週トレ短期売買(9月13日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

9/13(木)日経平均株価は△216円の22821円で終了。昨夜の米国市場はNYダウは上昇したもののナスダック指数は下落と高安まちまちの展開になりました。米政府が中国に対して今後数週間以内に通商問題で閣僚レベルの会合を開く事を提案しているとの報道を受けて株式市場も好感。しかし一方では2000億ドル相当の中国製品への追加関税発動に関しては依然先行き不透明な状況で、アメとムチをちらつかせながら交渉を続けていると言う状況に大きな変化は有りません。

本日の日本市場は小幅高で始まった後に先物主導で日経平均は大きく上昇、明日のメジャーSQを前にして、投機筋の買い仕掛けが日経平均を押し上げたと言う展開。明日のメジャーSQで想定よりも買いが多く、SQ値が切り上がるとの思惑から売り方の買い戻しに加えて買い方の攻勢が一段と強まったと言う展開です。今週は週末にメジャーSQを控えている事から日々投機筋の動き次第と言う相場でしたが、実質的にはSQに向けた攻防も今日が最終日ですので、買い方優勢のまま明日のメジャーSQを迎えそうな情勢です。しかしメジャーSQ要因の売買も明日で終わりです、明日の寄り付きでメジャーSQを通過した後は年末に向けて新たなポジションを作る動きが始まりますので、今日の日経平均の上昇も一時的なものと見ておく方が賢明です。明日のメジャーSQを通過して、来週になれば又別の相場が始まる、その様に考えておく方が良いと思います。

米中通商交渉再開報道は日本市場にとっても好材料になりますが、しかし一方では依然2000億ドル相当の中国製品への追加関税発動の可能性は残しており、昨夜の米報道だけでは楽観は出来ません。米中情勢に関しては引き続き一寸先は闇、どのように展開して行くかは依然不透明感が有ります。11月の米中間選挙に向けて、予備選挙が活発化している米国ですが、現時点での見通しとしては民主党が上下両院で過半数を取るのではないかと見られています。ざっくりと言えば中間選挙は民主党が優勢に進めている、その様な状況です。仮に民主党が上下両院で過半数を取れば、トランプ政権はレームダック化し、政策の多くは停滞、何も決まらないと言う政治状況になります。当然米中貿易戦争も終了せざるを得ず、米通商政策や外交政策が劇的に変化すると言う可能性が出て来ます。選挙だけは蓋を開けてみるまでは解らないと良く言われますが、共和党敗北、トランプ政権のレームダック化も視野に入れながら対応して行く必要が有ると思います。今日の日経平均の上昇もメジャーSQ要因の一過性の上昇です、明日に繋がるものでは有りません。引き続き目先の上昇で強気にならず、仮に明日も一段高になるようならカラ売りを考えたいと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米通商政策を巡る先行き不透明感から株式市場もレンジ相場の中で上げ下げを繰り返すと言う展開が続いています。米中情勢に大きな変化が無ければ当面レンジ相場が継続、ざっくりと言えば23000円~22000円のゾーンでの値動きが続きそうです。9/21には2回目の日米貿易協議が行われます、対日貿易赤字の削減の為に強い要求をして来るのでは?との見方も有ります。暫くは米通商政策に一喜一憂する展開が続きそうな株式市場です。

 

 

【明日の見通し】

メジャーSQも明日の寄り付きで通過しますので、その後の展開に注目です。明日の終値がSQ値よりも下なら来週は弱い展開、SQ値よりも上なら来週は強い展開、基本的にはその様な見方になります。

 

 

【投資アドバイス】

米政府が中国に対して通商協議の再開を提案しているとの報道を受けて今日の日本市場も好感。しかし本質としては、米中通商交渉再開報道を材料に投機筋の買い仕掛けが日経平均を押し上げたと言う事だと思います。明日のメジャーSQに向けて、今日は実質的には売り方と買い方の攻防の最終日です、そのタイミングで好材料が出た事から売り方の買戻しが強まり、同時に買い方が攻勢を強めた結果日経平均も大きく上昇。ざっくりと言えばSQ要因の需給が崩れた事から日経平均も上に振れた、その様な感じです。米中貿易戦争が終るのなら大歓迎ですが、残念ながら現時点ではそこまでの期待は持てず、あくまでも定期的のような通商交渉が再度始まるだけだと思います。2000億ドル相当の中国製品への追加関税発動の可能性は残しながらの交渉再開ではまだまだ安心は出来ません。

明日のメジャーSQに向けては、ある程度上下に振れる展開は想定内の事です、そして23000円~22000円のゾーンの中での値動きであれば大局的に見ればレンジ相場の域を出るものでは有りません。好材料が続けばレンジ相場の上に、悪材料が続けばレンジ相場の下に、先週末には22172円まで下落してレンジ相場の下に向かい、今週はレンジ相場の上に、単に上下に振れているだけの日経平均です。先々上下どちらにブレイクするのか?それを決めるのは米中貿易戦争の行方になります。

何度も繰り返しになりますが、米中貿易戦争が終るなら株価は上昇、一段と貿易戦争が激化するなら株価は下落、単純に言えばこれが基本です。一時的には上下に振れる場面は有っても、それは日々出て来る材料によって投機筋が動かしているだけの事です。本質的には安定した政治状況や安定した経済状況が有ってこそ株価も上昇出来ます、政治的、経済的に、米中が対立している状況では、安心して投資をする事も出来ません。世界の大きな資金を動かしている機関投資家にすればそれが本音です、もう暫くは目先の上昇で強気にならず、逆に下落が続いても弱気にならず、その様な発想が必要です。

米国ではトランプ政権の関税政策に対して反対を表明する各種業界団体が増えているようです。ロビー活動を強めて、共和党内で賛同してくれる議員を増やす為に今後テレビやネットを使って活動して行くとの事です。仮にその様な動きが広がりを見せれば、中間選挙にも共和党にとってはマイナスになりますので、このような動きが広がるようなら米通商政策にも先々変化が出て来るかもしれません。米政府の追加関税政策によってじわりと米企業に悪影響が広がりつつあるのではないかと思います。もう暫く状況の推移を見守る必要が有りますが、関税政策が米経済に悪影響を及ぼし始めれば株式市場にとっても要注意と言う事になって来ます。

 

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