出島先物ワールド(10月30日推奨)

日経先物181030

寄り前情報
昨日の米国市場は続落でした。ボラティリティの高い展開で乱高下の末下落しました。典型例な戻り売り相場です。昨日の日本市場は、相変わらず日銀のETF買いが入り中途半端に戻した結果下げ止まれませんでした。日足は孕み足の陰線となり、日本市場だけを見れば次の変化日まで調整が続く展開となっています。
そのような前提で本日は、21470円(昨日の高値)以下で推移し下に方向性を出せば売りで良いと思います。後は恣意的な買い等に注意を払っておけば良いでしょう。ここまでの経緯を考慮すれば戻りは鈍いと思います。逆に言えば意外な戻りを試すようであれば恣意的な買い等が入っていると考えて良いでしょう。もちろんそのような展開での買いは考えない方が良いと思います。

基本トレード  リスクトレード 
価格帯 本日の中心レンジ 2070021470
売買ポイント 売ポイント 2142021470 ロスットカ 21500
買ポイント なし

大引け情報
本日は21050円で寄り付き、21010円を安値に切り返しました。400枚超の大口買いを交え恣意的な買い等が買い上げ、昨日の高値も抜き21570円まで上値を伸ばして引けは21480円でした。
本日は非常に違和感のある展開でした。21000円割れを阻止して一旦は昨日の高値同値で止まった日経平均でしたが、更に恣意的な買い等が入り昨日の高値を抜きました。日銀かGPIFか、或いはその両方かはともかく酷い相場展開です。昨日も繰り返し書いても読む方も辟易すると思いましたので恣意的な買い等に関するコメントを簡略化しました。しかし今日の展開はあまりに酷過ぎます。政府・日銀、更には市場関係者の多くがマーケットが上昇する事を望み、下落する事を嫌います。それはそれぞれの事情があるでしょうから構いませんが、このやり方では目先は何とかなっても日本市場を本当に上昇させる事には繋がりません。1990年代のバブル崩壊以降PKO、PLOと呼ばれた恣意的な買いに始まり、特金、ファントラ、日銀、年金と様々な資金が日本市場を買い支えてきました。その金額は現在の日銀のETF買いだけでも年間6兆円、1990年代からの累積にしたら日本の国家予算程度では済みません。その結果日本市場はどうなったのかは申し上げるまでもありません。先進国の中で唯一1989年の高値を未だに抜けず、その後の下げ幅の半値戻ししか出来ません。要因は様々ありますが、皮肉にもアナリスト等が言っているように企業業績を見る限りファンダメンタルズではありません。しかしアナリスト等が言うように外部要因に巻き込まれた訳でもありません。単純に政策のミスです。そしてそのミスの原因は所謂専門家、プロと称される方々の認識の問題です。とにかく何の計画もなく資金をマーケットに流せば上がると思っている市場関係者がアドバイスをし、それを政府が予算をつけて実行した結果です。従ってこの恣意的な買い等の政策に関わっている全ての関係者が認識を改めない限り日本市場が日本市場のエネルギーで上昇する事はないと思います。本日のリバウンドを喜んでいる市場関係者が多いようですが、この上昇は百害あって一利なしと気付かされる時が来るでしょう。米国市場等次第ではリバウンド相場に入る可能性はありますが、その米国市場も戻り売り相場の様相を呈してきています。米国市場等もサポートを切れば2009年以降続いた上昇相場の終焉を迎える可能性がありますので要注意です。
「相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」という言葉の意味をファンダメンタルズ云々で日本市場が売られる理由はないと言っているアナリスト等はよく考えるべきです。ファンダメンタルズとは今のファンダメンタルズを見ています。だから買われて当然と言いますが、マーケットは半年先、一年先を見ています。半年先、一年先に日本のファンダメンタルズを見た時に売られて当然と思うかもしれませんが、それでは遅過ぎます。今を見ていれば幸福感に包まれるはずのマーケットも一年先を見れば消えゆく運命に見えるという事です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2019年2月
« 1月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728  
ページ上部へ戻る