リアルタイムサービス(11月30日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は88円高の22351円で終了。昨夜の米国市場がNYダウ、ナスダック指数共に小幅安となり、本日の日経平均も前場には一時マイナス圏に沈む場面も有りました。中国が発表した経済指標が市場予想を下回った事から中国株が下落し、それに連動するように日経平均もマイナス圏に下落しましたが、その後中国株が上昇に転じると日経平均も上昇、後場には上げ幅を広げて終ると言う展開になりました。この週末にはG20首脳会議が有り、その場で米中首脳会談も行われる予定ですが、G20のついでにと言う感じも拭えず、どこまで突っ込んだ議論が出来るのか?トランプ大統領も、中国だけでなくロシアやドイツなど他国の首脳との会談も有り、米中首脳会談にどの程度時間を割けるのか?仮に表面的な交渉合意で、引き続き協議を続けると言う結果になった時に株式市場がどう反応するかが読み切れません。来週の日本市場の動向も、週末の米中首脳会談の結果次第ですので、注目したいと思いますが、蓋を開けてみるまで解らない、それが今の正直な気持ちです。日本市場の騰落レシオは本日113%まで上昇しています。直近上昇が続きましたのでかなり上昇していると言うのが現実です。これは裏を返せば、仮に米中首脳会談が失望する結果になった時には株価は大きく下がり易いと言う状況でも有ります。又、米中首脳会談が良い結果になったとしても、騰落レシオ的にはある程度期待が先行したと言う状況ですので、一部上昇の先食いをしていると言う一面も有ります。判断に迷う結果としては、貿易交渉の一部は合意し、一部は継続協議と言う感じで、中途半端な結果になった時です。中途半端と言えども一部合意が出来て一歩前進と見るのか?又は貿易摩擦が引き続き続くと言う事を嫌気して売られるのか?株式市場がどう反応するかが現時点では読み切れません。米中共に国内の情勢を考えると安易な妥協は出来ず、しかしながら貿易戦争による弊害も無視は出来ず、現時点では落としどころが難しい状況だと思います。米国では、トランプ大統領だけでなく、中間選挙で下院を制した民主党自体も対中国に対しては強硬なスタンスです。トランプ大統領にすれば、中国に下手に妥協をすれば、トランプ支持者のみならず民主党からも非難が高まる可能性があり、そうなると内政が進まなくなります。中国にしても、対米強硬姿勢を推し進めたのは習近平国家主席自身です、それを今更米国に妥協すれば、これまでの政策が失敗だと認めるようなもので、最悪の場合には失脚しかねません。今週末の米中首脳会談は、どちらも譲れない背景が有り、現状維持がどちらにとっても都合が良いと言う見方も出来ます。しかしそれは株式市場に取っては最悪の結果です、色々な読みは出来ますが、ここまで来れば結果を待つのみです。

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