出島先物ワールド(6月23日推奨)

日経先物150623

寄り前情報
昨日の米国市場は反発しました。ギリシア支援合意期待から欧州市場が大幅高となった事が好感されました。当欄の更新を休ませて頂いている間調整し、下方向のエネルギーを出し切って反転すると絶好の押し目買いになると思われたのですが、やはりサポートを意識した買いが入った事とその間の海外市場が堅調だった事からあまり下がりませんでした。まず以前からこの調整は20000円の大台がサポートにはならないと申し上げ、最初の攻防ポイントは19840円のサポートと書いてきました。18日に20000円の大台を割り込み、夜間取引では19870円まで下落しました。しかし19840円のサポートは意識されていましたので買いが入り下げ止まりました。その後米国市場の大幅高等からCMEが20000円台に戻して引けていましたので19日は高寄りしました。しかし上値は重く18日の高値には届かず孕み足となりました。そして先週末の米国市場は下落したのですが、ギリシア問題の進展によって日本市場は大幅上昇となりました。ここまでの展開を纏めると19840円のサポートとの攻防レベルまでの下落はありましたがこのサポートは維持されて反転してきています。しかし変化日ではないポイントで反転していますので上値は重いままです。従って大局的には5月28日の変化日からの調整過程で直近のサポートまで下落して反転してきていますので、ここからは次の変化日までに20670円(28日の高値)を抜けるか否かを見るという事になります。
そのような前提で本日は、20150円(昨日の安値)以上で推移し上に方向性を出せば買いというのを基本スタンスとします。但し、上値が重い事を覚悟し利食い優先で臨み、ロスカットの設定は必須です。また仮にギャップアップするようであれば寄り付き後の押し目を待った方が良いでしょう。
売りは20450円(昨日の高値)を上回れば原則出来ません。上値は重いと思いますし、変化日の観点からも直近のレジスタンスに抑えられる可能性は高いと思いますが売りは次の変化日まで待った方が良いと思います。

基本トレード  リスクトレード 
価格帯 本日の中心レンジ 20150~20670
売買ポイント 売ポイント なし
買ポイント 20200~20150  ロスカット 20120

大引け情報
本日は20540円とギャップアップして寄り付き、20520円ワンタッチで切り返しそのまま上に方向性を出しました。レジスタンスを1本ずつクリアしていき、目先の重要レジスタンスをも抜き20830円まで上昇しそのまま高値引けとなりました。
メディア等では、ギリシア支援の協議が進展した事を好感して買われ、年初来高値更新は2000年4月以来の高値水準と言っていました。何年ぶりの高値かどうかはさておき、年内日本市場が一段高していくためにはどうしても関門になるレジスタンスを漸く抜きました。相場に「たら・れば」はありませんが、今回の調整過程で20000円の大台を維持しようという作用がもう少し強く働いていたらこの水準までの上昇はなかったかもしれません。19840円のサポートレベルまでの調整があった事がむしろこの上昇を実現したと言って良いと思います。ただ残念な事は、出来れば一旦19840円を割れるレベルまでの調整があった方が下方向のエネルギーを出し切るという意味では良かったと思いますし、20000円直前で何度も恣意的な買い等が入った事で変化日に19840円レベルまで下げられなかった事です。紙面の都合上詳細な解説は控えますが、簡単に言えば完全には調整し切れていないという事です。それでも重要レジスタンスを抜いた事は評価できます。まだ大口がポジションを構築してくるのはこれからが本番でしょうから、一波乱や二波乱はあると思いますが、これで日本市場が一段高できる素地が整いました。米国市場やギリシア問題はもちろんですが、それらに注意が集中して観察が疎かになっているその他の諸問題(特に中国)に注意を払いながら押し目買いを考えて良い局面になったと思います。取り敢えず目先は次の変化日まで、そしてその後は調整具合を見ながらターゲットを定めていけば良いと思います。但し前述しましたようにまだ波乱はあると思っておいた方が良いと思います。次に19840円のサポートレベルまでの下落あればそこでは止まれない可能性が高いと思います。大口のプレイヤーのポジションの構築がある程度進むまではまだその可能性がゼロではありませんので過度な期待は禁物です。

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