週トレ短期売買(12月6日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

12/6(木)日経平均株価は▼417円の21501円で終了。昨夜の米国市場は、ブッシュ元大統領の死去に伴う「国民追悼の日」で、米金融市場は休場。今日は手掛かり材料不足で小動きか?と思われていましたが、中国の通信機器大手ファーウェイのCFOが米国の対イラン制裁に違反した疑いでカナダ当局に逮捕されたとの報道を受けて日経平均も下げ幅を拡大。今後身柄が米国に引き渡されると見られており、又今回の逮捕を受けて、ファーウェイへの制裁発動も想定され、落ち着きかけた米中関係が再び対立が強まるのでは?との警戒が浮上しています。中国企業の一人のCFOが逮捕されただけで日経平均が大きく下落すると言うのもやや違和感は有りますが、米中貿易摩擦に関してファーウェイは象徴のような企業ですので過剰な反応も致し方有りません。米中首脳会談で貿易戦争は90日間の限定とは言え一時休戦となり、昨日は中国商務省から米中協議への前向きな発言が出て来たこのタイミングでファーウェイ幹部の逮捕と言う報道が出て来るのも何か裏が有りそうな感じはします。12月1日に逮捕されたと言う事で有り、まさに米中首脳会談が行われた日です、そして逮捕の報道が流れたのが昨夜、この時間的なずれの裏には米国の何らかの思惑が有るのだとは思います。カナダの中国大使館は、逮捕に断固として反対すると表明し、即時釈放を求めており、今後出て来るであろう中国政府からの発言が注目されます。

米中情勢もまさに「一難去って又一難」と言う感じですが、悪材料も永遠に出て来るものでは有りません。当然限りが有り、悪材料が出て来るたびに株式市場が織り込み、消化する事によって、株式市場自体にも悪材料に対する免疫が出来て来ます。ざっくりと言えば、最初のうちは悪材料に反応して下落しても、それが続くといずれは悪材料が出ても材料出尽くしと言う反応へと変わるものです。又時期的にはメジャーSQに向けて投機筋の売買なども増加して来る時期ですので、日経平均もメジャーSQを通過するまでは上下に振れの大きい展開が続きそうですが、その様な不安定な値動きでも銘柄重視で対応すれば弱気になる必要は無いと思います。業績面からの割安感や個々の銘柄が持つ材料性やテーマ性など、先高期待が持てる銘柄に関しては売られ過ぎるような場面が有れば安値買いを狙うだけの事です。全体よりも個を重視、その様な投資スタンスなら波乱含みの相場状況も十分に乗り切れると思います。

 

 

【当面の相場展望】

米国の逆イールド現象、ファーウェイCFOの逮捕、連日出て来る悪材料で日経平均も急反落の展開ですが、大局的に見れば日経平均は23000円~21000円のボックス相場、直近の下げもその前の7日続伸の修正安にすぎません。そして12月相場は全体動向よりも個を重視、銘柄重視で対応すればさほど弱気になる必要は無いと思います。

 

 

【明日の見通し】

悪材料続きながら安値では下げ渋りを見せており、キッカケ1つで急反発も。明日の想定価格変動レンジは21300円~21700円。

 

 

【投資アドバイス】

今日は中国通信機器大手ファーウェイのCFOが米国の対イラン制裁に違反した疑いでカナダで逮捕され、米中情勢の先行きへの懸念が高まり株式市場も売りが優勢に。昨夜の米国市場は休場でしたが、今夜の米国市場も下げるのでは?との見方から先回りの売りもかなり出ていると思います。ファーウェイ・ショックに加えて今夜はオペック総会も有り、協調減産継続でまとまりそうですが、仮に協調減産でまとまれなければ原油先物相場は一段安になりますので、そうなるとサウジなど産油国が財政資金の手当てに持ち株を売却するとの見方も売り材料になりました。米国債市場での長短金利が逆転する逆イールド現象の出現、ファーウェイ幹部の逮捕、フランスでの燃料税を巡る大規模な暴動、EU離脱案を巡る英国議会の混乱など、次から次に悪材料が押し寄せる負の連鎖のような状況です。

しかし米中首脳会談が実質的には問題の先送りで何も決まらず、その後相次いで悪材料が出現する状況で、日経平均が直近安値の21243円を下回らずにいる事は底堅さは有ると思います。11/21に日経平均は安値21243円をつけて、その後日経平均は7日続伸となって12/3には22698円まで上昇。その後急反落で元に戻ると言う展開ですが、上昇した分を吐き出しただけで、直近安値の21243円はまだ上回っています。ざっくりと言えば、米中首脳会談に向けて一旦買戻しが強まり結果的に7日続伸となりましたが、米中首脳会談の結果を確認し、再度売り込まれているのが今の状況です。幾つかの悪材料も影響していますが、今は時期的に来週末のメジャーSQに向けて投機的な売買も増加する時期ですので、その事も日々の値動きを大きくしている要因だと思います。一時的に上げ下げの波は有れども、日経平均の値動きを少し振り返って見ると10月の中旬以降は多少の行き過ぎは有りますが、概ねボックス相場の展開です。この先米中通商交渉が好悪どちらに転ぶのか?見極めがつかない以上は、有る程度の値幅の振れは有っても、相場的にはボックス相場になりやすい状況だと思います。言い換えれば株価下落で弱気になる必要は無く、逆に上昇が続いても強気にはならずと言う対応が求められます。日経平均のボックスレンジの大きなゾーンとしては23000円~21000円となりますが、このレンジの中で21200円~22700円と言う少し小さなレンジが有り、11月以降はこの少し小さなレンジの中での値動きになっています。米中情勢に不透明感が有る間は日経平均には余り期待は持てませんが、しかしその様な状況でも個々の銘柄を重視してみれば年末高に向けての動きが期待出来そうな銘柄は有ります。その様な銘柄もそう多くは有りませんが、引き続き時期を見極め、順次買い推奨をして行きたいと思います。全体よりも個を重視、引き続きその様なスタンスが今の日本市場では最善の対応になります。

 

 

 

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