週トレ短期売買(9月7日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

9/7(金)日経平均株価は▼180円の22307円で終了。昨夜の米国市場は小幅に上昇して続伸となりましたが、ハイテク株が多いナスダック指数は下落して3日続落。半導体市況の悪化見通しを示したマイクロン・テクノロジーが売られ、他の半導体関連株にも売りが強まると言う展開に。一方下院共和党が所得税減税の恒久化法案を作成しているとの報道を受けて消費関連銘柄が買われてNYダウは上昇。カナダとのNAFTA再交渉や2000億ドル相当の中国製品への追加関税発動に対する警戒は有るものの個別物色の動きに対してはさほど悪影響は見えないと言う米国市場です。

米国市場で半導体関連株が売られた流れを引き継ぎ、今日の日本市場でも半導体関連株が下落、日経平均を押し下げると言う格好になっています。加えて円相場が110円台半ばまで円高が進んでおり、円高進行も日経平均には大きなマイナス要因。円高に振れた原因は、トランプ大統領がWSJコラムニストのインタビューに対して、先々日本に対して貿易赤字削減の厳しい要求を突きつけるような内容の話をした事が原因。今後の日米貿易協議への警戒が強まり、自動車を筆頭に米国向け輸出に関して何らかの規制や制裁関税発動などが打ち出されるのではないかとの警戒が強まっています。いつ何が出て来るかわからないトランプ発言、2000億ドル相当の中国製品に対する追加関税発動の有無、カナダとのNAFTA再交渉の行方、今夜の米8月雇用統計の発表。来週末の14日はメジャーSQですので、今後の情勢次第では投機的な売買も強まり易く、一時的な波乱の可能性もないとは言い切れません。

しかし悲観する必要は無く、このような局面においては、じっくりと状況を見極めながら、1つずつ結果を確認しながら冷静に対応して行けば何も問題は有りません。又、仮に一時的に大きく下げるような場面が有ればそこは絶好の安値買いのチャンスになりますので、波乱が有ればチャンスと言う感じで見て行けば良いと思います。来週末のメジャーSQに向けて波乱無く推移して行けばそれはそれで良いと思います、不確実性が高く、不透明な要因が多々有る現状ですので、それぞれの要因が好悪どちらの目が出るかによって当然株式市場の値動きも違って来ます。波乱の展開になるのは全てが悪い結果になった時、逆に全てが良い結果になった時には良い意味での波乱、つまり株価急上昇と言う結果も可能性としてはゼロでは有りません。

このような状況においては、何もしないで状況の推移を見守ると言う待ちのスタンスがやはり最善です。一か八かのバクチはする必要は無く、下振れすればどうする?上振れすればどうする?株価が上下に振れた時に何をするかを決めた上で待つと言うスタンスが最善だと思います。投資スタンスとしてはただ1つ、大きく下げれば先を見据えて安値買いを考える、ただそれだけです。当面は安値買いのチャンスを待ち続ける、それが結果的には大きな利益に繋がると思います。

 

 

 

【当面の相場展望】

2000億ドル相当の中国製品に対して追加関税を発動するのか?この週末にも動きが有るのでは無いかと思います。仮に発動すれば当然中国も報復措置を取りますので貿易戦争は一段と激化と言う事になります。更に日本に対しても貿易赤字の削減を求めるとの発言も出ており、今後の推移を注意深く見ていかなければなりません。引き続き一寸先は闇、その様な相場状況だと思います。

 

 

【週明けの見通し】

米国とカナダのNAFTA再交渉の結果? 2000億ドル相当の中国製品に追加関税を発動するのか?当面は米通商政策の結果次第になります。この週末にも結果が明らかになれば、週明けはその結果を受けての展開になります。

 

 

【投資アドバイス】

後場開始直後には22172円まで下げ幅を広げた日経平均でしたが、その後は日銀によるETF買いが入り下げ幅を縮めて終了。6日にも有るかも?と思われた中国製品への追加関税発動は今のところは無く、引き続き警戒が続くと言う状況です。どうなるかわからないと言う不透明な状況が続く事を株式市場は最も嫌がりますので、警戒が続くと言う状況自体が株式市場にとっては売り材料になります。

又交渉が続いているカナダとのNAFTA再交渉も、一部の分野でなかなか折り合いがつかないようで、引き続き協議が続くようです。米通商政策を巡る中国とカナダとの動向が引き続き注目されますが、この週末にも何らかの動きが有りそうな感じがします。良い結果になるのか?悪い結果になるのか?は何とも言えませんが、良くも悪くも結果が出る方が、どうなるかわからないと言う状況が長く続くよりは株式市場にとっては良いと思います。悪い結果ならそれなりに株価に織り込みその後は先を見た新たな動きが出て来ます、良い結果であれば閉塞した状況が一気に打破され、投資家心理も急改善します。現状では良い結果は余り期待出来ませんが、悪い結果でもこれまで述べて来たように、先を見据えるなら絶好の安値買いのチャンスになると思います。

そう言う意味では米通商政策を巡る結果にも過度に反応する必要は有りません、今日で日経平均は6日続落ですが、仮にこの下落が米通商政策の悪い結果を先に織り込んでいるとするなら、悪材料が出れば材料出尽くし、株価も反発に転じると言う可能性もない訳では有りません。来週末のメジャーSQに向けた投機的な動きも加わる時期ですので、日々の値動きに関しては多少荒い値動きになる可能性も有りますが、来週の投資スタンスとしては、下げ過ぎ場面が有れば安値買いで対応する、その様な考えに変わりは有りません。米国市場の株価のパターンとしては例年9月のパフォーマンスは悪いと言う傾向が有ります。簡単に言えば9月の米国市場は弱含み、下げるケースが多いと言う事です。

日本市場も例外ではなく、9月は企業の中間決算が意識されて買いが入り難い傾向が有ります。しかし今年の場合は日本企業の足元の業績は良く、中間決算では多くの企業で上方修正が相次ぐのでは?と見られています。しかし中間決算の発表は10月の後半から11月半ばにかけて本格化しますので業績評価の見直し買いが強まるのは10月の後半ぐらいからになります。業績に問題なし、円相場にも問題なし、米中貿易戦争もいずれ解決すると言う、見通しを持っている投資家などは、9月に安値が有れば先を見据えて買って来ると思います。米通商政策やメジャーSQを考えると来週が安値買いの局面になる可能性は大いに有ると思います。ぼちぼち心の準備を進めて、来週に大きな下げが有れば順次買いを実行して行く、その様な投資スタンスで良いと思います。但し、安値が無ければ買い出動の時期も少し先に伸びます。

8/30にカラ売り推奨をしたKDDIですが、待ち伏せ価格への上昇無くカラ売りは出来ず、推奨は一旦取り消します。

 

 

 

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