リアルタイムサービス(12月5日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は89円安の21946円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく下落して急反落の展開に。米中貿易戦争の一時休戦も、90日間で本質的な解決は難しいとの見方が強まり幅広い銘柄が売られると言う展開に。

加えて米債券市場で、3年債の利回りが5年債の利回りを11年ぶりに上回り、長短金利の逆転、いわゆる逆イールド状態は景気後退のシグナルとされており、株式市場も警戒売りが強まりました。

更にトランプ大統領がツイッターで、私は関税が好きな男と投稿し、米中協議の先行きへの不安が高まった事も売り材料になりました。

米中首脳会談で最悪の結果は回避出来たものの、引き続き貿易戦争は実質的には続いており、先行きも楽観は出来ないと言う状況が改めて意識されていると言う状況です。

本質的には米中貿易戦争の結果による米経済の減速懸念ですが、米経済減速懸念の根本が米中貿易戦争ですので、この問題が解決しない限りは、米国株の本格反発も期待は出来ません。

しかし米中協議も現時点では過度に悲観する事は無く、90日間の猶予が有りますので、米中が先々劇的に歩み寄ると言う展開も可能性がゼロでは有りません。

仮に米国が中国からの輸入品全てに関税をかけ、更に25%へと引き上げるような事が現実に起きれば、中国経済は持ちません。

大量倒産、大量失業、外資系工場の国外への移転などが起きて中国内では暴動が発生、大混乱になり、世界的な経済危機に至るかもしれません。

その様な最悪の事態は中国にとっても悪夢です、それを考えれば90日間でかなりの譲歩をすると考えるのが現段階では妥当な見方だと思います。

全ては解決出来ませんが、かなりの譲歩をして、米中貿易戦争も徐々にトーンが下がって行くと言う展開は期待出来ます。

本日の日本市場も売りが先行する展開で日経平均も下げていますが、売り一巡後は下げ幅を縮めるなど、昨日大きく下げていますので今日は下げ幅も限定的です。

日々出て来る色々な材料に反応して株価も上下に振れますが、昨日と今日の下げに関しては大局的に見ればその前に7日続伸と上がり過ぎた反動安のようなものです。

昨夜の米国株の大幅下落にしても、一時的な逆イールド発生で景気後退懸念と言う極端な解釈は過剰反応だと思います。

今は12月のメジャーSQに向けて、投機筋の売買も活発化して来る時期ですので、日々の値動きにも投機筋の影響がかなり入って来ると言う見方も必要です。

その様な点も割り引いて考えれば日経平均が21500円~22500円のゾーン内で動いている間は妥当な値動きと考えて良いと思います。

又、日経平均よりも個を重視して対応して行くのが12月相場です、全体よりも銘柄重視と言う発想で対応して行けば日経平均の多少の乱高下も気にする事は無いと思います。

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