も有り得ます。ざっくりと言えば来週いっぱいは少し不安定な値動きになるかもしれないと言う事ですが、しかし売られ過ぎ場面などが有ればやはり安値買いを狙うと言う対応が良いと思います。その理由としては、これまでにも述べて来たように、諸々材料は有れども当面はボックス相場的な値動きになり易いと言う事が有ります。一定の値幅の中で上げ下げを繰り返す相場では、下がれば買い、上がれば売りが基本です、想定される価格変動レンジの幅は少し広めですが、安値圏では買いを考え、高値圏では売りを考えるのが妥当な対応になります。又、日経平均はボックス相場的な値動きでも、個々の銘柄に関しては個々の銘柄が持つ固有の材料によって独自の値動きをします。そう言う意味では全体の動向は余り気にせず、個を見て考えて行けばおのずと今の日本市場での最善の投資が出来ると思います。来年2月末までが猶予期限となる米中通商交渉ですが、最終的には中国はかなり譲歩して来るのではないかと見ています。又、FRBが利上げの打ち止めを決定すれば米経済や米株式市場にとっては大きな追い風です。先行きをさほど悲観する事は無く、来週も引き続き銘柄重視の対応で時期を見極めながら買い推奨を考えて行きたいと思います。

 

 

 

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