リアルタイムサービス(11月20日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は187円安の21633円で前場を終了。昨夜の米国市場は再び大きく下落、NYダウは395ドル安で一時は512ドル安まで下げ幅を広げる場面も有りました。ナスダック指数も大きく下落し219P安に、アマゾンやフェイスブックなどが大きく下落して指数の下げを牽引する展開に。新型アイフォーンの売上不振が伝わりアップルが大きく下落、アップル株の下落が他のハイテク株にも連鎖し昨夜の米国株の状況をざっくりと言えばハイテク株総崩れと言う展開。又、APECでの米中対立も嫌気され、月末の米中首脳会談への警戒が高まった事も売り材料に。経済指標では11月の住宅市場指数が前月比で大きく悪化し、利上げが続いた悪影響が住宅市場に顕著に現れている事も売り材料に。中国でも、独占禁止法違反を示す証拠が報じられ、その中に米マイクロン・テクノロジーが含まれていた事も半導体株売りに繋がるキッカケになりました。昨夜の米国市場では、売り材料が相次ぎ指数も急落しましたが、その根底には米中貿易戦争の悪影響が現れてきたと言う感じも有りますので、本格的な立ち直りにはやはり米中貿易戦争の一時休戦が不可欠だと思います。昨夜の米国市場の急落を考えれば、本日の日経平均は下げてはいますが過剰な反応は見られず下げ幅も限定的。昨夜日産のゴーン会長が逮捕されると言う驚きの報道が有り、株式市場全体への悪影響も懸念されましたが、今のところは全体への悪影響も限定的です。月末の米中首脳会談の結果を確認するまでは日々出て来る材料を手掛かりに日経平均も上下に振れると言う展開が続きそうです。多くの投資家のスタンスも米中首脳会談の結果を確認するまでは売買は様子見、日々の値動きも短期筋の売買が中心で、値動きもおのずと不安定になり易いと思います。米中首脳会談に向けて今まさに米中当局者による水面下での交渉が続いていると思いますが、これまでと違う点は米国経済にも変調が見え始めている事です。これまでは米国株も上昇し経済指標も良好でしたが、既に米国株は急落を繰り返すなど弱気相場入りの様相を見せています。又直近の米経済指標では悪化するものが目立つなど、米中貿易戦争の結果、米国自体も傷つき始めていると言う状況です。米中チキンレースも本当の正念場に来ており、米中どちらにも一時休戦のムードが高まっていると思います。米国株のさらなる下落、米経済の景気減速をトランプ政権が望んでいるなら引き続き米中貿易戦争は続く事になりますが、その様な事は有り得ないと思います。そうであれば、月末の米中首脳会談では一定の合意に達し、貿易戦争も一時休戦となる可能性が高いと思います。それを前提にここで買い出動までは出来ませんが、保有銘柄に関しては米中首脳会談に期待して保有継続で対応して良いと思います。今すべき事は米中首脳会談の結果を待つのみ、それが現実的最善のスタンスだと思います。

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