リアルタイムサービス(12月3日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は314円高の22665円で前場を終了。先週末の米国市場は、米中首脳会談への期待からNYダウ、ナスダック指数共に上昇して終わり、週末の米中首脳会談の結果を待つ、と言う感じになりましたが、その米中首脳会談の結果に関してはさほど好感出来る結果では無いと思います。

本日の日本市場は、米中首脳会談の結果が確認された事で、一応イベント通過の材料出尽くしと言うムードから日経平均も上昇していますが、安易に追随は出来ません。

注目された米中首脳会談では、2000億ドル相当の中国製品に現在適用されている10%の関税を、来年の1月から25%に引き上げると言う事は延期されたものの、その猶予期間は90日。

加えてその間に技術の強制移転や知的財産権の保護など、米国が要求している分野に関して結果が伴わなければ、関税を25%に引き上げるとしています。

簡単に言えば、今回の米中首脳会談では新たな事は何も決まらず、90日間猶予期間を設けただけの事、この90日間で中国が米国の要求を満たすのは事実上は不可能。

ざっくりと言えば先週までの状況が今後も90日間続き、その間の中国の対応次第で米中貿易戦争は一段と激化すると言う可能性が依然残ります。

状況の好転は無くとも、一段と悪化しなかったと言う事で、今日は日経平均も上昇していますが、今回の米中首脳会談の結果を冷静に判断すれば買い材料とは言えない内容だと思います。

しかしながらいくつかの分野で中国は譲歩し、米国から農産物の輸入を大幅に増やす事を決めるなど、少しずつですが米国の要求を受け入れる姿勢は見せており、90日間と言えども最悪の事態は回避しました。

日経平均に関しては引き続き上値の重さは残りそうですが、個々の銘柄に関しては、米中貿易戦争の悪影響を受けいないセクターや、日本固有のテーマ性に乗るような銘柄に関しては、銘柄重視の対応で買いを考えても良いと思います。

本日の買い推奨銘柄は東証2部、9709NCS&A(前場終値472円)、同社は大阪を地盤とするシステム開発の老舗で、アウトソーシングなど総合情報サービスを展開しています。

NECと密接で、人工知能分野では、コールセンター向け「Q&Aモデル」の引き合いが旺盛、大手企業向けにシステム可視化ソリューションでも優位性を持ち、ホテルの宿泊インターネット予約システムでは全国で300を超える施設に導入実績を持ちます。

2025年大阪万博が決まった事も同社業績への追い風になります、業績的には前期の不採算案件が一巡して2019年3月期は収益急回復の見通し、今後はインバウンド需要や大阪万博需要で同社業績には追い風が吹く事業環境です。

同社株価も大阪万博関連銘柄として急騰していますが、業績面から見れば株価水準は依然割安、調整安場面が有れば押し目買い狙いで対応したい銘柄となります

まずは460円台、更に安値が有れば440円台、420円台と順次買い下がり対応で臨みたいと思います。

100株単位で買えますので少しずつ安値が有れば買い下がりその後の再上昇を待つと言う対応で良いと思います。

当面は600円付近が上値目処になりますので利食い目処は600円接近時、但し380円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。

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