週トレ短期売買(10月23日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

10/23(火)日経平均株価は▼604円の22010円で終了。昨夜の米国市場はNYダウは下落して反落、ナスダック指数は上昇して4日ぶりに反発と高安まちまちの展開に。中国株の上昇を受けて買い先行で始まった昨夜の米国市場でしたが、欧州銀行株安を受けて米国市場でも金融株が売られ、サウジの増産懸念から原油先物相場が下落して石油株も売られる展開でNYダウも下げ幅を拡大。一方、半導体のインテルが投資判断引き上げを受けて買われ、アマゾンやフェイスブックも買われるなど、ナスダック指数は上昇。全体を見れば決算発表や日々出て来る材料によって個別物色が中心と言う米国市場、11/6の中間選挙を通過するまでは手がけ難いと言うムードも有り、暫くは上げ下げを繰り返すボックス相場的な値動きが続きそうな感じもします。昨日は中国株の上昇を受けて売り一巡後に上昇に転じた日経平均ですが、今日は寄り付きから売り優勢の始まりで日経平均も急反落。円相場に大きな動きは無いものの、24時間取引の米株先物が下落している事から日経平均も一段安で下げ幅を拡大。後場も中国株が下げ幅を広げた事から日本市場も売りが一段と強まり日経平均も一段安に、決算発表本格化を控えて買い見送りムードが強い事も下げ幅を大きくした感じです。しかしここ数日の日経平均の値動きを見ていると、先物主導の展開で上下に振れていると言う状況ですので、今日は下げていても、明日は急反発するかも知れず、投機筋主導の展開では日々上下どちらに振れるかも、その日にならなければわからないと言う一面も有ります。米中貿易戦争に加えて米ロ関係の悪化、サウジアラビア情勢の不透明感、さらには中国企業へのリクシルのイタリア子会社売却が米国に認められず破談になるなど、米中貿易戦争がM&Aにも影響して来た事も警戒されています。今日の日経平均の下落の背景にも幾つかの要因が複合的に絡んでいると思われますが、これまでにも何度も述べて来たように円相場には大きな動きは有りません。簡潔に言えば、円高が進まない中での株安に対してはさほど警戒する必要は有りませんが、依然乱高下を繰り返す展開が続いている株式市場です、悲観する必要は無いものの、もう暫くは慎重なスタンスで対応して行くのが堅実、と言う状況だと思います。これまでにも述べて来た事ですが11/6の米中間選挙の結果が株式市場のひとつの転機になる可能性は有ると思います。米国の対中強硬姿勢は変らずとも、米中間選挙が終れば、ある程度は現実的な対中政策に戻る可能性は有ると思います。対ロシアに対しても同じ事が言えると思います、今は中間選挙で勝利する事だけを考えている感じのトランプ政権ですが、選挙が終われば政策スタンスもがらりと変る可能性も視野に入れておく方が良いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

依然不安定さが残る株式市場です、昨日までの底堅さからは今日の大幅下落は想定外ですが、悪材料が重なり、主要企業の決算発表を控えて買い見送りムードが強い事も売り仕掛けに拍車を掛けたと言う感じがします。しかし日本企業の業績面から見れば、日経平均は明らかに売られ過ぎ、短期的にはもう一段下落するかもしれませんが、先を見据えれば行き過ぎた安値は買いチャンスだと思います。明日以降の展開を見て、売られ過ぎ場面が来ればリバウンド狙いで買い推奨を考えたいと思います。

 

 

【明日の見通し】

再度投機的な動きが強まっています、投機筋の思惑1つで乱高下し易い状況ですので明日も上下どちらに振れるかは投機筋の売買次第です。しかし短期的に行き過ぎた動きが有っても、少し先を見据えれば妥当な水準に落ち着きます。

 

 

【投資アドバイス】

米中、米ロ関係の悪化、金利上昇による米企業業績の先行き懸念の浮上、サウジ情勢による中東情勢の混乱懸念、欧州政治不安、リクシルGのイタリア子会社の中国企業への売却に対米外国投資委員会が否認、今後のM&Aに悪影響が出るのでは?との心理も大きな売り材料に。昨日は大きく上昇した中国株でしたが今日は下落して反落、今夜米国では中国関連銘柄のキャタピラーの決算発表が有りますので、キャタピラーの決算悪を想定した投機筋の売り仕掛けの動きも強まったと言う感じです。米中間選挙の結果を意識した動きも有ると思います、選挙結果がどうなるのか?共和党、民主党のどちらが勝利するのか?米中間選挙の結果次第では、米政権の政策も大きく変わるかもしれません、それは先行き不透明感が意識される状況でも有り、不透明感を最も嫌う株式市場に取っては米中間選挙が近づいている事も売り材料になっていると思います。しかし日経平均の下げ幅は大きくなりましたが、新興市場など中小型のテーマ株や材料株などの株価下落は限定的。さほど売り込まれていると言う感じは無く、日経平均が大きく下落し、東証1部の主力銘柄も大きく下落していますので、追証発生による換金売りは有ったと思いますが、個々の銘柄を見る限りではさほど悲観が強まっているようには思いません。日経平均先物主導で売られ、日経平均に連動する銘柄の下げは大きくなっていますが、日経平均との連動性が無い銘柄は下げも限定的、現在保有している銘柄に関しては余り心配しなくても良いと思います。

ざっくりと言えば今日は悪材料が相次ぎ投機筋の売りが強まった、その様な展開だったと思います。日米共に今後主要企業の決算発表が本格化します、米中貿易戦争による悪影響が有るのか無いのか?有るとすればどの程度有るのか?その点に不透明感が有りますので、株式市場も悪材料には大きく反応しやすくなっています。仮に、米中貿易戦争の悪影響が余り無いと言う結果になれば株式市場も急反発に転じます、決算だけは発表されるまでは解りませんので、株式市場もまずは最悪を想定して動いていると言う感じです。株式市場がこのような状況になれば、目先の値動きに一喜一憂せずに、じっくりと先を見据えて対応して行くのがベストです。行き過ぎた下げになる時も有れば行き過ぎた上昇になる事も有るのが株式市場です、足元の米国経済も日本経済も良好、中国経済もさほど大きな落ち込みは無く今後は景気対策の効果も出て来ます。今日の日経平均の下げに関しては売られ過ぎだと思います、しかし現状では懸念材料山積で、この先懸念材料が1つずつ解決して行くのを待つしか有りません。先を見据えれば悲観する事は無いものの、引き続き慎重なスタンスは継続する、それが今の日本市場では最善の対応だと思います。明日以降もまずは保有銘柄の値動きを見守る事を主にし、そしてチャンスが有れば買い出動を考える、その様なスタンスで良いと思います。

 

 

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