週トレ短期売買(11月28日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

11/28(水)日経平均株価は△224円の22177円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇して続伸。クドロー米国家経済会議委員長が米中首脳会談に向けて、中国とあらゆるレベルで協議していると述べた事から米中首脳会談への期待が先行する展開に。加えてFRBのクラリダ副議長が講演で、政策金利は中立金利にかなり近づいたと発言し、利上げサイクルの終了は近いとのムードが高まった事も株式市場には追い風に。今夜はパウエルFRB議長の講演が有りますので、金融政策に関してどのような発言をするかが注目されます。端的に言って、利上げサイクルの終了が近いと言う見通しを示せば米株式市場には買い材料になります。本日の日本市場は昨夜の米国株の続伸と円安進行を受けて買い先行で始まりその後も上げ幅を拡大。月末の米中首脳会談を控えて様子見ムードは有るものの、何らかの合意には達するだろうとの期待も有り、今日も引き続き買戻しを進める動きが継続していると言う感じです。しかし先を見据えて前向きに買うと言う動きでは無く、あくまでもポジション調整で買いが売りをやや上回っているから日経平均も上昇していると言う感じです。米中首脳会談に関しても、常識的に考えれば有る程度の合意に達し、貿易戦争は一時休戦の可能性大と見る所ですが、米中共に安易には譲歩出来ないと言う政治的事情も有りますので一抹の不安は有ります。最も恐いのは期待が先行してハシゴを外されると言う事です、直近買戻しが先行して上昇基調の展開が続いているだけに、米中首脳会談においてネガティブな報道でも出て来ると株式市場も急落しかねず、最終的な結果を確認するまでは安心は出来ません。引き続き最善の対応は米中首脳会談の結果を待つ事です、米中首脳会談の結果を見極めてから動くと言うスタンスなら株式市場が上下どちらに振れても利益に繋がる投資が出来ます。米中首脳会談通過後にどのような展開になったとしても、フリーハンドで柔軟に対応する為には、結果を確認するまでは動かずと言う待ちのスタンスが必要になります。但し、引き続き慎重な対応は必要ですが、過度に悲観的に考える必要は有りません。仮に米中首脳会談が不調に終ったとしても、そうなれば直ぐに次の協議が始まります。逆に言えば、米中首脳会談である程度の合意に達し、米中貿易戦争が一時休戦となってもそう遠くない先には次の問題が浮上すると思います。米中関係に関しては、問題が広範囲で多岐に渡りますので、一朝一夕に解決とは行かず、時間をかけて少しずつ解決して行く事になると思います。ある意味では米中情勢に振り回される状況は株式市場の常識と言う感じになると思います。その様な状況が平時で有ると考え、その時々で必要な対応をして行けば良い事です。株式市場も米中貿易戦争の悪影響は既にかなり織り込んでいます、悪材料の折り込みが行き着く所まで行けば、次は先行きへの期待を織り込む動きへと変って行くものです。今はとにもかくにも月末の米中首脳会談の結果を待つ、その先は結果を確認してから対応すれば良い事です。

 

 

【当面の相場展望】

月末の米中首脳会談を通過するまでは日々出て来る材料に一喜一憂して株価も上下に振れる、その様な展開が続きそうです。今は買い戻し優勢の展開が続いていますが、米中首脳会談前には買い戻しの動きも一巡し、米中首脳会談後は結果次第です。一旦貿易戦争は休戦と言う可能性は有るものの、しかしながらまだ確信は持てず、現時点での最善の対応は米中首脳会談の結果を待つ事だと思います。

 

 

【明日の見通し】

米中首脳会談が近づき、一旦売り方の買戻しが進むと言う展開になっています。明日上下どちらに振れるかは、今夜の米国市場や円相場次第ですが、米中首脳会談に向けては買い戻し需要から底堅い展開になりそうです。

 

 

【投資アドバイス】

米国株の上昇、円安進行、中国株の上昇、米中首脳会談への期待先行など、今日も買戻しが優勢の展開で日経平均は4日続伸。株式市場の期待通りに米中首脳会談で貿易戦争が一時休戦となれば年末にかけては一段高の展開が期待出来ると思います。しかしながら米中首脳会談の結果が失望となれば株式市場は急落、年末にかけての展開も軟調に推移する事になります。はっきり言って、米中首脳会談以降の相場展開は米中首脳会談の結果次第です。少し前の時期には悲観が強まる展開でしたが、首脳会談が近づくにつれて買い戻しと期待先行で盛り返して来た、それが今の日本市場の現状です。そして米中首脳会談以降は先にも述べたように、首脳会談の結果次第、どのような結果になるかは現時点では何とも言えず、好悪どちらの結果も一応想定した上で対応するのがリスク管理です。これまでにも述べて来たように、常識的に考えるなら、米中首脳が直接会う訳ですので、何らかの合意には達すると見るのが妥当だと思います。しかしトランプ大統領ですので、常識が通じるかどうかは何とも言えません。習近平国家主席にしても、国内情勢を考えた場合、大きな譲歩も出来ず、落とし所の難しい首脳会談だと思います。月末の30日にG20首脳会議の夕食会で米中首脳が出席する事になっていますが、未だにいつ何時に米中首脳会談を行うのかは明らかになってはいません。事務方による事前交渉次第では、依然米中両国の主張に大きな隔たりがある、よって首脳会談は延期すると言う結果も無いとは言い切れません。要点としては、米国の要求に中国がどこまで譲歩出来るかに掛かっていますが、もう一段追い込まれないと中国もなかなか譲歩はしないかもしれません。米中首脳会談がどのような結果になるのか?月末を待つしか有りませんが、仮に最悪の結果になったとしても、悲観する事は無いとの考えに変わりは有りません。良い結果になれば特に問題も有りませんが、良くも悪くも不透明要因の大きなイベントが通過するだけで株式市場にはあく抜け感も出て来ます。今は米中首脳会談の結果待ちで見送りムードも強い状況ですが、イベントも通過してしまえば、米中貿易戦争に関係の無い銘柄に徐々に注目が集まると思います。簡潔に言えば内需系の小型株で、日本固有のテーマ性に乗るような銘柄は、主力銘柄に逆風が吹く環境は逆に良い環境でも有ります。いくつかの例を挙げるなら、キャッシュレス関連、大阪万博関連、国土強靭化の公共事業関連、4K・8K放送関連や米中情勢に関係なく世界的に普及が進んで行く5G関連など、有望なテーマは幾つも有ります。人工知能やIoTなども、米中情勢に関係なく普及は進んで行きます、米中首脳会談の結果に関わらず、今後市場拡大が見込まれる分野を中心に投資を考えて行けば月末の米中首脳会談の結果もさほど気にする必要は有りません。一応米中首脳会談の結果を待ちますが、結果がどうであれ、イベントが通過した後は銘柄重視で順次先を見据えた投資を再開して行きたいと思います。

 

 

 

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