出世株発掘ドリーム・レポート(2018年11月15日推奨 )

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日経平均株価11/15終値21803円

日経平均1115

 

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

注目された米中間選挙は、上院は共和党が勝利、下院は民主党が勝利し、来年以降の米議会はねじれ議会となり、トランプ政権の政策もすんなりとは実行出来ない、その様な米政治情勢になります。しかしトランプ政権が掲げている大規模なインフラ投資に関しては民主党内にも反対する意見は少なく、両党で折り合えるとの見方が多数派。 又、議会がねじれる事で過剰な景気刺激策も実施し難くなるとの見方から、インフレ懸念が後退し、この先FRBの利上げスタンスも緩和されるとの見方も強まっています。インフラ整備など必要は政策は進められるものの、必要以上の財政出動は抑えられる、同時にFRBの利上げスタンスも緩和されるとの見方は米株式市場にとっても株価下支え要因になります。

反面、引き続き米中貿易戦争への警戒は根強く、中国経済の減速懸念は日に日に高まるような状況。米主要企業にも米中貿易戦争の悪影響が徐々に出始めており、その代表と言えるのがアイフォーンを手掛けているアップル。取引先への生産縮小を要請するなど、業績の先行き懸念が高まりアップル株が急落、アマゾンやフェイスブック、アルファベットやネットフリックスなどこれまで米国株の上昇を牽引して来た銘柄の株価もここに来て大きく下落する展開になっています。しかしこれらハイテク・IT株に関してはこれまでの上昇がやや行き過ぎで有り、ここに来ての株価急落も買われ過ぎた反動が出ただけの事で、買われ過ぎの修正が終れば値動きも落ち着いてきますのでさほど悲観する事は無いと思います。

株式市場の当面の最大の注目はやはり今月末に予定されている米中首脳会談です、貿易交渉で合意し、一旦貿易戦争が休戦となるのか?又は合意出来ずに貿易戦争は続くのか?現時点では結果を見極めるのは難しいですが、しかし米中経済の現状を見る限り、米中どちらも傷つき始めているような状況ですので、米中貿易戦争もここらで一旦休戦と言う展開は十分に期待出来ます。近々米国を訪問する予定の劉鶴副首相も、月末の米中首脳会談に先駆けて地ならしを行い、有る程度突っ込んだ譲歩も有るのではないかと思います。トランプ政権も下院で勝利した民主党も、2年後の大統領選挙に向けて好調な経済を維持したいと言う気持ちは同じです。有る意味では、株式市場が荒れれば荒れるほど、月末の米中首脳会談では貿易戦争は一旦休戦と言う可能性が高まるように思います。もちろん、月末の米中首脳会談だけで、全ての問題が解決すると言う事にはなりませんが、長い交渉の中で、時期を見ながら1つずつ成果を勝ち取って行くと言う米国の選択は十分に有り得ると思います。

今トランプ政権では、通商政策に対してハト派とされるムニューシン財務長官と中国の劉鶴副首相が水面下で交渉を進めており、一方ではタカ派とされるロス商務長官は更迭の噂も有ります。又タカ派のライトハイザーUSTR代表もハト派的な発言をするなど変化も見られます。通商政策全般と対中政策を同列に見る事は出来ませんが、それでも基本スタンスとしては大きな差は無いと思います。まだ楽観は出来ませんが、月末の米中首脳会談では合意出来る所は合意し、合意出来なかった所は引き続き協議を続けると言う感じで、貿易戦争解決に向けて一歩前進と言う結果になるのではないかと思います。このような感じの結果でも、全面対決から一歩前進ですので株式市場は好感すると思います。交渉が決裂し、米国株が再度急落すると言う状況はトランプ政権も望んではいないはずです。 月末の米中首脳会談の結果を確認するまでは引き続き不透明感が残る相場環境ですが、銘柄重視のスタンスで中長期投資なら弱気相場の局面も安値買いの好機です。売りが強まる局面だからこそ良い銘柄の安値も買えます。安値を仕込み先々の上昇局面を待つ、今の相場環境においては目先の値動きに一喜一憂する事無く、先を見据えて対応する事が、結果的には大きな利益に繋がると思います。

 

 

本日の買い推奨銘柄

JQ 卸売業 2693 YKT 11/15終値407

 

買いゾーン①時価②360円台③320円台有れば 利食い目処700800円 損切り250円割れ

 

同社は独立系の中堅機械商社で、スイス、ドイツ製の工具研削盤、測定機器、電子部品実装機の販売が柱ですが、同社の完全子会社で産業用レーザーや光センサー向け先端技術部品を取り扱うサンインスツルメントが、量子コンピューター関連機器も扱っている事から株式市場での位置付けも量子コンピューター関連として注目されています。量子コンピューターとは、簡潔に言えばスーパーコンピューターで数千年要する演算をわずか数時間で完結する高性能のコンピューター、既に欧米では人材も資金もつぎ込み開発を進めており、日本でも産官学共同で開発を進めています。同社は材料性だけでなく、11/2引け後に発表した第3四半期決算も大幅増収増益で着地し、2018年12月期業績見通しを上方修正、同社1株純資産は475円有り、内容の伴った材料株です。テクニカル的には2017年12月に量子コンピューター関連人気が高まり同社株も899円まで上昇、しかしその後は調整局面が続きましたが、その調整もほぼ終了、先々再度量子コンピューター関連銘柄への注目が高まる時期が来ると思います。今は再上昇に備えて安値仕込を進めて行く局面だと思います。

2693 YKT 月足チャート

YKT月足MS

 

 

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し

※ 何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

 

 

 

※次回の提供日は11/26(月)です。

 

 

 

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