週トレ短期売買(11月19日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

11/19(月)日経平均株価は△140円の21821円で終了。先週末の米国市場はNYダウは123ドル高で続伸、ナスダック指数は11P安と小幅安で反落。画像処理半導体大手のエヌビディアの決算が市場予想を下回り、同社株が急落した影響でNYダウ、ナスダック指数共に朝方は下げ幅を広げる場面も有りましたが、トランプ大統領の発言をキッカケに上昇。中国との貿易協議を巡って、トランプ大統領が「中国は取引をしたがっている」と述べ、追加関税を課さない可能性を示唆したとして株式市場も好感。しかしながら週末のAPECでは、米国と中国の対立が激しく、首脳宣言の採択を断念する異例の事態となっており、米中情勢に関しては月末の米中首脳会談の結果を確認するまでは楽観は出来ません。クラリダFRB副議長がテレビのインタビューで、米政策金利に関して中立に近づいていると述べ、利上げ加速懸念が後退して長期金利が低下。一歩踏み込んだ見方をすればFRBの利上げ終了は近いとの思惑が高まり、金利低下を好感して公益企業株や不動産株などが買われ、NYダウを押し上げる結果に繋がりました。米長期金利の低下を受けて円相場は円高が進み今日の日本市場では112円台半ばでの値動きになっています。円高が進めば日経平均も下落してもおかしくは無いところですが今日の日経平均は上昇、米長期金利の低下が好感され、米中首脳会談への期待が先行している感じです。日本市場の現状としては、今日は株価も上昇していますが、引き続き月末の米中首脳会談の結果待ちと言う状況に変りは有りません。日々の手掛かり材料によって、株価が多少上下に振れる動きは有っても、月末の米中首脳会談の結果を見極めるまでは基本的には短期筋の売買で上下に振れているだけと考えた方が良いと思います。月末の米中首脳会談以降の相場展開に関しては、米中首脳会談の結果次第ですので、結果を見極めるまでは売り買いどちらにもポジションを傾ける事は出来ません。ざっくりと言えば上下どちらに振れても良いようなポジションを持ちながら米中首脳会談の結果を待つと言う感じになります。それまでは短期筋中心の売買で株価も上下に振れる、しかしその様な展開も月末の米中首脳会談の結果を確認するまで、そして米中首脳会談の結果が明らかになれば、その後は結果次第で上下に振れる、その様になります。米中首脳会談の結果に山を張り、どちらかに賭けて、投機的な売買をする投資家もいると思いますが、その様な投資までやる必要は無いと思います。月末まであと少しですので、無理はしないで、米中首脳会談の結果を確認してから次の対応を進めて行けば良いと思います。米中首脳会談の結果、貿易戦争懸念が緩和する方向になれば株式市場は一段高、逆なら一段安ですが、現在の米中経済情勢を見る限りでは、一定の合意に達し、貿易戦争懸念が緩和する展開になる可能性の方が高いと思います。しかしながら一抹の不透明感は有りますので、やはり結果を確認するまでは慎重に対応する方が良いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

月末の米中首脳会談を通過するまでは日々出て来る材料に一喜一憂して株価も上下に振れる、その様な展開が続きそうです。株価急落、景気減速懸念など、米中どちらも傷つき始めている状況ですので、月末の米中首脳会談も、一旦貿易戦争は休戦と言う展開も有るのではないかと思います。しかしながらまだ確信は持てず、暫くは期待と思惑が混在し、不安定な値動きが続きそうです。

 

 

【明日の見通し】

米中首脳会談を通過するまでは日々出て来る材料で株式市場も上下に振れると言う展開が続きそうです。テクニカル的には21400円~22000円が想定される価格変動レンジです。

 

 

【投資アドバイス】

半導体大手エヌビディアの冴えない決算発表を受けて反応が注目された先週末の米国市場でしたが結果はNYダウは上昇してナスダック指数も小幅安。エヌビディアの決算も材料出尽くしの反応になった事から今日の日本市場も安心感が台頭し半導体関連株に買戻しが強まり日経平均も3日ぶりに反発。特に日経平均株価への寄与度が大きいソフトバンク、東京エレクトロン、ファナックが上昇して日経平均を押し上げる展開に。一部ではヘッジファンドの解約に備えた換金売りも一巡したとの見方も有り、それが事実なら需給の改善も期待出来ます。又、FRBのクラリダ副議長が利上げサイクルの終わりが近いとの認識を示した事も安心感に繋がっています。必要以上に米利上げが続く事で、好調な米経済が変調をきたし、米景気減速への懸念も有りましたので、米利上げの終わりが近いとのアナウンスは米経済だけでなく世界経済にとっても安心感を高めます。特に米金利上昇によって、新興国からの資金流出が起きて、新興国経済の減速要因にもなっていましたので、米利上げの終わりが近い事は新興国経済にとっても明るい兆しとなります。当然米中貿易戦争にも影響し、米利上げが終るなら中国の人民元には上昇圧力になってきます。円相場も上昇圧力が掛かる事になりますが、現在112円台の円相場が多少上昇しても主要企業の想定している水準は107円程度です、まだまだ十分に余裕の有る水準です。米国の金融政策1つで世界が影響を受けます、それだけに米利上げサイクルの終わりが近いと言う事は世界経済に対する懸念のひとつが後退すると言う事になります。日々諸々の手掛かり材料が出て株価も反応しましが、しかし決定打となるのはやはり月末の米中首脳会談の結果です。米中首脳会談の結果を見極めるまでは楽観は出来ず、しかし悲観する必要も無く、今はただ結果を待つと言う対応が最善。日本市場の現状をテクニカル面だけで見てみると、日足チャート、週足チャートどちらも下降トレンド継続中と言う状況です。ざっくりと言えば、日経平均の22500円~22700円のゾーンが当面の大きな上値抵抗帯になっており、ここを突破して上に抜け出さない限りはもう一段大きく下落する可能性は排除出来ません。仮にこの先ここを突破するとすれば、月末の米中首脳会談で貿易交渉がまとまり、米中貿易戦争が一旦休戦となった時だと思いますが、一部合意、一部は継続協議となった時には22500円~22700円を突破する事は出来ないかもしれません。又、最悪の結果で米中貿易交渉が決裂となれば、上はおろか下値を模索する展開になります。最悪の結果は無いと思いますが、一部合意、一部は継続協議と言う結果は大いに有り得ます。まだ楽観は禁物、米中首脳会談の結果を確認するまでは引き続き慎重に対応して行く方が良いと思います。

 

 

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