週トレ短期売買(11月13日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

11/13(火)日経平均株価は▼459円の21810円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく下落。アップルに顔認証システムを供給しているルメンタムHDが「大口顧客から出荷を大幅に減らすよう要請を受けた」として業績の下方修正を発表。この大口顧客はアップルを指すと見られアイフォーンの新モデルの販売が不振では?との連想が働きアップル株が大きく下落。加えてマレーシアの政府系ファンドの資金流用に関与したとしてゴールドマンサックスのCEOの名前が浮上。アップル株の下げが他の主要ハイテク株の売りにつながり、マイクロソフト、アマゾン、アルファベットなどが軒並み大きく下落。指数の下げ幅を広げる大きな要因になりました。本日の日本市場も米国株の大幅下落を受けて日経平均株価は大きく下落、中でもアップル関連とされる電子部品銘柄の下げが大きく、日経平均を大きく押し下げる結果になりました。トランプ大統領の欧州歴訪も、米欧関係の悪化が懸念される結果になり、好調な米経済と言う安心感も昨夜のアップル株の急落で先行き不透明感が増している状況です。しかし月末の米中首脳会談の結果を確認するまでは過度な期待も抱いてはおらず、日々出て来る材料によっては再度下振れするような展開も一応は想定内の事です。又、アップルを始めとするアマゾンやアルファベッドなどの米ハイテク・IT株に関してはこれまでが買われ過ぎで、当面は調整安局面が続くと言うのも想定内の事です。昨夜のハイテク株の下落だけで米経済の先行きを判断するのもやや偏った見方になります。そもそもアメリカファーストで恩恵を受ける企業は米国の内需企業です、グローバルに展開している米企業にとっては元々逆風は想定されており、これまでのハイテク株の上がり過ぎがやや行き過ぎだっただけの事です。行き過ぎの修正が今行われており、この先は米内需企業が買われると言う局面へと変化し、米経済の先行きへの警戒も徐々に薄れて行くと思います。依然株式市場を取り巻く状況は不安定、一時的に上下に振れる展開が有ったとしても、短期的な値動きに一喜一憂する必要は無いと思います。テクニカル面から日経平均を見てみると、10/26の安値が20971円です、そこから一旦反発に転じて11/8戻り高値が22583円、そして再度下げに転じていますが、大局的に見れば2番底を模索する展開です。10/26安値の20971円を切らなければと言う前提条件は付きますが、この先2番底を確認した後には再度上昇に転じて23000円回復を目指すと言う流れになるのではないかと思います。保有銘柄に関しても我慢の局面が続きますが、引き続き先々の上昇を待つと言う対応で良いと思います。新規の買い出動に関しては、今は無理はせず、じっくりと安値買いの時期を見極めて行くと言うスタンスが良いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

再度波乱含みの展開になっている株式市場ですが、その根底に有るのは米中貿易戦争です。今月末の米中首脳会談への注目も俄然高まる状況ですが、株価急落、景気減速懸念など、米中どちらも傷つき始めている状況ですので、月末の米中首脳会談も、一旦貿易戦争は休戦と言う展開も有るのではないかと思います。それを前提にすれば、この先売られ過ぎ場面が有れば、先を見据えて安値買いを考える局面になると思います。

 

 

【明日の見通し】

昨夜の米国株が大きく下落して本日の日経平均も大きく連れ安、しかし冷静に見れば売られ過ぎだと思います。もう暫くは日々出て来る材料次第で上下に振れると言う展開になりますが、妥当に見れば明日は一旦反発する展開が期待出来ると思います。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国株が大きく下落し、本日の日経平均も一時21484円まで下げ幅を拡大。売り一巡後は円安進行と中国株の上昇を見て買戻しが強まりジリジリと下げ幅を縮めて21800円台を回復して終了。日銀によるETF買いも有ったと思いますが、米中貿易戦争が緩和し、世界経済の先行きへの不透明感が払拭されるまでは引き続き不安定な相場環境が続きそうです。株式市場に悲観ムードが強まる中で本日中国の劉鶴副首相が近く米国を訪問する予定と言う報道が有りました。米株式市場も波乱の展開が続き、米経済の先行き不透明感も懸念され始めている状況ですので、今回はトランプ大統領も一旦歩み寄りを見せる可能性もないとは言い切れません。今月末の米中首脳会談1回だけで米中貿易摩擦が全て解消すると言う事は有りませんが、米国としては長期戦の中で、時期を見極めながら1つずつ成果を勝ち取って行くと言う展開は十分に有り得ます。又日本を訪問中のペンス米副大統領が安倍首相と会談を行い、今後日米で取り組む課題に関して大筋で合意。同時に年明けから再開される日米貿易交渉の結果が出るまでは、自動車及び関連部品に対する追加関税の発動はしない事も確認、関連銘柄には少し明るい材料になります。今日は日経平均は大きく下落しましたが、売られている銘柄の中心は主力銘柄で、小型株やテーマ株、材料株などへの悪影響は限定的でした。ざっくりと言えば日経平均に連動する銘柄は大きく売られたものの、それ以外は下落も限定的、日経平均を見ていると悲観的になりますが、全体を見ればそれ程悲観的に考える必要も無いと思います。楽観出来る状況では有りませんが、昨夜の米国株の急落も本日の日経平均の急落も、その根っこは米中貿易戦争だと思います。昨日の米国株の急落のキッカケとなったアップルの業績懸念も、米中貿易戦争の悪影響が根底に有ります。中国経済も減速への懸念が高まっており、米国でも株価急落に加えて米経済への悪影響が懸念されています。簡潔に言えば米中どちらも傷つき始めているような状況ですので、米中貿易戦争もここらで一旦休戦と言う展開は十分に期待出来ます。近々米国を訪問する予定の劉鶴副首相も、月末の米中首脳会談に先駆けて地ならしを行い、有る程度突っ込んだ譲歩も有るのではないかと思います。トランプ政権も下院で勝利した民主党も、2年後の大統領選挙に向けて好調な経済を維持したいと言う気持ちは同じです。株式市場が荒れれば荒れるほど、月末の米中首脳会談では一旦貿易戦争は休戦と言う可能性が高まるように思います。今はまだ無理に動かない方が良い投資環境ですが、この先米中情勢に変化の兆しが見えれば、その時には買い出動を考えたいと思います。もう暫くは我慢の局面が続きますが、悲観する事は無いと思います、次の一手は安値買い狙いに変りは有りません、そのタイミングが何時になるかだけの事です。

 

 

 

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