週トレ短期売買(11月30日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

11/30(金)日経平均株価は△88円の22351円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に小幅に反落、前日に大きく上昇しているだけに当然の上昇一服と言う感じですが、米中首脳会談を控えている事が上昇一服となった主原因。トランプ大統領が、中国との合意に関して、成果にとても近づいていると思うが実現するかは解らないと述べた事も慎重ムードを強めた要因。

本日の日本市場は後場に上げ幅を広げて6日続伸で終りましたが、買い戻しの動きもほぼ一巡し、米利上げサイクルの終わりは近いと言う好材料も一旦消化済み、日米共に次は米中首脳会談の結果次第、その様な状況です。中国からは既に140項目ほどの改善案が米国に提出されており、これらに関しては米中共に特に問題はなく大筋では合意出来ると思います。後は、この140項目の中の一部に依然米中共に距離が有る分野が有る事、さらにはこの140項目の中には無く、米国から見れば改善案に入れたい分野も有ります。ざっくりと言えば、最終的な詰めの部分に関して、米国が首脳会談において結果を求めるか?中国に少し時間を与えて良いと考えるのか?米国の対応が米中首脳会談の結果を左右するのでは無いかと思います。週末の米中首脳会談を前にして、米中共に自動車関税の一段の引き上げをちらつかせるなど駆け引きもやや過熱しています。

日経平均株価の現状をテクニカル面から見てみると、週足チャートでは10月後半に13・26・52週移動平均線を全て下回り、その後この3本の移動平均線が上値の壁となっています。ざっくりと言えばこの3本の移動平均線を上に抜けて来れば上値も軽くなり株価も上がり易い状況になります。ちなみにこの3本の一番上に位置しているのは13週移動平均線で今は22600円付近に有ります。簡単な今後の日本市場の見方としては、日経平均株価が22600円を超えて来たら相場環境は一段と良くなる。しかしこの先なかなか22600円を超える事が出来ないと、軟調な展開がだらだらと長く続きかねません。

この先日経平均が22600円を超えるかどうかを左右する大きなキッカケはまずは週末の米中首脳会談です。どのような結果になるかで年末に向けての相場展開もほぼ決まります、しかしながら仮に一時的に波乱の展開が有っても悲観する事は有りません。米中首脳会談の結果が良ければ株式市場は上昇、悪ければ急落となりますが、どちらの展開になったとしても状況に応じて銘柄重視の対応をして行けば利益を追求する投資は出来ます。まずは米中首脳会談の結果を待つ、そして結果が明らかになれば、銘柄重視の投資を順次再開して行く、それが来週以降の基本スタンスになります。

 

 

【当面の相場展望】

来週以降は週末の米中首脳会談の結果次第です、貿易戦争は一時休戦となるのか?又は交渉決裂で貿易戦争が一段と過激になるのか?又は一部で交渉は合意し、一部は引き続き協議を続けると言う感じでどっちつかずの結果になり株式市場も判断に迷うような状況になるのか?現時点では週末の米中首脳会談の結果を待つだけです。

 

 

【週明けの見通し】

週明けの日本市場の動向は、週末に行われる米中首脳会談の結果次第です。米中首脳会談の結果を注目して見守りたいと思います。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国市場がNYダウ、ナスダック指数共に小幅安となり、本日の日経平均も前場には一時マイナス圏に沈む場面も有りました。中国が発表した経済指標が市場予想を下回った事から中国株が下落し、それに連動するように日経平均もマイナス圏に下落しましたが、その後中国株が上昇に転じると日経平均も上昇、後場には上げ幅を広げて終ると言う展開になりました。この週末にはG20首脳会議が有り、その場で米中首脳会談も行われる予定ですが、G20のついでにと言う感じも拭えず、どこまで突っ込んだ議論が出来るのか?

トランプ大統領も、中国だけでなくロシアやドイツなど他国の首脳との会談も有り、米中首脳会談にどの程度時間を割けるのか?仮に表面的な交渉合意で、引き続き協議を続けると言う結果になった時に株式市場がどう反応するかが読み切れません。来週の日本市場の動向も、週末の米中首脳会談の結果次第ですので、注目したいと思いますが、蓋を開けてみるまで解らない、それが今の正直な気持ちです。日本市場の騰落レシオは本日113%まで上昇しています。直近上昇が続きましたのでかなり上昇していると言うのが現実です。

これは裏を返せば、仮に米中首脳会談が失望する結果になった時には株価は大きく下がり易いと言う状況でも有ります。又、米中首脳会談が良い結果になったとしても、騰落レシオ的にはある程度期待が先行したと言う状況ですので、一部上昇の先食いをしていると言う一面も有ります。判断に迷う結果としては、貿易交渉の一部は合意し、一部は継続協議と言う感じで、中途半端な結果になった時です。中途半端と言えども一部合意が出来て一歩前進と見るのか?又は貿易摩擦が引き続き続くと言う事を嫌気して売られるのか?

株式市場がどう反応するかが現時点では読み切れません。米中共に国内の情勢を考えると安易な妥協は出来ず、しかしながら貿易戦争による弊害も無視は出来ず、現時点では落としどころが難しい状況だと思います。米国では、トランプ大統領だけでなく、中間選挙で下院を制した民主党自体も対中国に対しては強硬なスタンスです。トランプ大統領にすれば、中国に下手に妥協をすれば、トランプ支持者のみならず民主党からも非難が高まる可能性があり、そうなると内政が進まなくなります。中国にしても、対米強硬姿勢を推し進めたのは習近平国家主席自身です、それを今更米国に妥協すれば、これまでの政策が失敗だと認めるようなもので、最悪の場合には失脚しかねません。今週末の米中首脳会談は、どちらも譲れない背景が有り、現状維持がどちらにとっても都合が良いと言う見方も出来ます。しかしそれは株式市場に取っては最悪の結果です、色々な読みは出来ますが、ここまで来れば結果を待つのみです。

 

 

 

 

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