週トレ短期売買(11月5日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

11/5(月)日経平均株価は▼344円の21898円で終了。先週末の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落。米中貿易戦争への懸念後退で上昇するかと思われましたが、ホワイトハウス高官やクドロー米国家経済会議委員長が早期の米中の貿易合意に否定的な見通しを示した事から失望売りが強まる展開に。加えてアップルが決算を発表しましたが、先行きに慎重な見通しを示した為に株価が急落、米10月雇用統計も雇用者数、賃金共に市場予想を上回る結果になり、改めてFRBの利上げが警戒されると言う展開になりました。米中貿易摩擦問題に対しては期待と懸念が入り混じる状況で、米企業業績の先行き懸念は引き続き意識されそうな状況。株価急落で一時はFRBの利上げスタンスも軟化するかと思われましたが、足元の経済指標が好調で、再度利上げ継続に対する警戒も強まっている米国市場です。又、明日の6日は米中間選挙投票日です、選挙結果が明らかになる前に一旦ポジション解消売りが出た事も先週末の米国株安に影響したと思います。先週末の日本市場は米中貿易摩擦緩和への期待から大きく上昇した日経平均株価でしたが、先週末の米国株が下落した事で今日は売り先行の展開で日経平均も急反落。しかし一方では良好な米経済指標の発表を受けて為替市場では円安が進み円相場は113円台を回復しています。ざっくりと言えば米経済は好調、円安が進み日本企業の業績も足元は好調、しかし米中貿易戦争の先行き不透明感から強気になり切れない株式市場と言う感じです。しかし好調な決算を発表した銘柄を買う動きは旺盛、暫くは個別物色中心の展開が続きそうな日本市場です。短期的には6日の米中間選挙の結果が株式市場を左右します、現時点の大方の見通しでは、上院は共和党が勝利し、下院は民主党が勝利すると言う予想が圧倒的多数です。しかし終盤に追い込みを強めている共和党が下院でも勝利するのでは?との見方も増えています。仮に上下両院共に共和党が勝利した場合、選挙結果判明直後の株式市場の反応としては最も株価が上昇するのではないかと思います。上院は共和党が勝利し、下院は民主党が勝利した場合は、今後のねじれ議会への懸念は有るものの、株式市場は実体経済重視への舵を切り、短期的にもイベント通過による材料出尽くし感が強まり株価は上昇すると思います。万が一、上下両院共に民主党が勝利した場合は米株式市場は大きく下落、暴落的な下げになる可能性も有ります。トランプ大統領の弾劾が現実味を増し、政権運営は混乱、政策も停滞し、米経済にも悪影響が出て来ます。どのような結果になるのか?まずは結果を待ち、その結果を受けて次の対応を考えると言うスタンスが最善です。しかし投資スタンスの基本としては好業績銘柄の安値買いを狙うのがベストとの考えに変わりは有りません。

 

 

【当面の相場展望】

米中貿易戦争に一旦終戦ムードが高まったものの、それを否定する米政府高官の発言が相次ぎ、情勢は再度混迷。しかし今出て来る発言は選挙事情と言う一面も有り、米中間選挙を通過した後に出て来る発言に注目したいと思います。まずは6日の米中間選挙の結果待ちです、次に何をするかも、選挙結果を確認してから決めるのが最善です。

 

 

【明日の見通し】

米中情勢に関してはハシゴを外された感も有りますが、悲観する事は無いと思います。明日は米中間選挙直前で売買見送りムードが強まると思います。動くのは投機筋のみ、思惑が先行する展開になれば上下共に大きく振れる可能性も有ります。

 

 

【投資アドバイス】

先週末はトランプ大統領のツイッターへの投稿を受けて、米中貿易摩擦緩和への期待が高まり大きく上昇した日経平均株価でしたが、今日は反動安で大きく下落。米政府高官が相次いで米中貿易交渉への楽観論を否定した事で、高まった期待が急速にしぼみ、株式市場も売りが優勢に。しかし高官がどう発言しようとも、これまでの経緯を見る限りでは、トランプ大統領の意思が最優先と言う結果になっています。トランプ大統領の考えに反する閣僚は全て更迭されており、米国に関してはトランプ発言が最も真実に近いと見て良いのではないかと思います。又米中間選挙投票日が明日の6日に迫り、米政府高官の否定発言も選挙民に向けたものかもしれません。投票日を前にして対中国で妥協する事は出来ないと言う選挙事情も有ると思います。中国の上海で開催されている中国国際輸入博覧会において、習近平国家主席が輸入関税の引き下げと中国市場へのアクセスの拡大継続を約束、トランプ政権に対しての1つのメッセージなのかもしれません。この発言を受けて日経平均も一時下げ幅を縮めて22051円まで上昇する場面も有りましたが、米中間選挙前と言う事も有って買いは続かず、絶好の戻り売り場面になったと言う感じです。米中貿易摩擦に関しては月末の米中首脳会談を待つしか有りません、それまでには色々な発言が出て来てその都度株式市場も一喜一憂すると思いますが、余り気にしない方が良いと思います。米中首脳会談が決裂して、一段と米中貿易戦争が激化する可能性も有れば、貿易交渉に合意して、貿易戦争は一旦終了となる可能性も有ります。どちらになるか解らない以上は、売りも買いも積極的には仕掛けずらく、一時的に上下に振れる事は有っても、概ねボックス相場的な値動きになると思います。大きな動きが出るのは今月末の米中首脳会談の結果確認後です、それまでは強気にもならず、弱気にもならず、銘柄重視の個別対応を基本に対応して行けば良いと思います。短期的には米中間選挙の結果待ちになりますが、民主党が上下両院共に勝利すると言う可能性は無いと思われますので、株式市場にとっては最悪となるその様な結果がなければ特に問題は無いと思います。政治よりも実体経済重視、その様な相場環境になる事が日米株式市場どちらにとっても理想的。更に言えば、日経平均やNYダウなどの指数よりも、個々の銘柄重視と言う展開になる事が理想的です。米中間選挙と言う大きなイベントを通過すれば、その様な理想的相場環境になる可能性も有りますので、まずは米中間選挙の結果を待ち、選挙結果に問題がなければ順次銘柄重視で投資を再開する。その様な発想で対応して行きたいと思います。

 

 

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