リアルタイムサービス(12月6日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は417円安の21501円で終了。今日は中国通信機器大手ファーウェイのCFOが米国の対イラン制裁に違反した疑いでカナダで逮捕され、米中情勢の先行きへの懸念が高まり株式市場も売りが優勢に。

昨夜の米国市場は休場でしたが、今夜の米国市場も下げるのでは?との見方から先回りの売りもかなり出ていると思います。

ファーウェイ・ショックに加えて今夜はオペック総会も有り、協調減産継続でまとまりそうですが、仮に協調減産でまとまれなければ原油先物相場は一段安になりますので、そうなるとサウジなど産油国が財政資金の手当てに持ち株を売却するとの見方も売り材料になりました。

米国債市場での長短金利が逆転する逆イールド現象の出現、ファーウェイ幹部の逮捕、フランスでの燃料税を巡る大規模な暴動、EU離脱案を巡る英国議会の混乱など、次から次に悪材料が押し寄せる負の連鎖のような状況です。

しかし米中首脳会談が実質的には問題の先送りで何も決まらず、その後相次いで悪材料が出現する状況で、日経平均が直近安値の21243円を下回らずにいる事は底堅さは有ると思います。

11/21に日経平均は安値21243円をつけて、その後日経平均は7日続伸となって12/3には22698円まで上昇。

その後急反落で元に戻ると言う展開ですが、上昇した分を吐き出しただけで、直近安値の21243円はまだ上回っています。

ざっくりと言えば、米中首脳会談に向けて一旦買戻しが強まり結果的に7日続伸となりましたが、米中首脳会談の結果を確認し、再度売り込まれているのが今の状況です。

幾つかの悪材料も影響していますが、今は時期的に来週末のメジャーSQに向けて投機的な売買も増加する時期ですので、その事も日々の値動きを大きくしている要因だと思います。

一時的に上げ下げの波は有れども、日経平均の値動きを少し振り返って見ると10月の中旬以降は多少の行き過ぎは有りますが、概ねボックス相場の展開です。

この先米中通商交渉が好悪どちらに転ぶのか?見極めがつかない以上は、有る程度の値幅の振れは有っても、相場的にはボックス相場になりやすい状況だと思います。

言い換えれば株価下落で弱気になる必要は無く、逆に上昇が続いても強気にはならずと言う対応が求められます。

日経平均のボックスレンジの大きなゾーンとしては23000円~21000円となりますが、このレンジの中で21200円~22700円と言う少し小さなレンジが有り、11月以降はこの少し小さなレンジの中での値動きになっています。

米中情勢に不透明感が有る間は日経平均には余り期待は持てませんが、しかしその様な状況でも個々の銘柄を重視してみれば年末高に向けての動きが期待出来そうな銘柄は有ります。

その様な銘柄もそう多くは有りませんが、引き続き時期を見極め、順次買い推奨をして行きたいと思います。

全体よりも個を重視、引き続きその様なスタンスが今の日本市場では最善の対応になります。

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