出島式投資ワールド(10月29日推奨銘柄)

20181029

(5301)東海カーボン

四季報によると、電炉向け黒鉛電極は市況が一段上昇。数量増と売価アップで利益増大。タイヤ向けのカーボンブラック好調。半導体や太陽電池向けのファインカーボンも続伸。19年12月期も黒鉛電極が順調。買収効果も寄与。前期の段階取得差益の特益ない。 米国のカーボンブラックメーカーを341億円で買収。18年度設備投資計画は170億円(当初87億円)に引き上げ。

8月7日発表時点、2018年12月期本決算予想は、2017年12月期比で営業利益+544.3%の740億円、経常利益+462.3%の745億円の増収・増益の見通し。5月28日時点の予想を上方修正。
・炭素製品大手でタイヤ用カーボンブラック国内トップ
・中国で黒鉛電極の需給逼迫で市況急回復
・8月7日の決算時に業績の上方修正発表

長い安値圏でのもみあいのあと2016年8月3日の236円を底値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2017年4月17日の438円の安値から、やや角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)の中で、今年の6月4日に2373円まで上昇し、高値圏で2000円をはさんだもみあいのあと、10月2日に2353円の2番天井をつけて、日本株の大幅下落につれ安し大きく下げています。現時点では業績に問題はないため下げすぎのリバウンド狙いとなります。

売買ゾーン 利食いゾーン 損切り
①1500~1600円
②1350~1500円
①の場合1800~2000円
②の場合1700~1800円
チャート上は4月13日の1295円を終値で切ると損切りとなります
テクニカルワールドによる全体相場見通し
10/29(月)日経平均株価は▼34円の21149円で終了。今日は反発して始まり上げ幅は一時280円を超えましたが、依然株式市場を取り巻く情勢への警戒は根強く、買い一巡後は戻り売りに押されて上げ幅を縮め、終って見れば小幅安で3日続落。依然もう一段の下振れリスクは残るものの、騰落レシオは71%まで低下し、一旦反発に転じる時期は近いと言う状況、しかし今のムードでは反発に転じるには何か好材料のキッカケが不可欠と言う感じです。この先もう一段の急落も有り得れば、急反発も有り得る、暫くは投機性の強い展開が続きそうです。安全重視なら値動きが落ち着くまでは休み、リスクを取る場合ももう一段大きく下げれば買えるような安値待ち伏せスタンスが賢明です。
一言メッセージ
■■ 今週は、基本は米株式、為替の動きをみるところ ■■

<先週は、上海株安、米株安を受け、22000~23000円のレンジを下放れし、一時21000円割れ>
先週は、22200円水準を安値に、外部環境が悪化しなければ戻りを試す可能性もあるとしました。 前週末は終値22532円で200日移動平均線を上回っていることで、ここを守れるようだと日米の好決算が続けば戻りが期待できるとしました。一方で米中貿易問題、サウジアラビア問題などは警戒感が続くことになり、きっかけ次第では株価は下落し大きな上下動が繰り返されることになるともしました。
結果的には、米中貿易摩擦の警戒感から上海株式が大幅下落となり、それにつれてNYダウも下落し、日経平均は23日(火)に▼604円の22010円となって柴田罫線で売転換が出現しました。翌日は△80円と反発するものの25日(木)は急反落となり、▼822円の21268円まで下げました。さらに週末は、前日の米株式が△401ドルの24984ドルと大幅反発したことで、寄り付きこそ高かったものの、上海株式が下落すると連動し、一時21000円を割り込み、終値は▼84円の21184円で引けました。 上海株式の大幅安にNYダウが連動し、日経平均も22000~23000円のレンジを下に約1000円下げる予想外の下落となりました。

10月22日(月)は、前場は前週末のアメリカ市場でハイテク株が売られたことで日経平均も▼157円の22374円と売り先行で始まり、一時▼260円の22271円まで下げました。しかし、後場になると上海株式が上昇したことでプラスに浮上し、円が弱含んだこともあり△82円の22614円でひけました。 23日(火)は、前日のアメリカ市場でNYダウが下落したことで▼210円の22404円で始まり、その後は上海株式が反落となったことを嫌気し、一時▼621円の21993円まで下げ、終値は▼604円の22010円となり、柴田罫線で売転換となりました。 24日(水)は前日の下げすぎから△81円の22091円と反発しました。 25日(木)になると、前日のアメリカ市場でフィラデルフィア半導体指数が大幅下落となり、ハイテク株を中心に景気敏感株が急落(NYダウ▼608ドル、ナスダック▼329P)し、これを受けて日経平均は全面安となり、▼822円の21268円で引けました。さらに週末の26日(金)は、前日のアメリカ株式が3指標そろって大幅高となりましたが、これを受けて前場こそ△207円の21476円まで上昇するものの、時間外での米株先物の下落と上海株式の下落を受け、マイナスに転じて、一時▼296円の20971円と21000円を割り込み終値は▼84円の21184円で引けました。

26日(金)のアメリカ市場では、前日のアマゾンの決算が予想に届かず失望感となり、つれて主力株に業績のピーク感が強まり、景気敏感株中心に売られて、一時▼539ドルの24445ドルまで下げました。終値では、やや下げ幅を縮小し、▼296ドルの24688ドルでした。株価の大幅下落からリスク回避の円買いとなって一時、1ドル=111.38円まで下げ、引け値は111.89円でした、シカゴの日経先物は20795円まで売られましたが引け値は△20円の21250円でした。

<今週は、基本は米株式、為替の動きをみるところ>
今週は、先週末の安値20971円を目先の底として、短期のリバウンドに入るのか、それとも再びNYダウの下落を受けて下値模索となって3月26日の今年の安値20347円を下値のメドとするような動きとなるのか注目することになります。テクニカル的には指数の多くが売られすぎの水準となっていますので、リバウンドを期待するところですが、今の相場はトランプ大統領になって以来、予想がつかない言動で世界経済が混乱しており、テクニカル分析も効かないような状況です。そうはいっても10月2日の24448円の年初来高値から先週末の終値21184円まで3200円強の下落となり、25日移動平均線の下方乖離率8%強、カラ売り比率も高水準で明らかに売られすぎとなっています。ただし、反発するにしても11月6日の米中間選挙、7日~8日のFOMC、9日のSQをみてからということになれば、日柄調整となって下値固めも想定されるところです。このような相場は、どちらかにかけるのではなく様子を見て方向性がでてから投資を考えるところです。米中貿易摩擦、サウジアラビア問題、上海株式の動向、イギリスの離脱問題、イタリアの国家予算の問題など成り行きをみる意外にありません。

本日10月29日(月)は、先週末のNYダウの大幅下落にも関わらず、△139円の21323円で寄り付きましたが、徐々に上げ幅を縮小しながら、前引けは▼19円の21165円とマイナスで引けました。後場も軟調な展開となり21300円を上値でジリジリと下げ、大引けは▼34円の21149円で引けました。

指標分析

日経平均10-29

先週の予測では、悪材料の取り巻く相場環境の中で、日本は手がかりとなるものは決算発表しかなく、決算内容が良ければ下支えになるものの上値は限定的で22000~23000円の中での上下動を想定しました。

結果的には、上値は限定的で上海株安、アメリカ株安に連動し、下値を試す展開となりました。10月23日(火)は上海株式の大幅安、アメリカ株安を受けて、一時22000円を切って▼621円の21993円まで下げ、終値では▼604円の22010円となりました。翌日は一服するも10月25日(木)には、アメリカ株安を受け▼822円の21268円と急反落し、週末は一時▼295円の20971円と21000円を割り込み、終値は▼84円の21184円となりました。柴田罫線では10月23日に22010円で売転換が出現し下放れとなりました。

今週は、先週に引き続き、米国株式と米国経済動向を見極めながら、21000~21500円を基本レンジとする動きとなりそうです。チャート的には先週の10月26日の20971円で底打ちと確認できれば戻りを試すことになりますが、米中貿易摩擦やサウジアラビア問題からの中東情勢不安から、NYダウが大きく下落すれば、日経平均も今年の安値3月26日の20347円が下値メドの見方がでてきます。海外情勢が落ち着けば短期のリバウンドを入れて落ち着きどころを探すことになります。

NYダウ10-29

先週も相場環境は、米中貿易問題、イギリスのEU離脱問題、イタリアの来年度予算の問題、サウジアラビア問題などリスク要因が増加しているとしました。しかし、7-9月期の決算のピークを迎え好決算が続けば相場は目先持ち直す可能性もあるとしました。

結果的には、週半ばまで米中貿易懸念を警戒して上海株式が大幅安となり、キャタピラー、3Mなどの決算が嫌気され3日連続安となり、特に10月24日(水)はハイテク株のピーク感が台頭し、▼608ドルの24583ドルの大幅下落となりました。翌日の10月25日(木)は、3日間の大幅安の押し目買いと、好決算を受け△401ドルの24984ドルと反発するものの、週末の10月26日(金)はアマゾンの決算の失望売りから景気敏感株が売られ▼296ドルの24688ドルと反落して引けました。

今週も、7-9月期決算発表に注目となります。先週は注目されたGDPの速報値は予想を上回ったものの上海株安や主力株の決算でキャタピラーのように失望売りするものもみられ、マチマチの動きとなったことでアメリカの景気の先行き不安が台頭しました。その流れを引き継いで今週の決算に注目が集まることになります。チャートをみると24500ドル水準のフシで止まっており、この水準を守ればいったん反発するところです。守れなければ24000ドルが次の下値のフシとなります。

為替10-29

 先週の予測では、FRBによる利上げ方針に変化がなければドルが買われる方向にあるものの、長期金利の上昇が抑えられれば円は売られやすくなるとし、26日発表の7-9月期のGDPの内容次第としました。

結果的には、中国株の乱高下に米株も巻き込まれ、日経平均も急落してリスク回避の円買いとなりました。週始めは、中国の個人を対象とした課税控除の草案を公表したことを好感し上海株が上昇、日経平均も反発して112.89円までの円安となりました。その後は中国経済の先行き懸念や米国の企業業績悪化懸念で株価は乱高下となり、週末は1ドル=111.38円まで売られ、引け値は111.89円でした。

今週は、株式市場の調整が続けばリスク回避の円買いが継続するが、他の通貨でもドル売りが進めばクロス円は下げ渋ることになります。又、株式市場の調整が続けば利上げ継続への思惑がでてドル買いが強まることになります。111.00~113.00円のレンジを想定。

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