週トレ短期売買(9月12日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

9/12(水)日経平均株価は▼60円の22604円で終了。昨夜の米国市場は、開始直後は米中貿易摩擦への懸念や中国株の下落、半導体需給の悪化観測から半導体関連株が売られるなどNYダウ、ナスダック指数共に下げ幅を拡大する展開でしたが売り一巡後は反発に転じて上げ幅を拡大する展開に。新製品発表を控えたアップルが期待先行で上昇し、原油高でエネルギー関連株も上昇、出荷台数が大幅に伸びたボーイングも買われ、ハリケーン通過後の復興需要期待からホームデポも上昇。大局的には米通商政策を巡る警戒は有るものの、昨夜の米国市場は好材料が出た個別銘柄を物色する動きで、結果的には指数も上昇すると言う展開でした。

昨夜の米国株上昇を受けて始まった今日の日本市場でしたが、寄り付きは小高く始まったものの、買い一巡後は売りが強まり下げ幅を拡大。昨日の上昇も週末のメジャーSQに向けての投機的な買い仕掛けと言う感じでしたので今日は昨日の修正と言う感じで売りに押されています。特段大きな材料はなく、SQに向けての売り方と買い方の攻防と言うのが今の日本市場の現実。週末のメジャーSQを通過するまでは日々上下どちらに振れるかは始まって見なければ解らない、投機筋の思惑次第と言う展開になります。

第2回の日米通商協議が来週末の21日で調整を進めているとの報道も有ります。対日貿易赤字削減の為に、強い要求が出て来るのでは?との警戒もあり、投資家心理にはマイナスに影響しそうな感じです。週末のメジャーSQに向けて、攻防の中心は日経平均22500円になります、この先出て来る材料や一時的な需給の傾きで上下に振れるとすれば想定される価格変動レンジは22750円~22250円。

日経平均に関しては米中貿易戦争に大きな動きが無い限りは23000円~22000円のレンジでの値動きが続くと思います。個々の銘柄に関しては出て来る固有の材料次第ですが、9月中間決算に関する上方修正などは有るとしてももう少し先になりますので手掛かり材料がないと言う状況が暫くは続きます。しかしいずれは業績に見合う株価に収斂すると言うのが自然の摂理です、今は明らかに売られ過ぎと言う銘柄が多く、言い換えれば安値買いの好機とも言えますが、しかし米通商政策の不透明感を考えれば割安感は有っても買い難い、その様な状況だと思います。資金的に余裕が有れば、年末辺りを視野に入れて、好業績割安銘柄を少しずつ買い下がり、先々の上昇を待つと言う投資が今はベストと言う感じもしますが、相場の転機を狙ってピンポイントで安値買いを狙うならその時期はまだ少し先になると思います。閉塞感強く、膠着した展開が続く株式市場ですが、米通商政策の不透明感が晴れるまではそれも致し方有りません。

 

 

【当面の相場展望】

米通商政策を巡る先行き不透明感から株式市場もレンジ相場の中で上げ下げを繰り返すと言う展開が続いています。テクニカル面では再度25・75・200日移動平均線を上回って来た日経平均ですが、今週は週末にメジャーSQも控えていますので、どちらかと言えばテクニカルよりも需給優先の環境。投機筋の動向によって日経平均も上下に振れる、その様な展開になりそうです。引き続き2000億ドル相当の中国製品に対して追加関税を発動するのか?に注目、一寸先は闇と言う相場状況にさほど変りは有りません。

 

 

【明日の見通し】

今夜の米国株動向と円相場の動向、そしてトランプ大統領の新たな発言が有るのかどうか?明日の日本市場の動向も明日になって見なければ解らない、極端に言えばその様な相場状況です。上下どちらに振れてもおかしくは有りません。

 

 

【投資アドバイス】

昨日の上昇の反動から今日は11時10分には22522円まで下げ幅を拡大。しかし売り一巡後は下げ渋り、その後はジリジリと下げ幅を縮めて終るなど、売り方と買い方の攻防も22500円を意識していると言う感じの展開。今日は特に目新しい材料も無く、昨日はSQに向けての買い仕掛けで上昇、今日はその反動安のような感じで、投機筋の売買で上下に振れているだけと言う相場です。今日は円相場は111円台の半ばで特に手掛かり材料にはならず、中国株も小幅安でこちらも特に材料視はされず。材料が出た銘柄を個別に物色する動きは有るものの、その多くは消去法的に一時的に短期資金を集めているだけですので持続性は期待出来ず。ざっくりと言えば今は無理に参加する必要はなし、小さな利益を狙う為に、大きなリスクを取るような相場環境ですので、様子見に徹する方が賢明です。

今日は日経平均は60円安ですが、個々の銘柄を見ると下げる銘柄が目立ち、ポジション解消売りがかなり出ているような感じを受けます。先物を買う事で日経平均の見栄えだけは良くしながら、個別銘柄は売っている、そんな感じです。この先上下どちらに振れるかは今後出て来る材料とメジャーSQに向けての投機筋の思惑次第ですが、今のところは買い材料はほとんど無く、警戒材料は多いと言う状況ですので、妥当に考えれば上よりも下を警戒して対応して行く方が無難です。しかしそれも短期的な見通しで、大局的に見ればレンジ相場と言うのが今の日本市場の現実です。先々このレンジ相場が終わるとすれば米中貿易戦争に新たな動きが出て来た時になると思います。

これまでにも繰り返し述べて来た事ですが、米中貿易戦争が終わりとなれば当然株式市場は大きく上昇します。これまでに溜まったエネルギーが爆発するように一気に24000円台までは上昇するのではないかと思います。しかし逆に米中貿易戦争が一段と激化し、世界経済への悪影響が避けられないと言うような状況になれば、株式市場も大きく下落、状況次第ですが3月安値の20347円に近づくような展開も有るかもしれません。今は底堅く推移していても、この先米中情勢がどうなるかで、相場状況も急変しますので、米中情勢を見極めるまでは安易には動く事は出来ません。

又、トランプ大統領の事ですので、ある日突然米中貿易戦争が終ると言う可能性もゼロとは言えず、簡潔に言えば買いも出来ず、カラ売りも出来ず、その様な状況になります。売りも買いも手がけ難いとなれば、日計りの短期売買でレンジ相場を想定して売買を繰り返すと言う投資家が多数となり、今のように日々上下どちらに振れるかわからないと言う相場になってしまいます。しかし夜明けを迎えない夜は無いのと同じで、いずれ相場環境が好転する時期は必ず訪れます。もう暫くは我慢の局面と考え、引き続き安値買いのチャンスを待ち続けると言う投資スタンスが最善だと思います。

 

 

 

 

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